DEPOT(東京駅)

東京駅に8月にオープンしたグランスタ東京は、改札内の駅ナカがメイン。その駅ナカへむかう東京駅地下一階、丸の内・八重洲連絡通路 新改札横に出来たのが、ノスタルジックバー&カフェの「Depot」。

ビアバーをベースとしつつも、レコードでかけるBGM。フードメニューにはナポリタンなど、懐かしの喫茶店要素も入れたお店です。

まわりのお客さんをチェックしてみると、スタバのビール版という感じで、ビジネスマンやOLさんが、スマホやタブレットをチェックしながら、ビールを飲んでるという感じ。

テレワークやノマドが進んだ今では、メールチェックの為だけに会社に残る必要はなく、サウナでも休憩室でタブレット片手に、メールチェックと返信だけしているというビジネスマンも多く見かけるようになりました。

僕もカフェで原稿を書くことはありますが、今回はノマドではなく、お目当てはプリンです。

「懐かしほろ苦プリン」は500円。アイスラテ450円。

プリンはスクエア型で大きめ。固めで玉子の味がしっかりと。カラメルは濃厚だけどビターで大人な感じ。ほろ苦さの秘密はカラメルを作る途中で加えるエスプレッソだそうです。

プリンと言ったらスイーツですが、このほろ苦さ、黒ビールのギネスあたりと合わせても面白いかも。

■DEPOT
■東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京 B1F
■営業:7:00~23:00
■定休日:未定
場所はこのへん
お店のサイト

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ストーン(有楽町)

銀座や日比谷、丸の内が再開発で新しく姿を変えてしまう中、昔ながらの姿が残るのが有楽町です。

その昔、お仕事をしていたニッポン放送は新しくなりましたが、その周辺は昔のまま。駅前のこのビルもその名は「有楽町ビルヂング」。丸の内の「丸ビル」も、建て替え前は「丸の内ビルヂング」だったのですが、建て替え後は「丸の内ビルディング」になりました。

1966年(昭和41年)に、有楽町ビルヂングが開業した時から続く喫茶店が「ストーン」です。

この裏手にあって、ニッポン放送時代はお世話になっていたリプトンはスタバに変わりましたが、ストーンは当時のままの姿です。

こちらのお店のオーナーの実家が石材店だったという事で「ストーン」と名付けられたようですが、御影石をふんだんに使ったデザインは当時のままなのですが、他のビルが全部今風だけに、逆に3周ぐらいまわって新しい感じです。

相当前なので、記憶もうろ覚えですが、建て替え前のTBSの喫茶ロビーも石を使った感じの、当時モダン、現代レトロな感じだったような気がします。

頂いたのは、フルーツサンド640円とコーヒー530円。

サンドされたフルーツはバナナとパインで、こちらもオシャレなのか、昔懐かしなのか、その人によってどちらにでも取れる感じ。パンが厚めでクリームたっぷりなので、食べようとするとクリームと一緒にバナナが押し出されてくるので、意外と食べ方もコツがいります。

多くのビルの建て替えで、有楽町の老舗喫茶で残っているのは、ピザトースト発祥のお店「珈琲館 紅鹿舎」、交通会館の昭和レトロな純喫茶「ローヤル」、閉店した「はまの屋」を復活させた「はまの屋パーラー」などがありますが、こちらのストーンも入れて四天王と言ってもいいのではないでしょうか?

■ストーン 有楽町ビル店
■東京都千代田区有楽町1丁目10-1 有楽町ビルヂング 1F
■営業:
8:00~20:00(月〜金)
11:30~18:00(土)
11:00~18:00(日)
■定休日:無休
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