日曜日、自走で飯能方面に行く予定だったのですが、まんまと寝坊。オッサンになると自然と早起きになるハズなんですが、低血圧のせいもあってか、朝はあいかわらず苦手。
で、ズルして飯能まで輪行ですわ。
自転車ひっくり返して、5分で輪行!ゴムでパチパチ固定して、上から袋を被せるだけ。
マルト(MARUTO) 車輪固定フック(3本)
[モンベル] コンパクトリンコウバッグ 1130424
マルトのゴムベルトと、モンベルのリンコウバッグの組み合わせの、最速輪行セットで出陣です!
オーストリッチ(OSTRICH) 輪行袋 [SL-100] ブラック 091281
長距離とか、特急に乗るときは縦型でコンパクト軽量の、オーストリッチSL-100。こちらを使います。
オーストリッチ(OSTRICH) 輪行アクセサリー [中締ベルト] 3本組
こちらも、フックを止めるだけの中締めベルトが付属しているので、ベルトを穴に通したりするタイプに較べて、梱包作業が楽!カチっとはめて絞るだけ。とはいえ、エンド金具を使う分だけ時間はかかります。
という訳で、最寄りの西武池袋線で一本なので、今回は、モンベルのサクサク輪行セットでお出かけ。
車椅子、ベビーカースペースの車両も把握してるので、スムーズに自転車を車内に置けます。
輪行というと大変そうと思っている方も多いと思いますが、慣れれば、サクサクですよ!でも、楽すぎてサボりグセもついちゃいそうですけどね。
さて、飯能から名栗川沿いに上流方面に登って行きます。
まずは、飯能のチャリカフェ!KIKIへ。バイクラック完備でサイクリストに優しいカフェ。
ん?バイクラックとサイクルラック、どちらの言い方が主流?
とにかく、お店の前に2つあったラックですが、今やサイクリストが増えたので、右手奥の駐車場にも1台。計3台のラックがあるので、グループ走行でも大丈夫。
こちらは、サイクリストには、スポーツドリンク(右)と、塩羊羹のサービスが。その他、「ボトルに水入れますか?」なんて聞いてくれたり。
さて、前回は、フレンチトーストを頂いたのですが、今回は、新名物の「坂登り丼」950円を。
甘辛く焼いた豚肉の丼なんですが、上に載っているだけでなく、ご飯の中程にも敷かれていて、2層になっています。
昨年、秋に寄った時には、まだサイクリストが少なかったですが、この日は、自分以外に、3人グループと、カップルが。全員サイクルジャージ!
3人組は萌えキャラがプリントされた痛ジャージの方だったのですが、どうやらヤマノススメ好きのアニヲタらしいです。(痛車みたいに、痛ジャージっていうの?そもそも)飯能が舞台のアニメなんですよね。観たことないですが、ちょっとこの辺を走るなら見ておいた方がいいですかね?
■CAFE・KIKI
■埼玉県飯能市上赤工15-5
■営業:10:30〜19:00
■定休日:火曜
■場所はこのへん
■お店のブログ
アニメの聖地巡りが、町おこしになるというのは有名ですが、飯能市でも、「ヤマノススメ舞台探訪マップ」を作って配布中。いろいろグッズ作ったりコラボしたりしてる訳ですよ。
もちろんアニメ客も観光的な資産になる訳ですが、飯能から名栗方面は、サイクリストも非常に多い訳です。
ヒルクライムの峠も沢山あるし、秩父へ抜ける山伏峠もある。激坂で最大勾配28%と言われる、子の権現(ねのごんげん)もある。本格的に登るなら、標高1,149mの有間峠もある。交通量も少なくて、走りやすいので、週末はサイクリストで溢れています。
そして、沿道には、サイクルラックを備えたカフェも。
・KIKI
・壺小屋
・ターニップ
・紗蔵
今、自転車ツーリズムで観光起こしをしている県、市町村が増えてますが、飯能は、これだけ要素があるけれど、自転車にはあまり力を入れていないみたい。
山を2つ挟んだ同じ埼玉県の越生市では、サイクルタウンを提唱し、道の駅ならぬ、自転車の駅のサイクリスト休憩所を作ったり、周辺のヒルクライムマップを制作して配布したり、お店が連携して、サイクルラックを設置したり、…と、着々とサイクルタウン構想が進められているのですが、飯能は、まだまだ自転車観光の宝の持ち腐れ。
そこで立ち上がったのが、カフェKIKIのマスターな訳です。
市に設置を要望しても、来年度の予算に組み入れ、執行してもらうにはあまりにも時間がかかりすぎる。その前に、市に自転車に対する理解をしてもらうにも、時間がかかる。だったら、私が寄贈しますから設置許可だけください!と、KIKIさんが始めたのが、バイクラックの寄贈。現在、3カ所あるそうで、それを見に行く事にしました。
まずは、下名栗諏訪神社そばの中西公共トイレ。カフェ月輪のすぐ近く。
このようにラックには、「寄贈CAFE KIKI」の文字が。以前、ここの公衆トイレ使った事があるから、これは嬉しいなあ。
そして、名栗を奥に進み、自転車乗りには、チェレステカラーで同じみ、パステルグリーンの建物、旧農協前の公衆トイレにも、バイクラックが!
ここはビアンキ乗りの聖地にしたいね。(笑)
この片側切り株スタイルの木製のラックで、デザインは統一されているようです。
そしてもう1カ所。有間ダムへの登り口。
こちらの公衆トイレにも、バイクラックが!
現在は、この3カ所なんですが、他にも設置計画があるそうです。で、その資金なんですが、お店のステッカー300円を買ってもらった中の50円を、ラックの資金に。そして、お店にバイクラックの設置募金箱もあるそうです。
実は、訪問時点で募金箱とか見逃してて、募金はまだです。KIKIさんでは、ブログでお店を紹介すると言うと、メニューから100円引きにしてくれます。その100円を募金してくれば良かった!次こそは!
僕が訪問した時、カップルの方は、有間ダムに登った後に、お店に寄って、子の権現の事を聞いていましたから、後々、越生のようなヒルクライムマップも欲しいですねえ。
そのうち、ヒルクライマー達の情報交換の場所になるんじゃないでしょうか?そして、その前に、名物の坂登り丼もね。
久々の有間ダム。ダムまでの坂道は、ガーミンでは12〜13%。ギア3枚残して登ったけれど、時速8㎞のノロノロ運転。今年に入ってヒルクライムしてないから、まだ調子出ない。青息吐息。
去年の秋、正面に見える有間峠を登った時、日没迫って、途中で断念。そこで、そのリベンジがしたいのだけど、今の調子じゃまだ無理だなあ。ヒルクラトレーニング、開始せねば。