カトレア(新橋)

夕方の会議まで時間が空いたので、新橋のニュー新橋ビルへ。相変わらずSL広場ではTVの街頭インタビューを行っていました。今の時期は何のインタビューでしょう?答えてみたい気もしますが、スルーしてビル内に。

今回は3階にあるカトレアに。地下1階のフジと共に新橋を代表する老舗の喫茶店。このニュー新橋ビルの建て替えの計画もあるだけに、一度は行っておこうと思っていたお店です。

非喫煙者からすると、全面禁煙なのがちょっと辛い。席を探すとき各テーブルの灰皿を確認し、喫煙していない客の近くに陣取りました。それでも、遠くから流れてくる煙のに臭いがします。

花粉症ではないので、今の時期ラッキーなのですが、タバコのにおいを嗅ぐと鼻がグシュグシュしてくるので、タバコアレルギーなのかも。そういう理由で、江古田の飲み屋でもヘビースモーカーの近くには絶対に座らないようにしているのですが、その行為で色々誤解を受ける事もあります。

さてメニューを見たらフードはトーストとかサンドイッチしかありませんでした。そこでミックスサンドのセット1100円を注文。

ああ、添えられたサラダとサンドイッチの具が同じだ。ピザトーストにすれば良かったか。サンドイッチは異様な薄切りで、一切れがスティック状になる感じ。味は可も不可も無くという感じ。

面白かったのは会計カウンターの中。ビジネスマンが多いせいか、あらかじめセットメニューなど、1000円とか1100円とか金額の書かれた領収書がズラリと並んでいた事。あとは名前をかけばいい状態で用意されていた事。領収書をもらう人が多いので、それをさばく技なんでしょうね。

■カトレア
■東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル
■営業:10:30~21:00
■定休日:土日祝
場所はこのへん

このニュー新橋ビルの2階と3階には、ピンクや薄紫の看板が風俗街みたいな雰囲気で並ぶ、中国マッサージ屋さんが並ぶエリアがあります。30代後半ぐらいのお姉さんがミニスカートと体にピタっとしたニットを着て入り口で「オニイサン、マッサージイカガデスカ?」と呼び込みをしています。

怪しげな雰囲気なんだけど、これが全て健全なマッサージ屋さん。

僕が前を通ったら、「オニイサン、イマなら、30分2000円」と声がかかりました。料金表を見せられると、本来30分3000円。10分1000円の単位なんですが、この時間帯ヒマなので、2000円でいいとの事。「肩と首中心にやってもらえる?」と聞くと、OKとの事なので、やってもらう事にしました。

サウナに行ったときの湯上がりの着替えみたいなのに着替え、うつ伏せでベッドに。先ほどのミニスカに体にピッチリのニットの女性が来て、マッサージを始めます。首肩でお願いしたので、うつ伏せになってだらりとベッドの下に手をぶら下げた位置に来て、マッサージを始めるので、時折、ミニスカートから出た足に腕が当たって、ドキリとしました。

いかんいかん、そういうお店じゃない。

マッサージはというと、超ゴリゴリ系。女性の細い肘を使って、ゴリゴリと背中かの固まっている部分を潰すように力を入れていきます。首回りは親指でほぐすのですが、こちらもゴリゴリ。江古田の接骨院系よりも超力が入っています。普通の人が行ったら痛いぐらいなんですが、僕は強めが好きなので、ちょうどいい。

「オニイサン、背中固まりすぎ。30分じゃゼンブほぐせない。コンド、ユックリキテ」「ココとココも凝ってるケド、今日は30プンだから、この2カショのコリをヤワラカクスル」。と、肩甲骨の内側二カ所を攻めまくりでした。

30分終了する間際に、「オニイサンのコリは、腰が原因。腰のイタミが、肩、首にツナガッテキテル。座ルノオオイシゴト?」それは江古田の接骨院でも言われることです。座りが多くて、腰をカバーしようとして、肩首に回るのと、臀部が固まり、太もも裏、ふくらはぎ、足首に痛みが繋がってると。

