Google Analytics(グーグルアナリティクス)による解析で、
2015年のアクセス上位記事を分析してみたのですが、
やはりツールドフランスの時期にアクセスが集中する、レース記事が上位に。
その他多いのは、
飯能から名栗のヒルクライム&カフェ記事。
荒川サイクリングロードから、越生周辺のカフェ記事。
奥秩父グリーンライン、ヒルクライム、輪行からの秩父のカフェ記事。
都内のカフェは、自転車で行かなくても…という感じでしょうが、
ロングライドやヒルクライムに挑戦しようとした時に、
調べると出て来るのがうちの、飯能、越生、秩父付近の記事らしく、
ちゃんと「チャリカフェ」需要に応えられてるんだなと。
さて、まずは2015年のアクセス上位だった自転車レース記事を振り返ってみましょう。
やはり、車のメーカーと違い、初心者には自転車のメーカーは、馴染みがないようで、
ピナレロやコルナゴと言われても、ピンと来ない人が多いようです。
特に、弱虫ペダルから自転車レースに興味を持たれた方は、
自分の好きなキャラが乗っているブランドに乗っている、
リアルなチームを調べる人も多かったようです。
確かに、最初はどのチームを応援していいかわからないので、
そういうきっかけで、好きなチームを作るのもいいと思います。
弱ペダファンの女性にレースの事を聞かれた時に、
わかりやすいように、漫画のエピソードに似ている、
実際に起きたドラマチックなエピソードを紹介していたのですが、
それがわかりやすいという事で、グランツール開催期間中には、
J-SPORTSに初心者向けの記事を書かせて頂きました。
7月のツールドフランスに向けて、
5月のジロデイタリアで予習する人も多かったようです。
特に山岳系は、まだ雪の残る中でのレースだったりするので、
過酷さはジロの方が感じられるかもしれません。
ちょっと覚えておくと、通っぽい選手の話。
フルームなどのエース、キッテルなどのスプリンターなどが人気ですが、
アシストなのに、チームの枠を越えて人気の選手もいます。
それが、ロット・ソウダルのアダム・ハンセン。
狭いハンドルで、シートが高く、自作のカーボンシューズを履く、
ちょっと変わった選手。
茶目っ気があり、レース中でも面白い行動で笑わせてくれます。
1958年にベルナルド・ルイスが記録した12連続グランツール完走という記録を
57年ぶりに塗り替えたアダム・ハンセン。
2011年のブエルタから、2015年ブエルタまで、13連続完走の新記録。
2015年のツールドフランスでは、脱臼しながらの完走。
その鉄人ぶりは、多くのファンからリスペクトされています。
新城幸也選手は、2016年はユーロップカーから、ランプレに移籍。
ユーロップカー時代は、ボクレールのアシスト役が多かったので、
ずーっとプロトンの後ろに潜んでいる事が多かったのですが、
ランプレは、ゴール前のトレインが美しいチームなので、
2016年は、見せ場が増えるんじゃないかという…予想記事です。
あと多かったのが、さいたまクリテリウムbyツール・ド・フランス。
1年目は、いろいろ不手際もありましたが、
人気の大会として徐々に定着してきましたね。
ただ、検索で多かったのが、「さいたまクリテリウム+八百長」という検索ワード。
鬼の首を取ってやろう的な検索なんでしょうけど、
元々、クリテリウムというのは、UCIポイントレース外の顔見せ親善レース。
シーズンオフの、メジャーリーガーVS日本オールスターみたいなもんで、
八百長ではないけど、目立ちたい人だけが本気出すというレースです。
まあ、そんな感じで、今年も、
1月19日〜24日 オーストラリアのツアー・ダウンアンダー
こちらから、UCIのレースが始まります。
こちらの前哨戦として、17日に行われる
People’s Choice Classic
というクリテリウム。
こちらは1年を占う験担ぎのレースとして、各チーム本気で来る
他では見られない、皆さんの期待通りの高速クリテリウムなので、
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
今年も自転車レースに興味を持てくれる人が、増えますように。