カフェ・キャトリエーム

哲学堂公園

4月7日、土曜日、東京の桜は満開となりました。
こちらは哲学堂公園の桜。

哲学堂公園

例年なら3月末の花見が、4月にずれ込んでいるのに、
満開になったといえ気温は低く、人出はいつもより少なめ。
僕も自転車で走っているからいいものの、
これが座りの花見だったら、寒いでしょうね。
公園は火気厳禁だから、熱燗やお湯割りという訳にもいかないだろうし。

中野通り

この哲学堂や新井薬師など、お花見会場のある中野通り自体も
桜並木が美しく、いつもより多くの人出がありました。

カメラをぶら下げ自転車で散策という人も多かったのですが、
ツイードのジャケットを着て
クロモリのランドナー(旅行用自転車)で、
中身がパナソニックじゃないライカをぶらさげた、
渋い紳士風の年配男性が、
僕が信号待ちをしているのを追い抜いて、
赤信号を無視して渡って行きました。

紳士じゃねー。
カッコだけかよ。
残念すぎるぜ、ジーサンよ〜!
(注)写真の方ではありません。

カフェ・キャトリエーム

最近の中野再開拓シリーズの一環として
この日は、中野駅から一本大久保寄りの「もみじ山通り」付近を散策。
その通り沿いにあったのが「カフェ・キャトリエーム」
「cafe 4e」と書いて「カフェキャトリエーム」と読みます。

店内

店内は割とすっきりとした感じ。
ランチで入ったばかりの時は空いていたのですが、
後から、続々と年配の女性客が入ってきて、あっという間に満席。
しかも皆、顔見知りらしく、席が足りない人は相席へ。

最初は年配の人特有の体調報告が始まったので、
病院か何かの帰りかと思いました。
時折「先生が」という単語も飛び交うし。

でも、いろいろ話しを聞いていると、どうやら日舞の教室の帰りらしい。
たぶん、65から70ぐらいの方々だと思うのだけど、
その年になっても、積極的に何かを習うというのは素晴らしいですね。
そのせいか、皆さん、はつらつとしていらっしゃいました。

パスタランチ

この日のパスタは
スパムとキノコとキャベツのトマトクリームソース、800円。
プラス500円で、スープとサラダ、コーヒーがつくので、セットにしました。

年配のお客さんたちも、ウエイトレスの女のコに
「本日のパスタは…」
と、説明をうけているのですが、
「じゃあ、そのスパゲッティーちょうだい」
と、皆、パスタがスパゲティーに自動変換されているのが、
ちょっとおかしかったです。

写真では量が少なめに見えるのですが、
口が広くて深い皿なので、ボリュームがあります。

踊った後だからでしょうか、そのボリュームのあるパスタを、
年配の女性達もペロリとたいらげていました。

珈琲

席から、レジの後ろに誰か芸能人のサインが飾ってあるのが見えたので、
石塚さんとか、お散歩系のタレントさんかと想像していたら、
なんと堀北真希さんのサインでした。
ウエイトレスの女のコに聞いたら、撮影で訪れたのだそうです。
何の撮影かは聞けなかったですけど、雑誌のインタビュー記事もあったので、
雑誌の取材撮影かな?

■カフェ・キャトリエーム
■東京都中野区中央4-38-9
■営業
9:30〜11:30 ブランチ
11:30〜14:30 ランチ
18:00~21:00(予約客のみ)
■定休日:月曜・第一第三日曜日
地図を表示

Pocket
LINEで送る

奥の扉(中野)

看板

中野って意外とカフェが少ないなと思っていましたが、
見逃していただけかもしれません。
確かにチェーン店が多くて、個人店は見つかりにくいです。
この辺も、もう無いだろと思っていたら、こんな所に隠れていました。

中野駅の北口の線路際を新宿方面に歩いて行くと、
専門学校が並ぶ方面に着くのですが、
そのちょっと手前の古いマンションの一階に、小さな看板を見つけました。
「奥の扉」
お店の目印は、この看板しかありません。

入り口

そして、マンションの入り口をみると、
確かにその中に、奥の扉が。
右側が管理人室になってたりして、普通のマンションっぽいので、
知らないと、この中にお店があるとは気づかないかも。

奥の扉

ちょっと隠れ家っぽいお店を見つけて、ワクワク!
古民家とはまた違うんだけど、古いマンションの雰囲気と、
アンティークっぽい調度品の感じがマッチしていて、いい感じ。

店内

おお!いいではないですか!
ちょっと江古田のトレボンに似た雰囲気ですね。
ほどよくくすんだ感じが、味になっています。

アイスオーレ

頂いたのは、アイスオーレ500円。
徐々にアイスも美味しい気候になってきましたね。

それにしても、穴場。
静かでゆっくりとした時間が流れています。
時折、常連さんとマスターが静かに談笑しているのだけど、
それもまたいい感じの、暖かな雰囲気を生んでいます。

結構、観察力ある方だと思っていたけど、まだまだですね。
中野でも、きっと老舗の喫茶店とか見逃しているのかも。
もう少し、路地裏までウロウロしてみないとですね。

■奥の扉
■東京都中野区中野5-32-22-203
■営業:10:30〜19:30
■定休日:土日祝
地図を表示

Pocket
LINEで送る