カフェ・クマドリ(要町)

クマドリ

※このお店は閉店しました

近場で面白そうなお店が出来たのはチェックしていたのだけど、
お昼時に前を通といつも満席で、行きそびれていたお店があります。
要町から山手通りを板橋方面に少し行った住宅街の裏手にある
クマドリというお店。

この日も12時台に通ったら、外から満席なのが見えたのでスルーし、
14時近くに行ってみると、空いていたので初入店。

店内

あまり大きくなく、10人ぐらい入れば満席的なお店。
お昼時は、ご近所のOLさんらしき人達でしめられています。

そんなお店に入って、ふと思ったのだけど、
お店作りって、番組を作るのに似てるなって思った訳ですよ。
何かを開発している人は、商品開発に似てるなって思うんだろうな。
もう300軒以上のカフェを訪れているけれど、
席につくなり「あ、これいう事か」とピンと来る事もあるし、
料理を一口頂いて「あ、なるほど」と思う事もあります。

人気のあるお店、これから出るお店って、
オーナーが何をやりたいのか、非常にわかりやすいのです。

ダメなお店って、ダメな企画書と似てて、
「結局、一番やりたい事は何なの?」
という事がわかりにくい事が多いのです。

メニュー

ここのお店では、メニューをみた時に「ああ!」って思いました。

ちょっと文字が小さいかもしれませんが、
下から2番目には、週替わりのメニューとして
「旅するごはん」と書かれています。
日本各地の郷土料理を、ランチとして提供しようというもの。

ケンミンショーで、ローカルはメジャーな一品みたいなのをやってて、
あれ食べてみたいなあと思う事があるけれど、
そんな各地の一品を、ピックアップしてランチとして提供しようというもの。

こういうのって、食べ歩きが好きじゃないと、確実に出てこない発想。
メニューみただけで、この人食べるのが好きなんだろうな…と思ったりするのです。

グリーンカレー

14時に行った時は、案の定その「旅するメニュー」が売り切れ。
やっぱな。
そこでグリーンカレーを頂く事にしました。

こういう一品って、正面から普通に撮っても絵になりやすいでしょ。
美味しい料理って絵になりやすいんですよね。
盛りつけって美的感覚だし、料理って目でも味わうものだしね。

もし、お店をやってい方がこのブログを見てくれているとしたら、
自分の作ったメニューをデジカメで撮ってみることをお勧めします。
美味しそうに映らない場合、それはカメラや写す技術だけじゃなく、
盛りつけに問題のある事も多いハズだから。

コーヒー

店内も居抜きを手作りで改装した感じなのですが、
なんだか統一感があっていい。

営業時間が短いので、なかなかスケジュールを合わせるのが難しいですが、
もう一度来て「旅するごはん」食べてみたいなと思った次第です。

■クマドリ (KUMADORI)
■東京都豊島区高松2-39-2 1F
■営業:11:30〜15:00
■定休日:土日
場所はこのへん
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カフェ・プリヤートナ(東長崎)

東長崎

商店街を歩く時、遺跡発掘みたいな気分になる事があります。

東長崎も駅前から伸びる通りは割と商店街も賑やかなのですが、
脇道に入ると、やはりお店をやめてしまった所が多く、
かつては、ずらりとお店が並んでいたのでしょうけど、
今では、ポツン、ポツンと、点在する感じに。

空き店舗

そんなシャッター化された空き店舗らしき物件を見ながら、
かつては、どんなお店だったのか想像するクセがあります。
柱の穴とか、土台の石とかを観ながら、
どんな建物だったのか想像していくあの感じ。

このようにひさしが残っている場合は、衣料系の事が多いです。
肌着の他、履き物とか、ワゴンセールの商品を置けるような感じで、
現存するお店でも、こんな感じになっている所が多いですしね。

引き戸で、中がある程度観えるようなガラス戸だと、
食料品店だった可能性が高いです。
そこから見えるフロアが狭いと、
生鮮食品というより、乾物だったり、味噌だったり、麺だったり、
加工食品というケースも多いですね。

いわゆるドア系で間口が狭いと、スナックだったり飲み屋さんだったり。

そんな風に、かつて賑やかだった頃の街を想像しながら散歩するのも
楽しいものです。

洋服屋

その他、ショーウインドウから見える商品を見ながら、
どんな客層か想像したりするのも楽しい。
だいたい洋服の色合いで、お客さんの年齢層ってわかりますよね。

古着屋

こちらは、置いてある自転車から、いろいろ想像しました。
左手に置いてある自転車は、ビーチクルーザーと呼ばれる種類。
アメリカの西海岸のサーファーが、改造して乗ったりしてるヤツだから、
こちらのファッションは、サーフ系か、
西海岸系のアメカジの古着とか。

プリヤートナ

そんな感じで、想像しながら自転車を走らせていたのですが、
あまり想像しにくいお店と出会いました。
オシャレな新店カフェらしいけど、まず「プリヤートナ」って何語?

カタカナだけみるとイタリア語っぽい雰囲気もあるけど、
イタリアとかフランスとかだと、
もう少し、国旗の色にちなんだものを、お店の前に置いてある事が多いんですよね。

お店の前にあったメニューを覗いてみると、
「カフェ プリヤートナ」とは、
ロシア語で「心地よいカフェ」という意味という事が書かれていました。

ロシア!意外ですね。

店内

ロシアっていうと、安易にマトリョーシカみたいなのとか
赤の広場のワシリー寺院みたいな
ピンクがかった民芸品チックな色合いを想像しちゃうけど、
お店はスッキリとシンプル。

お店には、フィギュアスケートの選手の絵が飾られているのですが、
2002年、ソルトレークシティオリンピックの男子シングル金メダリスト
ロシアのアレクセイ・ヤグディンだそうです。

どうやら、彼のファンになってから、ロシアにも興味をもった様子。
さすがに、そこまでは想像出来なかった。

ケーキセット

そういういきさつを知らずに、普通に、ケーキセットを楽しました。
ベイクドチーズケーキと、アイスコーヒーのセットで、750円。

後でメニューをゆっくり見たら、ロシアンティーもあるよ。
ブレンドティーにバラジャムが添えられて、ポットで頂けるそうな。
それも良かったな!

■カフェ・プリヤートナ
■東京都豊島区南長崎5-20-10 五郎窪 TS ハイツ 1F
■営業:12:00〜21:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
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