30分が終わると、「オニイサン。腰モダケド、オシリ、フトモモもヤッタホウガイイ」

最初、見た目から怪しげなマッサージをチラリ妄想したりしたのだけど、ガチで真面目なマッサージでした。お会計をしようとしたら、壁にTVのロケでマッサージされた芸能人の写真が多数貼られていました。よく、芸能人が足つぼでイテテテみたいなのがありますが、こちらの肘でゴリゴリ系も、いろんな番組でやっていたみたいです。結構、有名店だったんですね。

お店を出たら、瞳孔をが開くというか、目が見開き気味で、見える風景が明るい明るい。

たまに時間があるとチェーン店系のマッサージ行ったりするけど、ソフトすぎて不完全燃焼の時が多いのですが、今回は完全燃焼!また行きたいです!

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隠房(豊島園)

練馬東税務署

確定申告は練馬東税務署が改装中の為、仮庁舎の光が丘へ。6月には江古田に戻ってくるそうです。申告する人の中に意外と外国人の方が多くて驚き。順番待ちの列で僕の前は黒人の男性でした。順番待ちから手続きまで2時間かかりましたが、なんとか無事終了。

せっかく光が丘方面に来たので、都市計画マニアとして、例の練馬春日町からの道路計画、補助172号の進捗状況をチェックしに行きます。

おさらいしておくと補助172号というのは、光が丘から伸びる道で、現在、練馬春日町までは完成しています。今はさらにその先を目指して、赤色の部分、石神井川までの部分の用地買収が行われています。約400mの区間です。

現在、早宮4丁目の所までは完成しています。ここから先に全長400mの道路を作ろうとしています。

突き当たりの所をちょっと入ってみると、この辺はまだ全然買収が始まっていません。

その裏手に行ってみると、買収済みのフェンスが出て来ました。左側が斜めになっていますが、この角度で道が作られるという事です。突き当たりの家はまだそのまま。

その家の裏手に行ってみると、再び、斜めに切り取られた空き地が出て来ます。こうして少しずつ用地を確保して、道を作っていきます。

その先にある畑区間は、すでに用地が確保されていて、フェンスに囲まれている部分が道になる部分です。

中央の2本の木の所から畑区間を通って、手前に出て来ます。ここが出口。

反対側も用地が確保されていて、その先が石神井川。今回作る道はここまで。

石神井川の反対側はまだ事業計画が成立していませんが、予定では野球グラウンドの端を通って、桜台方面に行く計画。でも、正面の突き当たり分はすでにグリーンシートが貼られ、用地買収がされています。

そのグリーンシートの所から桜台を通って、江古田のゆうゆうロードの所まで貫く予定です。

さて、道路計画探訪の後は、豊島園の珈琲屋さん「隠房」へ。久々だなあ。

頂いたのはエチオピアのナチュラル700円と、ケンズカフェ東京のガトーショコラ300円。ナチュラルってガトーショコラと愛称が良くて、中野のMUTOUでも、この組み合わせをオススメしていました。

■隠房 (かくれんぼう)
■東京都練馬区練馬4-20-3 ミヤマビル1F
■営業:12:00~18:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

お店のテーブルに置かれていたケンズカフェ東京の成功の道が書かれた本があったのですが、これがちょっと面白かったです。

元々イタリアンレストランのオーナーシェフだった氏家健治さんですが、営業不振からディナーをやめて、予約の宴会だけに。すると予約分だけを仕入れるので廃棄ロスが無くなりました。そのときのデザートに出していたのがガトーショコラで、それが好評に。

そこからお土産としてガトーショコラを売り出し、徐々に人気に。軌道に乗った所で、ランチも宴会もやめてガトーショコラ専門店に。

ネット通販でも売れるようになり、さらに軌道に乗るのですが、ある日、売り上げの7割を占めていたネット通販をやめます。それは通販は行きすぎたクレーマーが多いという理由から。そこにエネルギーを費やすなら、お店での販売にしぼった方がいいと考えます。

通常では考えられないのですが、逆に希少性が保たれ、品質を上げる時間も取れたので、さらに評判に。

すると、デパートからの依頼がありデパ地下に。デパートへの販売は、渡してしまえばお店のロスは無いので、さらに利益UP。

ネット時代に真逆なやり方があるんだなあと目からうろこでした。

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