銚子センチュリーライド2013

輪行

銚子センチュリーライドに参加する為に、江古田から輪行しました。
以前は、オーストリッチのL100を使っていたのですが、
今回からモンベルのコンパクトリンコウバッグに。

オーストリッチのL100は、全後輪をはずし、
シートとリアディレイラー側を下にして立てて梱包する為に、
後輪を外した所にエンド金具というのを取り付けるのですが、
これが意外と面倒くさい。
慣れればどうってことないのだろうけど。

一方、モンベルの方は、自転車をシートとハンドルを下にして、
逆さまにしたままタイヤを外し、梱包。
後は、上からスッポリ袋をかぶせるだけと簡単。

ただオーストリッチの方が、縦型なのでコンパクト。
モンベルは横型なので、意外に場所を取ります。
今回も池袋駅で人混みの中を歩くのが結構大変でした。

なので一長一短ありますが、混んでる電車に乗らざるを得ない場合は、
オーストリッチL100の方がオススメ。
輪行は、長距離一発だけみたいな時は、モンベルの方がオススメです。

スカイライナー

さて、明日は早朝スタートなので、成田に前泊。
そのため日暮里から京成のイブニングライナーを使いました。
元々は、成田空港へ行くスカイライナーの車両を使っているので、
荷物置き場も広々と確保されています。
しかも、通常料金にプラス400円で乗れるのでお得。
ただし、18時以降しか走ってませんが。

車椅子スペース

そして5号車の2Aは、車椅子スペースもありなので、余裕で輪行しやすい。
もちろん車椅子のお客さん優先ですが、空いているときは利用させてもらいましょう。

ちなみにイブニングライナーは自由席なんですが、
乗る駅によって乗車車両だけは指定されていて、
日暮里駅からは、5、6、7号車と決められています。
なので、ここを使いたいなら日暮里駅で早めに5号車に並ぶべし。

秋のツールドちばも、成田スタートなので、前泊する人が多いですが、
電車で輪行するんだったら、これを覚えておくといいかもしれません。

ふれあいプラザさかえ

さて、翌日は、栄町のふれあいプラザさかえからスタート。
バイシクルセオ西千葉店さんに、成田から車で拾ってもらい向かいました。

開会式

開会式では、我が番組のDJ、bayfmの伊津野亮さんの挨拶も。
今回、うちの番組からは伊津野亮さん、ディレクター&作家の3人が参加。
また、ツールドちば他、様々な自転車イベントでサポートしてくれている
バイシクルセオ西千葉店の皆さんも。

スタート

先導員を含む10人ずつぐらいのグループでスタート。
とは言っても、本来は、コースが書かれたコマ割りという物か、
GPSなどを使い、自分で走るというのが基本。
僕はセオさんの所のスタッフにくっついて行く作戦で。

農道

まずは、農道を走ります。
この日は雨マークだったのが何とか持ちこたえたので、
天気は曇天で、しかも風が強かったですが、
信号、車がいない道を走るのは、快適。

成田空港

成田空港の脇を通るので、こんな近くに飛行機が。
しかも今では珍しくなったジャンボジェットではありませんか!
JALではすでに全機が退役し、ANAも今月中には残りが退役予定。
おお!ラッキー!

はにわ道

その後、芝山の「はにわ道」を通るのですが、要所要所で道の脇に、はにわが!

オライ蓮沼

第1チェックポイントは、山武市役所蓮沼出張所。
ここを10時までに通過しなければなりません。
ヘルメットにつけたゼッケンと名前を確認して、
OKであれば、ゼッケンにチェック済みのシールを貼ってくれます。

そのCP1の隣には、道の駅オライはすぬまがあり、
小休憩がてら、屋台で売られていた餅を補給。

からみ餅

もちは100円で、あんこ、きなこ、辛味餅が選べたのですが、
僕が選んだのは、辛味餅。
醤油漬けの大根おろしにからめた餅で、塩分補給になるかな?と。

看板

海岸線に出て、銚子を目指します。
ここからみんなが苦しんだ、向かい風区間。
ツールドフランスなどでは、向かい風区間を利用してスピードをあげ
力の差で隊列を分断するという作戦が取られたりしますが、
ここでは、作戦じゃないのに自然に分断気味に。

