ポンガラカレー 赤坂アークヒルズ店(溜池山王)

ポンガラカレー

スパイスカレーブームを作った大阪の人気店が、東京にも進出したというので、行ってきました。
赤坂アークヒルズに出来た「ポンガラカレー」。

元々は、アノニマスというBARで出していたカレーが評判となり、そのオーナーがカレー専門店の「ポンガラカレー」をプロデュース。BARと違って気軽に入れるという事で人気を呼ぶのですが、東京でもスパイスカレーブームが起こったタイミングで、進出してきました。赤坂アークヒルズと、大手町にお店があります。

意外だったのは、スパイスカレーのお店なのに、普通にカツカレーなどもあり、多くの人がそちらを注文していた事です。東京もスパイスカレーブームと言いましたが、どうやらまだごく一部のようで、カレーマニアでない人達は、カツカレーの方がいいやという感じでした。

頂いたのは、ポンガラプレート、オススメカレー5種+副菜3種で、1,280円
手前から、スリランカチキン。赤いのは、ビーツ続いて、パクチーチキン。黄色いのはレンズ豆のカレー。そして酸味のあるスープカレーのラッサム。

正直、5種類は多いかな?と思ったのですが、全体像をつかみたくて、5種類のカレーに。感想としては、5種類もあると、好みとと好みでない物の差が激しすぎる。
好みだったのは、パクチー、スリランカチキン、ラッサム。これぞスパイスカレーという感じで、豊かな香りと味わいが広がります。好みでなかったのは、ビーツとレンズ豆のカレー。ビーツは、これカレーなの?副菜とか、福神漬けポジションじゃないの?…とい感じで、こんなに量いらないやと思いました。レンズ豆のカレーは、スパイシーさがないので、豆をすりつぶした、もったり感が強く、食べていて飽きる。(これはあくまでも個人的な感想ですが)まあ、これで好みがわかったので、次からは好きなのだけ選べばいいし。

しかし、気になるのはスパイスカレーではなく、普通のルーのカツカレーが人気だった事。逆に食べて見たくなるなあ。

■ポンガラカレー 赤坂アークヒルズ店
■東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 3F
■営業:
11:00~23:00(月〜土)
11:00~22:00(日祝)
■定休日:なし
場所はこのへん
お店のサイト

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京都・醍醐寺-真言密教の宇宙- サントリー美術館

サントリー美術館

赤坂での会議の時間をずらして欲しいと連絡があり、時間が空いたので、サントリー美術館へ行ってみる事に。
「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」
音声ガイダンスが、みうらじゅんさんと、いとうせいこうさんという仏像好きの二人という事で、それ目当てだったのですが、二人の解説は3カ所のみ。それ以外は、藤村紀子さんという美術館ではおなじみのナレーターさん。これは藤村さんが悪いのではないのですが、台本が長く、一つの場所での説明が長すぎ。全部詰め込みましたという感じで、もう少し簡潔にして欲しかった。

お目当ての一つは、快慶作の不動明王坐像。
運慶作品が、荒々しくエネルギッシュなのに対し、元々、慈悲深い如来像を得意とする快慶は、強さの中にも、どこか優しさがああります。光背、頭上の炎の中、右下から鳥が顔を出しているのがわかりますか?迦楼羅(かるら)と呼ばれる火の鳥で、不動明王の光背には、迦楼羅炎が使われる事があるのですが、もっと炎寄りの表現が多い中、こうして、隠れミッキーならぬ、隠れ迦楼羅みたいなキャラクターとして、こっそり置かれ、何気なく「ひょっこりはん」しているのが可愛いです。

そのほか、平安時代に作られた五大明王像とか国宝の薬師如来および両脇侍像など見所はあるのですが、快慶作の不動明王坐像が一番グッと来ました。
空き時間に行って、これを見れただけで、大満足です。

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