竹寺ヒルクライム

バス

子の権現や竹寺への起点、中沢のバス停は1日4便しか止まらないのですが、
なんとその中の1便と遭遇する事に。
これって、ドクターイエローと遭遇する並に、貴重な体験なんじゃないでしょうか。
ちなみにお客さんは一人も乗っていませんでした。

分岐

竹寺と子の権現の分岐点。
飯能のラスボス、子の権現との戦いは置いといて、
まずは中ボス、竹寺を倒しに行く事に。

世間ではポケモンGOで、ポケモンとの戦いに夢中ですが、
こっちは、坂道と戦う、山頂へGO!
この辺が激坂が沢山出現する、スポットなのです。

仁田山

分岐を竹寺方面に左へと進むと、山肌にガードレールが。
あれは竹寺ではなく、前回登って来た仁田山峠への道です。
竹寺は、あれより厳しいと言われているので、
もっとキツい斜度を登らなければいけません。

2㎞

その仁田山峠への道と合流する所に、竹寺あと2㎞の看板が。
いよいよですな。
心の準備はOKです!

500m

ゆずの庄で出会ったサイクリストに、
「竹寺は、あと500mの看板が見えてからが一番キツいです」
と言われていたのですが、その看板が見えてきました。

いよいよ戦いの始まります。
入り口で、すでに10%オーバー。

激坂

つづら折りで、13〜14%に跳ね上がります。
もちろん、外側をゆっくり走って行きます。

あ、ちなみにここからは激坂なので、写真は帰りに撮ったものです。

激坂

上から見ると、短い距離でかなり登っているのがわかると思います。
このつづら折りの後が一番キツくて、
自分のガーミンで、14%〜15%がずっと続きました。

未舗装

激坂を登り切り、あと200m。
少し斜度がゆるくなります。
激坂を登ると、その後の斜度がゆるく感じる、激坂麻痺にかかりますが、
それでも10%ぐらいはあるんじゃないですかね。

ここからは未舗装区間のグラベル。
鋭利な意思の破片を拾ってパンクしないように気をつけながら、
慎重に進んでいきます。

山門

そして茅の輪をかたどった山門。
ここまでなんとか足つき無し!

やったー!竹寺GETだぜ!

正面の駐車場にバイクラックがあるので、
そこにロックして、竹寺をめぐる事に。

牛頭天王

本尊「牛頭天王(ごずてんのう)」を祀り敷地内に「薬師如来」もある、
東日本で唯一残る神仏習合のお寺。

明治時代に神仏習合の慣習を禁止する「神仏分離」が行われたのですが、
なぜかこの竹寺は、残されています。

ちなみに、牛頭天王のブロンズ像は、平成4年に設置されたもので
お腹に真実の口のような穴が開けられおり、
手を入れると、牛頭天王の男性自身を握れるように作られています。

僕も手を入れてみようかと思ったのですが、
穴からトカゲが顔を出していて、
守り神のようにこちらを見ていたので、やめときました。

茅の輪

お寺なのに鳥居があるのは、神仏習合の証。
他でも、お寺なのに鳥居がある場合は、かつて神仏習合していた事になります。

茅の輪をくぐって本殿へ。

トーテムポール

ちなみに本殿の脇に、焼け焦げたトーテムポールがあったのですが、
平成11年に本殿が火事で焼失した時に、まわりの木も焼け、
その残骸を利用して掘ったものだそうです。

景色

標高は490m。
晴れていれば新宿の高層ビル群まで見えます。
この日も見えたのですが、
コンデジのズームでは映像はとらえきれませんでした。

本殿

こちらの御利益は、疫病消除、除災招福、出世開運だそうです。
どうか、病気や災難に遭いませんように。

竹寺立体

残り500部分を立体で見ると、こんな感じです。
イメージしやすいかと。

竹寺

【↑フリー素材】
竹寺ヒルクライム立体図。
竹寺へ登った記事のブログやツイッターなどに自由にお使いください。

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ゆずの庄(飯能)

飯能

二週連続で飯能へ。
梅雨明けした途端、直射日光が刺すように暑いです。
そこで、山際の裏道を使って木陰を走る事にしました。
割岩橋を渡って対岸に。
この橋は車は通行出来ませんが、自転車はOKです。

