果実店canvas ポップアップストア(江古田)

高級かき氷のブームは定着し、グルメバーガーのブームも定着しつつあります。

江古田はどの町にも出来たタピオカブームは洗礼を受けたのですが、パンのブームは来たけれど、かき氷とグルメバーガーブームからは圏外。ハンバーガーは何とか、江古田「さとう」と、東長崎「チックフリックベイク」が頑張っているのだけど、「チックフリックベイク」は道路拡張工事に引っかかってしまってるし。MIA MIAの向かいに出来た「42 Diner & Grocery」に頑張って貰うしかないか…という綱渡り的状況です。椎名町に出来たグルメバーガー2店とも閉店してしまいましたしね。

今のブームの中で、江古田どころか、練馬区が真空地帯なのが、パフェ。練馬はパフェ砂漠です。

以前、「トキ」があった頃は、喫茶店系パフェの名物ジャンボパフェで名を轟かしていたのですが、シャノアールも無くなって、喫茶系パフェは「メル」だけになってしまいました。

ただ、今、流行っているのはフルーツパーラーが作るパーラー系のパフェと、パテシエが作るパティスリー系のパフェ。前者は品質のいい果物をガンガン載せる事で人気となり、後者は、コース料理のような組み立ての、ビルドで人気となっています。

池袋だと、パーラー系は、タカノフルーツパーラーと千疋屋が2強だったのですが、そこに果実園 リーベルが参戦して、インスタ界隈では話題になっています。

そのパーラー系での、人気店の一つが、幡ヶ谷にある「果実店canvas」

インスタをチェックしていて、いつか行こうと思っていたら、江古田に出張するという記事が!え?向こうから来てくれるの?

期間限定のポップアップストアを出すのは、日芸の先の「ほろっほカフェ」

頂けるのは「あまおうのミルフィーユパフェ」

まずはグラストップのイチゴを堪能しましょう!単体で食べたり、ホイップクリームを絡めたり!もともとがフルーツショップなので「あまおう」の品質が最高!甘みがすごい!

長く突き刺さったパイは一旦皿に外して、要所要所で口直しにかじるのがオススメ!イチゴが続いて口の中の酸味が強くなった時なんかに!

続いてイチゴのソルベで冷たさを楽しんでいると、その周りに砕いたパイも散りばめられています。食感を変えるゾーンですが、足りなかったら皿に取り分けたパイを一口パクり!

隠れて見えないけど酸味のソルベの次は甘みのイチゴアイスも。クリームの上のつぶつぶは岩塩のクランブル!ここで再び皿のパイをパクり!最後は苺のジュレでフィニッシュ!

幡ヶ谷のお店は人気店なんですが、この時期来れない人も多いので、ポップアップストアの店主さんの地元、つまり江古田にお店の方から来てみたのだそうです。自分もいつか幡ヶ谷に行こうとしてたので、チャンスは逃さずです。

あまおうのミルフィーユパフェ(コーヒーor紅茶付)¥2,000

正直、お高いと感じた方もいらっしゃると思いますが、ブームには、1,000円〜1,500円の壁というのがあって、ある一定の品質を出そうとすると1,500円は仕方ないというラインがあります。その価値をわかってお金を出すという人が集まるのが人気店で、これを越えられたのが、かき氷とグルメバーガー。

パティスリー系のパフェで、3千円を超えるメニューでも行列、予約制の所が増えているのですが、パフェ砂漠の江古田では、まだ価値観は浸透しにくいでしょうね。

千川通りのパティスリープラネッツが2019年にパフェやってたのですが、今はやっていません。2年早かったかなあ。何とか再開して欲しいなあ。

■「果実店canvas」ポップアップストア
■場所:ほろっほカフェ
■東京都練馬区小竹町1-36-1
■営業:20021年、2月13(土)14(日)20(土)21(日)27(土)28(日)
■時間:12:00〜18:00
場所はこのへん
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パティスリー&ショコラ バー デリーモ 目白店(目白)

Instagramをチェックしていたら目白のパティスリー&ショコラバー、デリーモに、新作のパフェが登場したというので、ミニベロで駆けつけました。お店の入っているトラッド目白の裏側に駐輪場があります。

8席しかないので、いつも満席気味のカウンターが、珍しく空いていました。ラッキー!

カウンターには、味変の為のチョコのふりかけが用意されていて、自由に使う事が出来ます。

頂いたのはパフェフレジエピスターシュ、1420円。

フレジエとは、フランスの、春の訪れを告げる苺のケーキ。

まず、断面を観察し、別添えでついて来たチョコレートソースをどこでかけようか考えます。下から二番目の層にクレープをパリパリに焼いたフィヤンティーヌが入っているのですが、その下がチョコレートソースなので、ここでは無いと判断。

そうなると、トップのストロベリーシャーベットを食べ終わった後のピスタチオシャンティーか、グラス中段の、苺を支えているビスキュイあたりかなと予想。

まずはグラストップの爽やかな酸味のストロベリーシャーベットと、ピスタチオをまぶしたホワイトチョコからスタート。

その下は、濃厚なピスタチオシャンティに、クラッシュされたピスタチオがまぶしてあります。濃厚なピスタチオのクリームに濃厚なチョコソースをかけるのは違うな…と思い、ここはカウンターのチョコレートのふりかけから、食感の良さそうな物を選んでパラリパラリと。サクサクとした食感がクラッシュされたピスタチオとも合います。

グラスに貼り付いた苺の中に隠れているのがピスタチオアイスで、ピスタチオシャンティから味のリレーを続けながら、温度差でタッチをつけています。それを支えているのが、ピスタチオのビスキュイで、アイスの湿り気を含んで、ぬれ煎餅ならぬ「ぬれビスキュイ」のようになっていました。ここだな!とチョコレートソースを投入!やわらかくなったビスキュイにチョコレートが絡んで、いい感じに。

その下は、ミントのジュレといちご、白い小さな粒のパールショコラ。少し残ったチョコレートソースが、ミントのジュレを合わさってチョコミント風に。

そして最初にチェックしてあった、フィヤンティーヌを下のチョコレートソースとかき混ぜると、チョコフレークのお洒落版に!

同じく目白のクーポラもそうだったのですが、似た味を重ねてリレーしながら、常温のクリームとアイスと素材と温度を変えて、タッチを出すという憎い構成。

ファミレスのパフェって、中段が同じ温度の構成が続く事が多いので、この辺、参考にするとまたワンランクグレードが上がるのではないでしょうか?美味しかった!

■パティスリー&ショコラ バー デリーモ 目白店
(Pâtisserie & Chocolat Bar DEL’IMMO)
■東京都豊島区目白2-39-1 トラッド目白 1F
■営業:11:00~20:00(L.O.19:00)
■定休日:不定休
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