カメラを止めるな

話題の映画カメラを止めるなを見てきました。
評判通り、非常に面白い映画でした。平日の夕方早めに仕事が終わったのですが、池袋のシネマロサはネット予約が出来ないので飛び込みで行ったのですが、8割ぐらいの入りでした。

最初の30分ぐらいは、「え?」評判が高くてハードル上げすぎたかな。昔の悪魔の毒々モンスター的な、C級ホラー映画的面白さか?…と思ったのですが、そこからの展開が面白い。声を出して、笑いました。

ネタばれしないように、色々言えませんが、ご本人がインタビューで答えている部分からピックアップ。三谷幸喜さんの、あの作品に似ているなあと思ったら、監督ご本人も、三谷作品を何度も見ているとインタビューで答えられていて、三谷作品同様に、伏線が張られ、その回収もよく出来ています。

久々にこの作品が観たくなって、DVDポチってしまいました。カメラを止めるな!に対し、幕を下ろすな。

この映画を見て思ったのは、小劇場のお芝居にも名作があり、この作品のように低予算で、映画化する手もあるんじゃないかと。大作にせず、小劇場の荒々しさ、勢いそのままに、B級映画的に、チャレンジしてみるのが良いなと思いました。

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チャオベッラチンクエッティ解散ライブ

豊洲ピット

豊洲PITで開催された、
チャオベッラチンクエッティの解散ライブに行ってきました。

元々はハロプロの研修生「ハロプロエッグ」出身で、つんく♂さんに選抜されて、THE ポッシボーというグループ名でデビュー。その後、改名して、チャオベッラチンクエッティに。今年で、結成12周年というアイドルグループです。

きっと、他のグループも羨ましがるだろうなと思える幸せなライブでした。
解散ライブを「幸せ」と表現すると、不思議に思う人も多いと思いますが、とにかく、やりきった感が凄かった。そして、ファンにスタッフに愛されている感が凄かったです。

僕も少し関わらせて頂きましたが、最後の最後にピークを持って来たいというメンバーの希望で、12年間溜めたエネルギーを最後にスパークさせました。解散ライブらしい泣きの演出や振り返りもなく、ホントにこれ解散ライブ?というぐらい、楽しくて素晴らしいライブでした。これが出来ちゃうのが、12年間で積み上げた実力なんだなあ。

そして、YahooのTOPニュースにもなっていましたが、最後の最後に、嬉しいサプライズも。この日の最後、ダブルアンコールの最後の曲で、グループを先に卒業して芸能界を引退していた二人が乱入。通常、解散ライブって、ライブDVDにもなったりするので、権利や肖像権の関係で、引退したり、事務所をやめた人が出る事は、ほとんどありません。それが、最後の最後に元メンバーが登場して、会場がどよめき、そしてすぐに大きな歓声に包まれました。

ここが、他のグループのファンが羨ましがるポイントです。
昨年解散した℃-uteも、元メンバーは会場に駆けつけましたが、ステージには登場しませんでした。今年は、他の中堅アイドルグループも解散が続いていますが、元メンバーが出て来て、最後に全員揃うという事はありません。

そういう意味では、出てきてくれたら嬉しいけど無理だろうなあと思っていた、ファンの夢を最後に叶えたライブとなります。きっとこのニュースを見た、他のアイドルグループのファンも、最後はそうして欲しいと思ったハズです。

「もう最後やし、出たらええやん!お前らもポッシボーやろ!」そう言ったかどうかわかりませんが、勝手に関西弁のマネージャーの声が脳内で再生されます。あのマネージャーで良かったんだよ。他の人じゃ出来ない。

歌、ダンス、バンドとのコラボ、12年選手だから出来ることの全てを思う存分堪能させて頂きました。この日は、チャオベラを慕う多くのアイドルが最後を見届けに来ていました。パンパンの会場を、生歌で揺さぶり、ダンスで魅了し、ファンを煽って、どんどん熱くさせていく、自分たちの憧れのステージがそこにあったからです。アイドルで出来る事の全てを見せてくれた4人のメンバーは、グループを解散し、アイドルを卒業しても、次の活躍の場があるというのを、見せてくれるハズです。それに期待しながら、これからも見守りたいと思います。

元メンバーのツイッター!
大ハッピーエンドだよ!

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