ついにツールドフランスが開幕しました。
初日は、プロローグではなく、stage1の個人タイムトライアルからスタート。
トップを獲ったのは、BMCのローハン・デニス。
初日を観ていて思ったのは、世代交代の大会になるんだろうなという事。
この大会が最後となるかもしれないと自身が口にしている、カンチェラーラ。
昨日、観ていても、コーナリングとかは熟練の極みみたいな感じだけど、
やはりかつてのような爆発的なパワーは感じられません。
たぶん、この第1ステージでTOP獲って、
マイヨジョーヌを着て、引退への花道ににようとしてたんじゃないかな。
TOPを取れなかった時の落胆ぶり。燃えつき感が少し寂しかったです。
コンタドールも、そろそろ引退を匂わしているし。
さて、2014年は、開幕早々、カベンディッシュ、フルーム、コンタドールがリタイア。
天丼を頼んだら、食べる前にエビを落っことしてしまった
…みたいな大会と揶揄されたりもしましたが、今年は、怪我せず走った欲しいですね。
スプリンターは、キッテルが欠場。
ど平坦だと、カヴェンディッシュと、グライペルが俄然有利に。
キッテルの代役のデゲンコルブと、サガンは似たタイプで、登りのゴールで活躍しそう。
これに、カチューシャのクリストフが絡んで来るのかも。
ブアニやデマールは、ここに入り込めるのか?
大穴は、ランプレ。
ジロデイタリアの時に、一番トレインが機能してたように思いました。
他チームがトレイン崩壊しても、ランプレは再び集まって組んでたし。
総合は、4強と言われる、
ニバリ、フルーム、コンタドール、キンタナの4人。
昨年は、キンタナは欠場してジロを制覇し、
フルームと、コンタドールは、骨折リタイア。
事実上のニバリの一強となってしまった訳ですが、
今年は、ぜひ、4人で争って欲しいですね。
山岳に行ったら、一番強いと見られているのがキンタナ。
そこで、各チームは、平坦の多い第一週をハイペースで走り、
キンタナをつぶしに来るとみられています。
特に、第4ステージの石畳区間は、不慣れなキンタナには不利なので、
各チーム、ここで仕掛けてくるんじゃないでしょうか?
そして、新たな世代、
昨年、ヤングライダー賞を争った、ピノとバルデ。
この辺りが、どうかき回してくるのか、こちらも楽しみです。
いよいよ、始まりました。
テレビに釘付け、引きこもりの夏。