好々亭(江古田)

江古田の好々亭は取材お断りのお店だそうです。一度だけ「ぶらり途中下車の旅」に出た事があるのですが、その時に、遠方からも食べに来る人で行列が出来てしまい、地元の方が入れなくなってしまった経験から、取材NGにしたそうです。

地元に密着しながらも、江古田葬儀場への仕出しもしている関係で、定休日は葬儀のない友引というのも意外に知られていなかったりするのですが、こちらにどうしても、江古田在住の地元民に知ってほしいメニューがあるのです。

それは期間限定のメニュー「ダブル生姜焼き定食」。

豚ヒレと豚ロースの生姜焼きの食べ比べという、上級生姜焼きマニア向けのメニューじゃないかという定食なのです。

こちらの右側半分がヒレで、左側がロースなんですが、まず味の前に肉の分厚さに驚いてしまいます。生姜焼きって、薄くスライスしたバラ肉を生姜で炒めて食べるというイメージなんですが、こちらの生姜焼きはステーキを食べているような厚さ。

特にヒレの方は脂身がないので、ガッツリ肉。ヘタしたら安いとんかつぐらい厚さがあります。その肉のパワーが凄いので、食べる側にも体力がないと受け止められないぐらい。自分の中では、桜台のつけ麺「まるよし」もそうなんですが、体力万全の時に挑みたいメニューです。

ヒレを食べた後、ロースを食べると、普通のロースよりは全然厚いのですが、今食べたヒレよりは若干薄いので、ホッとしたぐらい。

孤独のグルメの井之頭五郎が食べたらぴったりというようなメニューですが、冒頭で書いたように取材NGのお店なのですので実現はないでしょう。でも、江古田の皆さんには期間限定のメニューですので、地元特権で、ぜひ、食べに行ってみて欲しいです

■好々亭 (こうこうてい)
■東京都練馬区栄町3-9
■営業
11:00〜14:00
17:00〜19:30
■定休日:友引の前日
場所はこのへん
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かえる食堂(要町)

このブログで何度も書いていますが、夏バテ気味の時、寒暖差が大きくて体調がおかしくなる時、今は無き江古田のプアハウスの極辛カレーを食べると体調が整うというルーティンを繰り返してきました。

理由はわからず、思い込みのプラシーボ効果かもしれませんが、体調が良くなるので、気分や体調の悪い時は、プアハウスの極辛カレーを食べる事にしていました。

プアハウスが閉店してからは、プアハウスに似たカレー探しの放浪の旅に出ているのですが、暫定で似た感じを得られたのが、池袋のお隣、要町「かえる食堂」の黒坦々カレーです。

激辛カレーというと、唐辛子系のカイエンペッパーを効かせたカレーが多いのですが、プアハウスの極辛は黒胡椒の辛さでした。それから黒胡椒が効いたカレー探しが始まり、黒胡麻、黒胡椒などを効かせた、かえる食堂の黒坦々カレーにたどり着いた訳です。

何気なくそんな感じで、酷暑続きでやる気を失っている自分にカツを入れるべく、かえる食堂の黒坦々カレーを食べに来た訳ですが、その後、さんまの「ホンマでっか?TV」のカレー特集をみて、すべてに合点がいきました。

EXITの「りんたろー。」が、二日酔いの時にカレーが食べたくなるという話をしていたのですが、パネラーの先生が、カレーのスパイスは元々は漢方でターメリックに含まれるクルクミンが、気の巡りをよくする漢方薬で、やる気などを取り戻すので、二日酔いの時に食べたくなるのはわかるという話をしていました。

一方で、他の先生が、クルクミンは体の吸収率が悪く、黒胡椒の皮に含まれているピペリンという成分が、クルクミンの吸収を20倍以上に高める事がわかっているので、一緒に採った方が良いという話を。

これって、自分が本能的に求めている、黒胡椒が効いたカレーじゃないですか。黒胡椒の効いたカレーを食べると体調が良くなるというのは、プラシーボ効果じゃなかったのかも。

俺の体の察知能力って凄くない?って、ホンマでっか!?TVを見た後に浸っておりました。

■かえる食堂
■東京都豊島区池袋3-6-1 第2京花荘 1F
■営業:11:30~17:00
(コロナ禍で現在15時まで)
■定休日:日月
場所はこのへん
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