ブルックリン・パーラー(新宿三丁目)

ブルックリン・パーラー

この日、新宿で行われる夜イベントに参加する為に出かけたのだけど、
その前に本屋さん等で資料探しもしたかったので、
夕方早めに出かけ、夜までの間、カフェめぐりで時間をつぶす事に。

ちなみに今回の夜イベント、ビール会社がスポンサーなので、
飲酒運転にならないように、自転車ではなく電車で出かけました。
なので、正式にはチャリカフェではないけれど、許してちょ。

しばらく新宿に行ってなかったけど、3丁目のあたりは様変わり。
そんな中で新宿マルイアネックスの地下1階にある
「ブルックリン・パーラー」に行ってみる事にしました。

店内

ここに来てみたかった理由。
ジャズでおなじみのブルーノートジャパンがプロデュースするお店というのと、
店内奥に見える本棚は、BOOKカフェなど本にまつわる店舗設計などを手がける
BACHのコーディネイト。

ヴィレッジバンガードとはまた違い、ちょっと洗練された感じで、
本や音楽、アートを融合し、発信するという触れ込みのお店と聞いていたからです。

確かに、その世界観はオシャレ。
ただやはり大手資本が入っているからか、
不特定多数を意識した方向性のセレクトで、少し主張は薄い感じ。
なんかインテリアとしては雰囲気抜群なんだけど…。

まあ、本を選びたくて来るというよりは、
たまたま入ったら、オシャレな本が沢山で、手にとって見たくなる
…というコンセプトのお店なんでしょうね。
たぶん。

カプチーノ

カプチーノは、682円。

お店は100人以上入れそうな大箱なんですが、
通路は広めにとってあるし天井も高いので、地下なのに開放感はあります。
ただ、隣りのテーブルとの距離が近すぎて、混んでくると少し気まずい。

どうしても、これだけの大箱だとシフトの関係で、
バイト君達にも頼らざるを得なくなるのだろうけど、
お店のコンセプトがオンリーワンなだけに、
サービスがマニュアル接客系な感じで、少々もったいない気がしました。

とは言いつつ、これは自分が book cafeという言葉から
一人で本を読みながらまったり…という視点で見てしまい、感じた事で、
別の使い方をすれば、非常に使い勝手のいいお店でもあると思います。

雰囲気も地下のお店だけに、夜カフェに近く、
一人でのんびりと時間をすごすというよりは、
誰かとおしゃべりに花を咲かすという方が向いているような気がします。

それほど酒好きじゃない女性に、
「飲みに行こうよ」というと居酒屋的な想像されて敬遠されがちですが、
「御飯でも食べようよ」と誘って、
食事しながらライトカクテルでも1杯的な時に、いんんじゃないですかね。

まあ、僕の回りには酒好きじゃない女性がいないので、実証出来ないのですが…。

あと、待ち合わせなどにも、いい感じのお店だと思います。

■ブルックリンパーラー (Brooklyn Parlor)
■東京都新宿区新宿3-1-26 新宿マルイ アネックス B1F
■営業:11:30〜23:30
■定休日:なし
場所はこのへん
お店のサイト

book cafe好きだったら、
武蔵小山のハイマットカフェなんかもオススメ。
もっとコアな感じだったら、高円寺のR座読書館とか。

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ガーデンコテージ・ららら(中井)

路地

またまた面白い店を見つけ潜入してまいりました。

雨が降りそうで降らないこの天気。
ウエザーニューズでは午後3時ぐらいから雨のマーク。
という事で、遠出はあきらめて近場探検をする事にしました。

ここの所、池袋ばっかりだったので、方角を変えて新宿方面へ。
新宿からの帰り、大江戸線で中井って通るけど降りた事ないなあ…
どんな街なんだろうかと足をのばしてみました。

ふと路地に目をやると、年配の方々が沢山腰を下ろしていて、
何やら写生をしているではないですか。
階段の上の方にも人がいて、10人以上もいます。

竹林

皆様が描いていたのは、この竹林。

林芙美子記念館

住宅街の中に、見事な竹林があるなあ…と思ったら、
ここは林芙美子記念館という、女流作家さんの住居跡。
何度か映画化された「放浪記」などを書いた方です。

ジャングル

その向かいに、竹林とは対照的な、何やら怪しげな密林がありました。

ららら

近づいてみるとお店らしく、メニューなどが書かれています。
しかし、それにしても先日の千川・ひじり湖に匹敵する怪しい佇まいです。
岡本太郎の作品に「座る事を拒否する椅子」というのがあるけれど、
これは名付けるなら「入る勇気を試されるお店」シリーズですね。

店舗

その密林の奥に「ららら」という喫茶店がありました。
怪しげなののでそーっと様子を伺いに入ったのですが、
店内はご近所のご老人達でいっぱい。
満席でした。
意外とご近所の憩いの場なんですね。

コテージ

店内は一杯だったので、外の席に陣取る事に。
密林の中には、コテージ風の席などもある、オープンテラスがあり、
店内で注文し、庭で頂く事を告げて、このジャングルの中へ。

盆栽

一応、密林風なのですが、中には盆栽風の植物などもあり、
和洋折衷という感じ。

アイスコーヒー

ジャングル風のお店なのに、アイスコーヒー380円を頼むと、
おまけでサラダ煎餅がついてきました。
こちらも和洋折衷。

しかし、何も下調べしないで行ったのに、
こんなお店にぶち当たるなんて、ラッキーすぎる!
…というか、面白がってるから当たるんでしょうね。
このジャングルの中で珈琲飲んでる自分を、
物好きそうにチラ見していく人、多数。
まあ、そういうの気にならないタイプですけど。

■ガーデンコテージ・ららら
■東京都新宿区中井1丁目5-10
■営業:11:00〜19:00
■定休日:月火
地図を表示

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