伴茶夢(目白)

伴茶夢

純喫茶好きの世界を掘れば、なかなかマニアックな人達がいて、かつてこのブログでも取り上げたのが、元珈琲館マニアです。

珈琲館は、元々KEYコーヒーの豆を使ったフランチャイズだったのですが、途中でUCCに買収されました。そのため、各フランチャイズは「珈琲館」の名前を取り上げられ、名前を変えて営業を続けています。それを総称して「元珈琲館」と呼んでいます。

江古田の珈琲館は、名前を取り上げられなかったレアケース。

元珈琲館のお店の方は、元々ホットケーキに力を入れていたお店が多く、その為にホットケーキマニアが、美味しいホットケーキを探す為に、元珈琲館だったお店を掘り起こす…というのが、一つのマニアックな世界です。

それに似たのが、今回のトーアコーヒー系列のお店探しです。

というのも、代々木の珈琲専門店TOMの時に取り上げましたが、TOMの焼きサンドイッチの表面に「pair sand」という焼き印があり、これって何だろう?と調べてみると、トーアコーヒーの豆を使っている系列店に、このホットサンドが多いというブログを見つけたのです。

その中で、目白の伴茶夢にも、この焼き印のホットサンドがあるとの記述を見つけたので、それを確かめる為にやってきたのです。

ところが、ホットサンドイッチを頼んだけど、焼き印が無ーーーい!

これはあくまでも推測なのですが、トーアから豆を仕入れる契約をした時に、お祝いとか、支援みたいな感じでホットサンドメーカーが贈られたのではないかと思うのです。

こういうパターンで他にもあって、北海道のジンギスカン鍋が広まったのは、ジンギスカンの焼肉タレの販売を決めた肉屋に、ジンギスカン鍋を贈ったというのが、鍋普及の始まりなんだそうです。これはチコちゃんでもやっていました。

ホットサンドの焼き印、おかしいなあと調べて見ると、確かに2017年ぐらいまでは伴茶夢のホットサンドにも焼き印があるのですよ。食べログの投稿写真などでも。という事は、2017年以降に、ホットサンドメーカーに不具合が出て新しいのにしたか、注文が重なってもいいように、焼き印入りの旧タイプと、無しのニュータープが平行して使われていて、今回、ニュータイプに当たったとか。

今回は、焼き印を確認出来ませんでしたが、もう少しトーアコーヒーの系列店、探ってみましょうか?

大人の自由研究は続きます。

■伴茶夢
■東京都豊島区目白3-14-3 B1F
■営業:8:00~8:00~22:30
■定休日:無休
場所はこのへん

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COFFEE VALLEY(池袋)

屋内ではなく、屋外で涼める所を探して南池袋公園へ。木陰で外気浴をしながら涼しもうという狙いです。

猛暑はエアコン無しだと熱中症になりやすいというのは正しいのですが、その逆で、エアコン頼みの生活も熱中症になりやすいという事を知らない人も多いです。エアコンに慣れすぎると、発汗するチャンスが少ない為、汗腺の働きが弱まり、いざ外出した時などに発汗出来なくて、体温が下がりにくく、熱中症になりやすいという物。

家(エアコン)、移動の車や電車(エアコン)、会社(エアコン)と、外気に触れるチャンスが少ない人って、体が体温調節をしないので突然の暑さに弱い人が多いので、本当は、あえて暑い中に身を置く、外気浴をした方がいいのです。

今日の夏フェス、ロッキンジャパンで、モーニング娘。が50分間MC無しで14曲歌い踊り続けた事で、体力オバケと言われ話題になっていましたが、モー娘。はロッキンの猛暑に向けて、真夏に暖房をつけて、そこで歌い踊り続ける練習をしてきました。

実はこれ、消防士が行う「暑熱順化」というトレーニングと同じで、猛暑を想定した暑さの中で訓練しておくと、発汗作用、血液循環、体温上昇の調整など、体が事前に慣れて、本番で暑さに耐えられる体になっているという物です。

そこまで過酷な状況でなくても、適度なウォーキングやサイクリング、熱い風呂やサウナなどで発汗トレーニングをしておけば、この猛暑に耐えられる体が出来ると言われていて、梅雨の時期から銭湯とサウナ通いをして、梅雨明けからサイクリングしていた僕が暑さに強いというのは、理論的に一理ある訳です。

あと自転車乗りや山登りの人のノウハウとして、この時期は綿ではなく、ポリエステルの生地の洋服の方が、汗で湿った服が乾きやすいので、気化する時に放熱してくれて、涼しく過ごせるというのもあります。なので、山用のカジュアルなポロシャツとか、サイクリング用のTシャツとかが大活躍しています。

この時期になると、ニュースも、バカの一つ覚えみたいに「打ち水」みたいな事ばっかりますが、それは絵になりやすいからで、もっと理にかなった猛暑対策っていろいろあるハズなんだけどなあ。

南池袋公園では、木陰で休む人もいれば、芝生の上にゴザを敷いて寝っ転がっている人達もいます。ゴザは公園で貸し出しています。

というのも、南池袋公園では、ビニールの敷物が禁止です。ビニールの敷物は風通しが悪い為に、芝生が蒸れて痛みやすいからです。

南池袋公園では、ゴザ貸し出しのシステムがある事を覚えておけば、ビニールシートを持ち歩く事もなく荷物も減るし、芝も傷めない。これ覚えておきましょう。

外で汗をかいて少し体温が上がったところで、近くのCOFFEE VALLEYへ。最近、一階のテーブルが無くなった事で席数が少し減り、満席になりやすくなってしまいましたので、要注意です。

さて、今回のお目当ては毎年変わるかき氷。

氷舎mamatokoの原田麻子さんプロデュースで、今年は元々ある人気メニューの、飲み比べの3PEAKSをイメージしたかき氷になっています。3種類の氷が3連の器に入っています。

一番右は、少し酸味がある珈琲味。どうやら、コーヒーチェリーのシロップらしいです。非常にさわやか。

真ん中は、去年の氷にも似ている、マキアート的な味で、上にクリームが乗っています。

左はエスプレッソ。これがめっちゃ苦い。甘味成分なし。エスプレッソであれば一気に飲み干し深みのある後味を楽しむという感じなんですが、これは延々苦いかき氷を食べるという感じで、途中でたまらずガムシロを貰ってきてかけました。

今年のかき氷は、賛否分かれるんじゃないでしょうか?僕は、策士策に溺れるというような感じがしました。コンセプトはわからないでも無いですけど、かき氷で苦いの食べたいという人、どのぐらいいるんだろうか?というのは、頭で考えていた部分とは、かけ離れている気がします。

でも、こういう賛否の分かれる攻めって、強烈なファンも生むので、ナイスチャレンジだと思います。

■コーヒー ヴァレー (COFFEE VALLEY)
■東京都豊島区南池袋2-26-3
■営業:
8:00~22:00(平日)
9:00~22:00(土日祝)
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

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