神楽坂茶寮(神楽坂)

神楽坂上交差点

神楽坂は、その名の通り坂の街。
変速レバーに指をかけ、サドルから少し腰を浮かせてペダルを漕ぐ。
車より、歩くより、自転車で駆け抜けると、その高低差を実感する事になります。

神楽坂茶寮

四方から坂が集まった高台の頂点にある、神楽坂上交差点。
その裏手にあるのが、神楽坂でも人気の古民家カフェ「神楽坂茶寮」です。
週末は、お店の前に常に行列が。

テラス

店内は常に満席だったので、テラス席へ。
この日は暖かったので、オープンエアーが気持ちいい。
ただ、行列が出来ると目の前にお客さんが並ぶので、少し落ち着かない。
可能なら奥の席の方がいいかもしれません。

ほうじ茶豚のスパイシーカレー

頂いたのは「ほうじ茶豚のスパイシーカレーセット」1200円。
サラダとドリンクがつきます。
ほうじ茶豚というのは、ほうじ茶で煮込んだ豚の事で、
カレーとは別盛りで御飯の上にごろんごろんと厚切りの肉がころがっています。

カレーをかける前に肉だけ食べてみたのですが、
肉の脂の臭みというか、クセが抜けていて、上品な味に。

カレー

肉は厚切りですが、スプーンですぐに割れるぐらい、
やわらかく煮込まれています。
そしてカレーも程よいスパイシーさで、行きすぎない感じがいい!
大人のカフェ飯という感じ。

カフェラテ

日差しが出ているときは暑いぐらいなのですが、
おひさまが雲に隠れると急に寒さを感じる、変わりやすい気候。
そこで飲み物は温かいカフェラテにしました。

大きなボウルで提供されるのですが、
添えられているのは吉備砂糖。
きな粉と砂糖がブレンドされたもので、
これをラテの泡にふりかけると、コーヒーと共に和風の香りが駆け抜けます。

人気のカフェなので週末は少し待つ事になりますが、
それでも神楽坂を代表するお店なので、一度は体験しておいてもいいでしょう。
今度は出来れば平日に古民家の内装を堪能したいと思います。

お会計の時にチラ見したけど、割とモダンにリノベーションされて現代風ですが、
所々に古民家の跡があり、ちょっと今度、じっくり観察したいです。

(注)
ガールズトークに花を咲かせている女子グループが多い店なので、
ドリンクやデザートが終わってからも、水だけでかなり粘ります。
なので、あそこが帰りそうだなとか勝手に予想すると
かなり肩すかしをくいますので
最初から「待つ店なんだ」という心構えで行った方が、平常心で楽しめます。

■神楽坂茶寮
■東京都新宿区神楽坂5-9
■営業:11:30~23:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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トリトリノキ(面影橋)

鬼子母神

絵、写真、工芸などアート好きの友達が多いのだけど、
皆で雑司ヶ谷、鬼子母神の手創り市に、自転車で出かけようという話をしていました。
ところが方向音痴が多いのか、道順について侃侃諤諤。
「えー、江古田から鬼子母神なんて、ほぼ1本道で迷う要素が無いじゃん」と言った所、
じゃあ、道案内してくれという事になり、ママチャリで出かけてきました。

江古田からは、千川通りをまっすぐ行って目白通りに合流し、
目白駅と明治通りを通過したら、都電の前で左折でゴール。

一度も曲がっていない段階で「もう道がわからなくなった」という人ありで、
方向音痴の恐ろしさを見せつけられた気がします。
曲がってないのに、なぜ迷うのでしょうか?

かつて「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになりましたが、
確かに方向音痴なのは女性の方。

でも、鬼子母神は「きしもじん」なのだけど
都電の駅名は「きしぼじん」と紛らわしいので、
そのように間違えて読んでしまうのはわかるとして
「がしぼじん」と読んだりするのをみると、
方向音痴というよりは、単なる天然ボケなんではないかと思います。
鬼の読み方は「おに」か「キ」で、
変わったところでは天邪鬼(あまのじゃく)の「く」。
「が」は、餓鬼の「が」の方をとってしまったのでしょうか?