飯能河原

下に見えるのは飯能河原。
この日は、まだ早い時間だったので人出は少ないですが、
ボチボチとバーベキューや水遊びをする人たちが集まってきていました。
飯能河原は、予約不要で、無料。
直火はダメですが、BBQセットなら火気使用可能。
しかも駅から徒歩15分。
…てな話を帰ってから西武線沿いの友人達にしたら、
8月にでもBBQやろうという事に。

飯能の駅前で自転車組み立てていると、
スイカだのお酒だの抱えた人たちが、徒歩で河原に向かうんですよね。
駅から徒歩15分で、この自然は穴場でしょ。

裏道

名栗に向かう県道70号線は、直射日光をもろに浴びるのですが、
入間川を挟んだ対岸を並行して走るこの裏道は、
木陰の中を走るので、空気がひんやり。
結構涼しいです。

名栗川

原市場のセブンイレブンの所を右折して、倉掛峠を目指します。
入間川の景色がのどかでいいですね。
この辺は観光というより地元の人々の川遊びの場所です。

倉掛峠

さて、原市場側からの倉掛峠。
ガーミンの斜度で10%オーバーの、時折14%。
でも距離が短いので、焦らずマイペースで。

山道

中藤方面へ。
こちらは平坦に見えますが、ゆるかやな登りです。

ゆずの庄

ほどなくして、今回の目的地の一つ、「ゆずの庄」へ。
これで、この付近一帯のサイクリスト御用達のお店は制覇でしょうか?
手打ちうどんのお店ですが、名水コーヒーとワッフルのセットもあります。

看板

ヒルクライマーにとってのボスキャラ、子の権現を控えるだけあって、
サイクルリストも多く、バイクラックも完備しています。

バイクラック

バイクラックはテラス席のすぐ脇にあります。
以前は別の場所だったのですが、自転車の盗難の話を聞いて、
だったら店内見えるところが安心ねと、この場所になったのだそうです。

この日の先客は、同じくRIDLEYのFENIX乗り。
2013年の限定カラーの黒×赤。
自分のも2013年限定のロットベリソルカラー。

庭

窓際の左手の席に座れば、直でバイクラックが見えます。

肉汁うどん

肉汁と、ゴマとどっちにしよう。
どっちも旨そうだ。

いただいたのは、迷ったあげく定番の肉汁うどん、730円。
腰があり歯ごたえのある、手打ちの武蔵野うどん。
固めの麺が自分好みだわー。
汁は少し辛めだけど、汗をかいているから塩分補給にちょうどいい。
ペロっと行ってしまいました。

コーヒー

これサービス!と女将さんがコーヒーを。

食後の一服をしながら、お隣のリドレー乗りの方に、
「どちらに行かれて来たんですか?」
と、訪ねると
「仁田山を登って、その後、竹寺も登って来ました」

「僕は今から竹寺なんです」
「ああ、残り500mの看板が見えてからがキツいですよ」

と、ヒルクライム談義。
そして、実は同じフェニックス乗りだと伝えると、
ツールドフランスのグライペルの話に。

「最後の最後に勝てて良かったですよね」

近所でも仕事場でも通じない、ロットのトレインとグライペルの話を
この山奥で熱く語り合う。
なんか不思議な感覚です。

その方も先週、仁田山を登り竹寺も行こうか迷い、パスしたので、
今週、竹寺リベンジだとか。
奇遇ですね。

人見知りのクセに、山に来ると、どうしてこんなに積極的に話しかけてるんだろう。
でも連絡先とか聞かないのもいいのかと思う。
「また、どこかの峠でお会いしましょう」
一期一会な感じで。

いろいろと親切にしていただいた女将さん。
帰りに、スタンプカードを貰ってほしいと懇願されました。
1か月以内に来店すると、100円引き。
スタンプが20個溜まると、好きなうどんがサービスに。

「それまでに潰れたらごめんなさいね」

と、ゆずの庄ギャグなんでしょうか?
いいキャラで話し好きの女将さんでした。

子の権現や竹寺を制覇した方!
ゆずの庄で、うどんいかがですか?

■ゆずの庄
■埼玉県飯能市大字南801
■営業:11:00~15:00
■定休日:火・水
(冬季はは、12月後半から3月頭まで冬休み)
場所はこのへん

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