ママチャリ

そんな中、ママチャリで参加している猛者を発見!
ママチャリにビンディングをつけ、
変速機もないのにロードバイクと同じ速度で走ってる。
すげーな、おい。

海

時折、こうして海が見えたりします。

旭市

旭市の飯岡は、東日本大震災で津波の被害を受けた場所。
あの震災はもう風化されそうになっていますが、
東京のお隣、千葉県でもこうしてまだ被害の爪痕は残っています。

手前は家があった場所。
奥は1階が被害を受けて、ベニヤ板でフタのされた建物。

飯岡

飯岡の町から銚子に行くには、山を一つ越えていかなければいけないのですが、
ちょっとしたヒルクライムに。
といっても標高50mぐらいかな?
だからマウンテンというより、ちょっとした丘のヒルクライム。
丘と丘をつなぐ所には、こうして橋があります。

チェックポイント

第2チェックポイントは、地球が見える丘展望台の下。
ここを12時30分までに通過しなければいけません。
ここでは、バナナ、スイカ、水を補給。
スイカのテーブルには食塩も置かれていたので、たっぷりふりかけ塩分補給。
ロードバイクとフルマラソンをやるようになって、
塩分補給の大切さが身に染みる今日この頃。
汗と共に塩分が失われると、足をつったり痙攣したりしやすくなるのです。

犬吠埼

休憩後、犬吠埼灯台の脇をすり抜けて海岸沿いを。

トラック野郎

トラック野郎のいる港を通って、昼食予定地へ。

銚子ポートタワー

昨年もここでした。
銚子ポートタワー脇のウオッセ21へ。

こういう大会へ出るのには、いろんな意味や方法があると思います。
タイムを早くする為に、補給はコンビニでという人。
まあ自転車乗りって、こういう人が多いみたいですね。

まあ僕は基本ポタ派なので、銚子まで来て海の幸を食べずに帰るのか?
…というのが先立ちますが、
旭市の所でもあったけど、ここは被災地だから少しでもお金を落としたい
…という気持ちもあります。

潮騒定食

頂いたのは、潮騒定食。
15人ぐらいの団体だったのですが、みんな、地元の旨い物を食べたいという意識と、
でも食事は短時間でという認識はもっています。
だけど、予想以上にボリュームもあり、煮魚は骨も多く食べるのに時間もかかる。
他の人達が食べ終わるのを横目で見つつ、ちょいと焦りました。

農道

海沿いの向かい風区間と、昼食で時間をとったので、
第3チェックポイントは、急ぎ目でいかないとヤバイって事で、
行ける人は先に行け指令が出ました。

そこでグループから自分も含めた3人が抜けて、先に行く事に。
ジロやツールの逃げ集団の気分になりました。
当然、自分はリドレーに乗っている訳ですから、
今年のジロ・デ・イタリア第7ステージで、逃げで優勝した
ロットベリソルのアダムハンセン気分ですよ。

道の駅多古

第3チェックポイントの道の駅多古は、15時15分閉門。
途中の農道に信号がなく一定のスピードで走れたというのもあり、
なんとか間に合いました。

ゴール

ゴールの17時30分も無事クリア。
こうして銚子センチュリーライド160㎞の旅が終わった訳です。

フェニックス

リドレー・フェニックスに乗り換えてから思うのですが、
ガシガシにレースに出る人でなければ、
こういうパヴェ系(石畳)のフレームってオススメですよ。
リドレーに限らず、トレック、ピナレロ、スペシャライズド、BMCなどなど
パヴェで検索するとモデルが出てくると思います。

乗り心地がいいというよりは、結構走って見た結果、疲れにくいという感じ。
ぜひぜひ、ロングライドの世界へ!

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南房総サイクリング

小竹向原

朝5時前の副都心線・小竹向原駅。
早朝にもかかわらずホームには大勢の人がいました。

掲示板

実はこの日から副都心線と東横線が繋がり、直通運転の始まる日。
電光掲示板には、元町・中華街行きの文字が表示されいています。
しかし、記念すべき開通後の初列車だというのに、
旧式の7000系を持って来るとは…。
そのせいか、掲示板を見て貰えばわかるように、
5時発の電車が入線してきたのが5時5分。
「車両点検の為に発車が遅れています」のアナウンス。
だから何でよりによって古い車両持って来たかな…。

アクアライン

さて、始発で渋谷に向かい、そこでピックアップしてもらって車で南房総へ。

伊津野&中村

僕が担当している番組のDJ伊津野亮さんと、
レポーターの中村愛ちゃんが、
バイシクルセオ西千葉店が主催するサイクリングに参加する事になり、
僕は、ツールドちばに引き続き、中村愛ちゃんのサポート役で参加。
細かすぎてつたわらないモノマネで平井理央アナや、
ドリカムのモノマネをする彼女です。

