自転車を快適に乗れるシーズンもそろそろ終盤戦。
真冬になる前に、晴れた週末はサイクリングに出かけるようにしています。
特に凍結する前に山に登りたいので、飯能まで、さくっと輪行。
今回は、山に行く前に飯能の紅葉の名所である美杉台へ。
杉のつく地名ですが、ここの並木、モミジが真っ赤に。
というのは、たぶん2週ぐらい前で、モミジも落ち葉となり、
紅葉も終わりを迎えていました。
それと名栗に向かう場合は、県道53号青梅秩父線を使っているのですが、
今回は、川を挟んだ対岸の道路を探索。
すると、グループで走行しているサイクリストと多数すれ違いました。
やっぱり川の反対側は、サイクリスト御用達ですね。
意外だったのは、県道からは見えないのですが、
対岸には結構な住宅地があるという事。
山の斜面が新興住宅地になっていました。
たぶん、青梅秩父線の旧道であると思われる道へ。
かつてカフェ&ギャラリー ハミングだった場所。
現在は、「名栗湖国際野外美術展2014」の会場の一部として、
期間限定でギャラリーとしてオープンしている模様です。
裏道の方が、せせらぎを観ながらのサイクリングで、行きは裏道推奨です。
「名栗の杜」の看板が見えたら、県道395号南川上名栗線に入ります。
天目指峠を越えて、西吾野に出る道です。
峠道の入り口にあるのが「名栗の杜」。
喫茶とギャラリーを兼ねていて、
陶芸家やガラス作家の作品が多数展示販売されています。
いつもはヒルクライムからの山頂飯なので「ヒルメシ」ですが、
今回はヒルクライム前。
昼飯前という言葉がありますが、こちらはヒル前飯。
木の温もりを感じさせる店内。
4人掛けのテーブルが2つと、大テーブルが1つ。
カウンター席があります。
この日は土曜日のランチ時でしたが、満席でした。
窓の下には、せせらぎが。
頂いたのは、鴨肉のハンバーグセット。
サラダにドリンク付き。1260円。
肉の旨みを感じつつも、余計なスパイス感のないストレートな味。
こういう山里で頂くと、さらにヘルシーな気分に。
他のお客さんが頼んでいたカレーも美味しそうでした。
■名栗の杜
■埼玉県飯能市上名栗571
■営業:10:30~17:00
■定休日:月〜木
■場所はこのへん
■オフィシャルサイト
さて、ランチでエネルギー充填した後は、お店の前の山道を登り、
天目指峠を目指します。
登り口は、のどかな風景。
山伏峠と同様に、杉林の中を登って行きます。
感覚的には、山伏峠より斜度がありそうです。
これは帰りに撮った写真。
イン側は結構な斜度。
このような、つづら折りも。
斜度は山伏峠よりもありつつも、距離的には短いので、
ヒルクライムの練習に向いているかもしれません。
ただし、吾野方面に抜ける裏道となっている為か、
山道なのに意外と車が多いです。
天目指峠、標高475m。
ここから伊豆ヶ岳などを目指す登山客なども多く、
山頂は登山客で賑わっていました。
しかし、ヒルクライムと違って、登山客は山ガールがわんさか。
趣味にするなら、登山だったかなあ…と、ちょっと思いました。
さて、ここまで天目指峠を何と読んで来ましたか?
こちらは「あまめざすとうげ」
天目「あまめ」とは地元の言葉で豆柿の意。
指す「ざす」とは山を焼き種をまく焼畑のこと。
焼き畑で豆柿を植えていたんでしょうね。
どれが豆柿の木なのかわかりませんでしたが。
この峠は見晴らしもないので、ちょっと物足りないかもです。