チェウソ(東長崎)

玄米や有機野菜を食べている人は健康な人が多いのだけど、それは玄米や有機野菜の栄養よりも、「自分は健康に気を遣っているんだ」という思い込み、実はプラシーボ効果の方が強く出ている出ているというのを、テレビで医者が言っていました。

自分もプラシーボ効果だとわかっていて、猛暑が去った一段落したあたりは、参鶏湯で夏バテを防ぐというのが、ルーティン。

ところが、東長崎の韓国料理店のサムシセキは、ランチをやめて夕方から深夜の営業にシフトチェンジ。そういえば、東長崎にもう一軒、韓国料理屋さんがオープンしてたなと、覗きに行くことにしました。それが「チェウソ」。

店内は意外にもカフェ風のインテリア。

でも看板に「手造りキムチ専門店」とあったように、キムチだけ買いに来るお客さんもいました。親戚の家に行くのでお土産に持って行きたいとの事でした。かなりのお気に入りなんでしょうね。

この日は参鶏湯は無かったので、6種類から選べる1000円のランチの中から、コムタンをチョイス。猛暑の頃は、温かい食べ物は避けて来たので、グツグツ煮えるスープを飲んで、体みカツを入れていきます。

牛骨や内臓などを煮込んだ白濁したスープは豚骨よりも上品な味。もちろん牛肉も入っているのですが、大ぶりのキノコやネギなども入って、なんか子供の頃、風邪の時に食べたような思い出が蘇り、健康になるスイッチが押されました。

余談ですが、東北や北海道では、自分の意志ではなくスイッチが入る事を「押ささる」と言います。オリンピックのカーリング女子で、ロコソラーレの氷上での作戦会議が中継された時に「これ、こっちに当てたら、こっちに押ささるよね」という会話がながれ、「そだねー」よりも、東北&北海道民が食いついたのを思い出しました。

という訳で、「健康スイッチが、押ささった」

■チェウソ(cheuso)
■東京都豊島区南長崎6-18-1 1F
■営業:
11:30〜16:00
17:30〜21:30
■定休日:日
場所はこのへん

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リトルネストカフェ(桜台)

日本のカレーが「世界の伝統料理ランキング」で1位に輝いた事は、色んなメディアで取り上げられたので、ご存じだと思いますが、世界では日本のカレーとインドのカレーは全く別物として捉えられています。

日本のカレーの代表的な形として認識されているのが「CoCo壱番屋」のスタイルで、しかも甘めのカレー。スパイシーらしさは求められていません。

インドに出店した時も話題になりましたが、インドでもカレーとは別物として捉えられ、「これはこれで好き」と人気になっています。

牛丼の松屋がカレーをスパイシー方面に振った時に、自分は違うなあと思っていて、食堂系のもったりとしたカレーを守っている「はなまるうどん」を支持していました。これって、インバウンドの外国人が求めるものと似ているのかもしれません。

日本でも辛く無いコクのあるカレーを「欧風カレー」と言いますしね。

なぜこんな事を思いだしたかというと、リトルネストに白人系の2人組がやってきて、「カラクナイ、カレー」とお願いしていたのを見たからです。白人さんに店員さんは、辛さは変えられないので、一番辛くないのはこれですと、教えていました。

自分は本日のメニューの「なすとピーマンの豚キーマカレー」を頼んだのですが、この中辛は外国人にとっては、辛いになるのでしょうか?

自分が岩手の片田舎に住んでいる頃は、キーマカレーを出すお店はまだありませんでした。スパゲッティも、ナポリタン、ミートソース、和風で、ペペロンチーノなんて食べたのは、東京に来てしばらくたってからです。今でこそ、キーマカレーは、中野のハイチとか、懐かし系に分類される事もありますけどね。

リトルネストカフェのキーマの「中辛」は、日本人にとってみれば、ほぼ辛くないカレーなんですが、あの白人さん達からすると、辛いのでしょうか?

その昔、日本のイメージは「スシ、テンプラ、ゲイシャ」と言われていましたが、今訪れる外国人に聞いた「好きな日本食は?」というインタビューをみると、返ってくる答えは「ラーメン、カレー、セブンイレブン」が多く、どれも本国で食べた事があるけれど、日本で食べる物はレベルが全く違うそうです。

白人さんのカレーを食べるリアクションも見たかったのですが、食べ終わる頃に来たのと、お店が比較的混んでいたので、長居する事も出来ず、観察出来ず。残念。

■リトルネストカフェ
■東京都練馬区桜台1-6-3 大丸ビル 1F
■営業:(コロナ禍の営業時間)
11:30~20:00
11:30〜15:00(火曜日)
■定休日:水曜日
場所はこのへん
お店のサイト
お店のInstagram

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