MBK

注文しているリドレーのフェニックスは、まだ完成していないので、
代車で渡されたのが、MBK。
フランスの自転車メーカーです。

強風

この日、駐車場にいるときはポカポカ陽気で、
ウインドブレーカーを着ていったら暑いかな?などと言っていたのですが、
スタートしたらいきなり強風が吹き始めました。
強風注意報も発令。
ディープホイールを履いてきた人達が後悔するほどの、風地獄です。

かなりの向かい風で女子にはツライ感じ。
すぐにグループから引き離されてしまうので、
僕らのグループだけコースを変更し、ショートカットする事になりました。

中村愛ちゃん、ロードバイクに乗るのは、昨年10月のツールドちば以来。
…という事で、ギアの選択とかすっかり忘れてしまっている。
強風とはいえ、ヒルクライムぐらいの軽いギアで走っているので、
回せど回せど、スピードが出ない。
「もう少しギアを重くして」
など、後ろからチェックしながら、サポートしていきます。

野島崎

強風と坂に苦しみながらも、なんとか最初の休憩ポイント、
野島崎灯台が見えて来ました。

休憩

一番、最後尾にいた僕らのグループですが、
ショートカットが効き過ぎて、最初に到着。
でも、待っている間も強風で寒いぐらい。
ロングタイツ履いてきて良かったですよ。

野島崎灯台

南房総最南端の地、野島崎灯台。
館山方面から向かい風のアゲンストでしたが、
ここから折り返すように岬の反対側へ行くので、今度は追い風になるハズ。

標識

案の定、鴨川千倉方面へは追い風。
自転車のスピードと風速が合っているのか、
まるで無風の中を走っているかのようですが、スピードはかなり出ます。
ここまで負荷となっていた風が、風力アシストとして効いてきます。

海

海の白波を見ると、その風の強さがわかって貰えると思います。

花畑

とはいえ、追い風なので、ちょっと余裕。
沿道の花摘みなどを見ながら、楽々サイクリングです。

海

サイドにはずーっと海が見えているのですが、
はやりカーブなどで正面に海が広がると、ちょっと感動しますね。

千倉

千倉の道の駅「潮風王国」でお昼休憩。

千倉

青空と広がる海が気持ちいい!
こういう場所に来ると、不健康な都会の風景から解放され、
気持ちが少しリセットされますね。

潮風王国

お昼は正面に見える、潮風王国の海鮮レストランへ。

海鮮丼

海鮮丼、アジフライ付き。
御飯と刺身の量のバランスが取れてない!と贅沢な文句を言うほど、
新鮮な魚がどーん!

漁港

お昼休憩をした後は、漁港を通って、スタート地点の三芳村方面へ。

農道

館山って至る所に椰子の木が植えられているのですが、
それを育てているのか、田んぼの中に、こんなジャングルのような森が。

岬をぐるりと一周するコースなので、帰りは再び向かい風。
あまりの強風に中村愛ちゃんも悲鳴をあげる。

ツールドちば140㎞を走った中村愛ちゃんですが、
あの時は、坂に差し掛かると、後ろから押して貰っていました。
でも、今回はここまで完全に自力。僕もノータッチ。

強風で最後の方、かなりヘバって来たけど、
ここまで来たら、今日は、全部自力で行こうと声をかける。
上り坂にあたったら、あと何メートルぐらいで頂上か教える。
あと200メートル!100メートルとカウントダウン。
で、なんとか自力で登り切りました。

まあ風がなかったら、もう少し楽に登れるんでしょうけどね。

雛の里

そして、戻って来ました。三芳村の道の駅、雛の里。
この日は、強風の為、ショートカットして50㎞ぐらいの走行でしたが、
それでも自力で完走出来たので、またちょっと成長出来たんじゃないかな。
最初は、走行距離5㎞程度でも、ビビってたぐらいだからね。

彼女をアシストするのはこれで5回目。
■第1回:2012年7月19日:「はじめてのロードバイク
■第2回:2012年7月30日:「木更津ファンライド
■第3回:2012年9月26日:「ツールドちば直前練習
■第4回:2012年10月7日:「ツールドちば2012
■第5回:2013年3月16日:「南房総サイクリング(今回)」

ソフトクリーム

酪農が盛んな三芳村名物の、濃厚なソフトクリームで打ち上げ。

館山

うーむ、走りたい気持ちがムクムクと湧いてきた。
またくるぜ、館山。

フェニックス

早く来ないかな、待ってるぜリドレー・フェニックス!
限定のロット・ベリソルカラーに決定しました。
楽しみ〜!

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