こうなると我孫子の事を「あびこ」ではなく
「がそんし」と読んでしまうのではないかと不安です。

会場

まあ、何はともあれ無事にみんなをナビ出来たので、一安心。

当日は、極寒だったのですが、それでも大勢の人たちで賑わっていました。
手創り市は、フリマと違って、全て自らの手で作り上げた物でなければダメで、
中古品だとか、輸入した民芸品的アクセサリーなども禁止。
作家さんたちの顔が見えるアートマーケットで、店舗を構えている人もいれば、
普段はWEB上だけの販売というひとたちもいます。
そしてそれぞれが、手作りというイメージよりワンランク上の、
プロのクオリティーの品々を並べています。

盆栽

ミニ盆栽とか木の器とか、ロハス系の雑誌の表紙に出てきそうな小物たち。
うーん、こんな盆栽なら、年寄りでなくても趣味にしてもいいかも。

蝋燭

キャンドルジューンの影響ってこともないでしょうけど、
最近、アートフリマなどを覗くと、キャンドル作家って増えてますよね。
やはりヒロスエさんのような素敵な女性に人気があるのでしょうか?

木工

アンティークの風合いを出した、木工製品などもあり、
カフェなどに置いたら可愛いかもという小物達も多数。

雑司ヶ谷・鬼子母神の手創り市は、毎月行われているので、
興味のある方は公式サイトをチェックしてください。

トリトリノキ

ここまで来たのだから、チャリカフェしようと皆が言い出したのだけど、
参道のキアズマ珈琲は、他の皆も以前行っているし、
近くのモズカフェは日曜日は休み。
一縷の望みをかけて明治通り沿いの学下コーヒーを覗いたけど、やはりお休み。
このままでは面目丸つぶれな感じになりそうだったので、
最後に、新目白通り、都電「面影橋駅」近くの「トリトリノキ」へ。
ちょっと離れるけど賭に出ました。

看板

トタンの看板もいい感じ。
ギャラリーカフェなので、手創り市の延長上で、ピッタリのハズ。
あいてて良かった。

店内

お店はカフェとギャラリーをかねているのですが、
小物の量も多いので、雑貨屋さんというイメージでもあります。

ギャラリー

手創り市同様に、様々なアーティストの作品が並べられていて、
作者が違うのに、どこかに統一感もあります。
これはセレクトする人のセンスなんでしょうね。

店内

この後ろ側にトイレがあるのですが、もう住めるんじゃないかというぐらいオシャレ。
女性だったら、しばらく鏡を見ながら、ぼーっとしてたいんじゃないでしょうか?

店内

店内は席ごとに違うタイプの椅子やテーブルが配置されています。

カウンター席

ちょっとアンティークな感じとか、木のぬくもりを感じるカウンターとか。

ソファー席

ソファー席もあり、休日の昼下がりにのんびりするのにもってこい。
まるで自宅のようなくつろぎっぷりです。

テーブル席

方向音痴女子達も、ご満悦。

チキンカレー

この日頂いたのは、週末御飯セット、1000円。
宮城県産ひとめぼれ使用の玄米入り御飯と、群馬県産はりま鶏のチキンカレー。
ミニサラダとドリンク付き。

あまり辛くはないタイプですが、
こののんびりとした昼下がりの、まったりムードにはぴったり。
ゆるーい空気感のネジをさらにゆるめてくれる感じ。

コーヒー

ドリンクは、コーヒーか紅茶から選べます。

雑司ヶ谷から自転車で6〜7分。
歩いても15分ぐらいで行けると思うので、手創り市の帰りにはオススメです。
こちらも、アート満載なので、2次会っぽい余韻にひたることができます。
あと、お店の商品は買うことも出来ますしね。

■トリトリノキ
■東京都新宿区西早稲田3-17-23
■営業:12:00〜19:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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