麺屋 清(東長崎)

東長崎で人気のラーメン屋さんが、何故か今月で閉店してしまうというので、慌てて行って来ました。江古田界隈で一番好きなラーメンなのに、なんで?

常連さんと店主さんの会話から察するに、今月といっても実質今週末、日曜日が最後の営業日になるようです。

いわゆる無化調という化学調味料を使用しないタイプのスープなんですが、澄んでいる系ではなく、比内鶏を使用した白湯系で少しこってり。無化調って澄んでいる反面、パンチがない事が多いのですが、こちらは濃厚でどっしりしています。

オーソドックスな「清そば」は細麺なのですが、つけ麺用の麺が中太で好みだったので、そちらに変更してラーメンを作ってもらった事もあります。つけ麺用の麺の方が濃厚なスープに対抗出来るのでは?というワガママな思いつきに、対応してくださったのもありがたかったです。

江古田界隈では、鶏そばがブームになった事もあるのですが、鶏そばは濃厚になる反面、甘くなりやすいのですが、こちらは醤油とのバランスも良く、最後まで飲みきりたくなるスープでした。

うーん、なくなるの残念だなあ。

■麺屋 清
■東京都豊島区南長崎5-16-5
■営業:
11:30〜14:30
18:00〜23:00
■定休日:月曜
場所はこのへん

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凡記 西安肉夾饃(池袋)

池袋の北口から風俗街みたいなエリアを越えて、さらに奥へ奥へと行くと、香港とか上海的な外観のお店が増えてきます。横浜の中華街とは違った、ガチ中華街です。

前回、池袋のガチ中華フードコート「食府書苑 凡記」でビャンビャン麺を頂いたのですが、その本店もあります。

日本語では書かれていないので写真で決めます。外国人観光客も、日本のちょっと高級な居酒屋は写真入りじゃなく、筆文字でその日のメニューが書かれているので、怖いのだそうです。しかもGoogle翻訳しても、どんな物かわからないと。

お目当ては左上の臊子干拌麺(サォズガンバンミェン)。

以前「西安麺荘 秦唐記」で頂いたヨーポー麺に似た感じなのですが、こちらでの名前は臊子干拌麺(サォズガンバンミェン)。

ここからは家に帰ってから調べたのですが、臊子とは、肉のみじん切りの事をいい、干拌麺は、ゆがいた麺をスープに入れずに、タレと混ぜ合わせていただく麺のこと。いわゆる「混ぜそば」「油そば」的な感じ。

唐辛子で炒めた挽肉の他、サイコロ状に刻まれた角煮、そして野菜。その上から油がかけられているようなので、やはりヨーポー麺とほぼ同じと言ってもいいのでは?

面は幅2センチ弱のビャンビャン麺。日本の麺とは違い手延べした後に切らないので、1本が非常に長い麺となっています。

幅広ですが麺のコシもあり、麺を頂いている感はつけ麺より強いかも。

あえて日本人には合わせない本場の味付けなので、唐辛子や花椒の香りが強く、激辛ではないのですが、食べると汗がたらーり。日本語が通じないドキドキとあいまって、心拍数は高めです。

■凡記 西安肉夾饃 ファンキーシーアンロオジャーモー
■東京都豊島区池袋1-2-7 メゾン田中ビル 1F
■営業:11:00〜22:30
■定休日:なし
場所はこのへん

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