幕張メッセで行われたSEKAI NO OWARI TOUR 2019「The Colors」に行ってきました。
通常なら写真禁止なハズなのに、会場では写真を撮っている人達が多く、周りに確認してみるとSEKAI NO OWARI は写真OKとの事。そこで何枚か写真を撮りました。
またSNSへの掲載はどうなっているのかも確認すると、かまわないとの事。
海外のアーティストでは逆にSNSへの掲載OKをプロモーションと考えるアーティストが多いですが、日本ではまだまだ珍しいですね。
カルチャーショックだったのは、若者というより、小学生のお客さんが多いという事。うちの近所の小学校でも、運動会の時はSEKAI NO OWARI の音楽が使われていたりして、小学生にとってはポピュラーな存在なんでしょうね。
先日行った、山下達郎のコンサートとは真逆の方向性で、達郎がシンプルに歌と最高の音質だけで聞かせて満足させるの対し、照明やプロジェクションマッピング、連動型LEDとか、光の演出含めた世界観を作るエンターテイメント。
どちらがいいというのでは無しに、小学生をはじめとする10代を興奮の渦に巻き込んでいるのは、こちらの方。
ラジオをやっていて思うのは、40過ぎると、新曲、今の音楽が体に入ってこなくなって、懐メロに浸る人達がどっと増えます。そういう人達って、「今の音楽は」「昔は良かった」が口癖なんだけど、番組を作る人間は、そっちに合わせてしまったら終わりだなあと思っています。
切り捨てるのではなく、スピッツを源流に持つ「あいみょん」とか、40代でも歌詞が聞き取れ、どこか懐かしいメロディーで、受け入れられているアーティストもいます。そういう人達を紹介しながら、新しい音楽離れをさせないのが、僕らの使命かなと思ったり。
『NHKの2020五輪応援ソング』プロジェクトで、米津玄師が「パプリカ」を書き下ろし、菅原小春が振り付けして、子供達が踊る映像がNHKで流されていますが、子供達は、今、これに夢中になっています。小さい子供がいる、親しかわからないと思いますが。
それのライブ版がSEKAI NO OWARI のコンサートなんだなと。子供達が夢中になって、盛り上がっている姿を見られて良かったです。
少なくとも自分は「セカオワなんて」と言ったら、その世界観が理解出来ない自分が負けだなと、思い知りました。