完全に迷走中の旨いピラフ探しの旅。
ピラフという定義がはっきりしていないというか、誰もはっきりさせて来なかったので、チャーハンとの差別化がされず、和洋折衷というより、混合のメニューになってしまっています。…という結論で、もういいだろ!と思っていた時、池袋で、突然のピラフ問題が勃発。
サンシャイン通りに向かおうとした時、駅前のタカセのショーウインドウで、ピラフのサンプルを発見してしまったのです。左にあるのが、カニピラフ。以前に2階のコーヒーラウンジでホットケーキを食べた時は、満足した記憶があるので、入ってみる事に。
今回は、ピラフなどの洋食メニューのある3階のレストランです。ちょうど、看板があるのが、3階部分です。
メニューを開いてみると、カニピラフの所に「オススメ」のマークが!お!これはもしかしたら、期待出来るのでは?なんだか、自信ありげだし。
でも、先にサラダが運ばれて来た時に、期待を裏切られました。例の業務用ドレッシングの、シェフのやっつけサラダだったのです。そして、出てきたのは、何だろなこのビジュアル?的なピラフ。この写真じゃわかりにくいですが、時計でいう4時から5時の間にあるのが、カニ肉の塊です。ほどいてみたら、タラバの足3本分あります。実は良心的なメニューなのですよ。だったら、メルセデスベンツのマークのように、足を3本、どーんと広げて主張した方がいいと思うのに、ライスの中に、隠すように潜り込ませてあります。一緒に炒めたので、そうなってしまったのかもですが、見た目も味のウチだから、もう少し頑張れば良かったのに。
…と思ったのですが、あとで調べて少しわかりました。ここのシェフは、たぶん、画伯系のシェフなんですよ。あ、「画伯系シェフ」とは、僕が勝手に作った言葉で、
盛り付けのセンスが独特な人の事です。カニピラフではなく、フレンチピラフを注文した方が、まだネタになりそうなぐらい、強烈なビジュアルです。「どこがフレンチやねん!」ってツッコミを入れたくなる代物。ケチャップライスの上に、ソーセージで鼻を作り、その両脇に、ハンバーグとカツで、目を作り、ハムで口を作った、仮面ライダー的なビジュアルなのですが、半分に切られたハムが安っぽさを強調しています。「タカセ+フレンチピラフ」で検索してみてください。笑う準備は、いいですか?
(リンクを押すとgoogleで「タカセ+フレンチピラフ」の画像検索が開きます)
ますます迷走、ピラフとは何だの旅。
■タカセ池袋本店・レストラン
■東京都豊島区東池袋1-1-4 9階
■営業:11:00~22:00
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のサイト