ロードバイクのビンディングシューズを買いにお茶の水へ。
スポーツショップの並ぶこの町は、すでに冬支度。
ウインドウに並ぶのはスキーにスノボ。
そんな中、ワイズロードのお茶の水店へ。
ロードバイクに特化していて、中上級者をターゲットにしたような
フレームのラインナップ。
なので弱虫ペダルの気配はありません。
僕は普段スピードプレイというビンディングを使っているのですが、
ビンディングをキャッチする金具が出っ張っているので、
観光地なんかを歩くのには向いていません。
ましてや輪行の電車の中とか、駅の階段とか。
そこで、輪行用にシマノのSPDペダル用のシューズを買うことに。
もともとはマウンテンバイクなどの為に作られたクリートなんですが、
ソールがくり抜かれて、そこにビンディングが収納されているので
歩いても邪魔になりません。
ただし、これを履くためにペダルを交換しないとダメですが。
以前、友人に試乗させる用に、片面がスニーカーでも乗れるフラットペダル。
半面がSPD用のペダルを買ってあったので、これに付け替えます。
そして買ったのがこちら。
amazonにもあったのですが、
週末にこれを使いたかったので、実店舗で探し、
ちょうどサイズがあったのが、お茶の水店でした。
以前はリュックに薄いスニーカーを入れて履き替えていたのですが、
これで一つ荷物が減ります。
そして、町をブラブラ。
目に飛びこんできたのは「ニコライ堂」。
正式名称は「東京復活大聖堂」。
ソチオリンピックの開会式で、ロシアの正教会形のバルーンが登場し、
その時に、テレビの特集でも、ニコライ堂がピックアップされていました。
ソチオリンピックが今年だったなんて信じられない。
なんだか遠い昔のような気がする。
あの浅田真央ちゃんの素晴らしい演技とか。
お茶の水は僕が住む江古田同様に学生街と呼ばれる町なんですが、
今となっては学生っぽさって無くなりましたね。
「学生街の喫茶店」という曲のモデルはお茶の水だという説もありましたが、
今では、昔ながらの喫茶店も減り、その多くがカフェチェーンへ。
そして、チェーン居酒屋へ。
学生街って昔は個人店の安くて大盛りのお店が軒を並べていたのですが、
今は、安いと言ったらチェーン店です。
愛情を持ってお値段据え置きににしていた学生街価格ですが、
チェーンの一括購入でのコストダウンには叶いません。
だから、学生の安さに応えるように、学生街はチェーンの町に。
ただ、昔ながらの喫茶店もしっかり残っていました。
駅前にある「喫茶 穂高」
昔ながらのは喫煙も一緒で、
全面喫煙可なので、自動的に灰皿を置かれます。
かつては、ヘビースモーカーだったので、
こういう古き良き喫茶店の環境が好きだったのですが、
タバコをやめてもう10年以上たつと、さすがにつらい。
自分の中からタバコという文化が消えてしまったのを実感します。
ブレンドは、500円。
店内は満席だったのですが、みんな抑えたトーンで会話しているので、なぜか静か。
窓の下が御茶ノ水駅だから、時折JRの発車音が聞こえます。
いるのは、ほとんどが年配客。
近くに連合のビルがあるからなのか、
それとも学生運動を経験した大学職員なのか、
時々聞こえる会話は、左っぽい話題が多かったような。
そこは、昔の学生街の喫茶店の雰囲気が残っている気がしました。
■喫茶 穂高
■東京都千代田区神田駿河台4-5-3
■営業
8:00~21:00(月~金)
8:00~19:00(土)
■定休日:日祝
■場所はこのへん