仕事帰り、いつもは京葉線の新木場で有楽町線に乗り換えるのですが、この日は終点の東京駅まで。テレ東の「カンブリア宮殿」で、茨城のサザコーヒーが特集されていて、面白かったので、丸の内にあるお店に立ち寄ってみたいなあと思っていたのです。
東京駅のライトアップは撮影スポットになっていて、この日もライトを炊いてモデルさんが何かの撮影をしていました。
そうだ!そういえば、アド街っく天国で丸の内を特集した時には、ここから皇居にむかう通りが、ウェディングフォトの撮影スポットになっていて、多い日には何組も鉢合わせすると言っていたので、行ってみたら、いました!いました!
この場所が定番スポットで、このポーズも定番らしく、「東京駅+ウエディングフォト」で検索すると、同じような写真がメチャメチャ出て来ます。東京駅をバックにするので、もちろん向こう側から撮った写真ですが。
この日はめっちゃ寒かったのですが、肩だしのウエディングドレスで花嫁さんは大変そうだなあ。結婚式前に風邪などひかれぬように。
さて、今回のお目当ては東京中央郵便局を再開発した商業ビルKITTEの中にあります。よく調べずに行ったので後から分かったのですが、ここの6階からが東京駅の人気撮影スポットだそうです。なるほど、東京駅のドームを手前にして、この写真後方の背中側、北口まで長く続く煉瓦駅舎を縦にに撮る事が出来るんですね。行けば良かった…。
今回のお目当てはKITTE内にあるサザコーヒー。カンブリア宮殿で特集されていたのですが、茨城発のコーヒーショップで、茨城ではスタバより有名な、地元に根ざしたローカルチェーテン店なんだそうです。
バリスタの技術を競う日本大会で、決勝に進出した6人のうち3人が、このサザコーヒーのバリスタ。コロンビアに自家農園を持ち、もちろん自家焙煎。それを丁寧に淹れる事で、旨いコーヒーとして名が知られるようになったと放送していました。
ここまでは、TVを鵜吞みにして美味しそうだなあと思っているのですが、でも、実際に自分で確かめないと気が済まない病が発症しました。意外とTVを疑うタイプ。
頂いたのは、本日のコーヒー470円。このお店のウリは高級品種のパナマ・ゲイシャ3000円なんですが、本日のコーヒーが、TVで取り上げられていた自社農園のコロンビアだという事で、まずは、サザを代表する味として、そちらを試してみたかったのです。
このサザコーヒー、地元茨城を大事にしてコラボするのも特徴で、コーヒーカップは茨城の笠間焼の窯元に注文しているのだそうです。このカップも笠間焼きなんでしょうか?その辺、陶芸に関する学がないので、わからないのですが…。
本店には、パティシエもいて、地元産のフルーツを使ったケーキやパイも売り出して、地産地消を進めているそうですが、丸の内店は焼き菓子しか無かったです。ちょっと残念。
さて、本日のコーヒー。一口飲んだ感想は、雑味が少ないなあという事。酸味だったり、苦みだったり、何かが突出している事もなく、バランスの取れた味でした。舌に何かが残る感じも無く、なめらかな口当たり。なかなか良い感じです。
サードウェーブの火付け役となった某カフェは、ドリップが雑なので、味に荒さが出てしまっているのですが、こちらは、丁寧に淹れたという感じで、老舗の喫茶店を想像させる安心感のある味でした。池袋にも欲しいなあ、こういうお店。
■サザコーヒー KITTE 丸の内店
■東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー1階
■営業:11:00~21:00
■定休日:無休
■場所はこのへん
■お店のサイト