イエカフェ(池袋)

駐輪場

「嫌われ松子の一生」を観て以来、
ヴィヴィッドな写真が撮れるトイカメラを探していたのですが、
友人が貸してくれるというので、それ用のSDカードを買いに自転車で池袋まで。

ビックカメラ本店方面だったら、ウイロードの駐輪場が役に立ちます。
北口の地下通路を出た所。
6時間ごとに100円なのですが、はじめの2時間は無料なので、
買い物程度なら実質0円で利用出来ます。

が…この日は満車。

parco

その向かいのP’PARCOにも半地下の駐輪場があり、
こちらは空いていたので、こっちに駐輪しました。
ロードやクロスの場合、ちゃんと駐輪場に止めた方が盗まれる確率が減って安心です。

へいわ通り

買い物帰りに、北口の「へいわ通り」へ。
池袋のラブホ街がある方面の商店街です。

イエカフェ

その商店街の奥の奥、突き当たりのちょっと手前にあるのが、
「アトリエベムスター&カフェイエ」。
喧騒から隠れるようにビルの半地下にあるお店。

入り口

アーティストであるオーナー達が、
ギャラリーにカフェを併設した、たまり場的お店を作ったので、
階段下の入り口付近は、アトリエのような雰囲気。

カウンター

外ではイエカフェの看板や表記は見つけられなかったのですが、
カウンターの端っこに「ie」の文字が。
これがイエカフェのサインですね。

店内

店内にも色々とアートが飾られているのですが、
本棚にも、自分好みの書籍がいろいろと…。

本棚

本棚には漫画とはいえアートの香りのするAKIRAや
風の谷のナウシカの水彩画集が並んでいました。
cafeでナウシカに遭遇する率が高いのですが、
やはりcafe好きをくすぐる何かがあるのでしょうか?

パンセット

ランチセットは、パンセットとパスタセットの2種類。
本日のスープのついたパンセットは600円。
ハード系の素朴な味わいのパンと、具がゴロゴロと入ったスープ。
鶏肉や大きめにカットされた野菜が入っているので、
見た目よりボリュームがあります。

スープの脇に添えられているガラスの器はハチミツ。
お好みでパンにつけて頂きます。

そしてカフェ定番のロータスのクッキーがおまけで。
シナモンの香りが、大人の感じ。
子供の頃ってシナモンの良さがわからなかったけど、
大人になってわかる味の一つですね。

■ie cafe (イエカフェ)
■東京都豊島区池袋4-26-11 中本ビル
■営業:11:00~24:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

vivicam

さて、友人から借りたヴィヴィッドな写真が撮れると噂のトイカメラ
vivicam 8027 にSDカードを入れて、早速撮影してみることに。

カブ

へいわ通り商店街に止まっていた、出前用のカブ。
イエローのプラスチックケースが鮮やかだけど、
意外としっかりとした映り。
もちろんビビッドモードで撮しています。
トイカメラのチープさはあまりなく、言わなきゃ普通のカメラっぽいかも。

つけナポリタン

この「へいわ通り」には、静岡県富士市のB級グルメ
つけナポリタン」がありました。
自転車にまたがったまま撮ったので、手ぶれでお店が変形。
この変形具合はトイカメラ独特のもので、こうしてみるとトイである事を実感。

池袋西口

池袋の丸井の向かい側から、西口方面を。
いろいろ原色があった方が、トイカメラっぽくなりますね。
青と赤が強く出る傾向のカメラみたい。
少し中島哲也監督風に近づきましたね。

でも、このカメラ、結構ちゃんとしていて、しっかり映る。
もっと、いかにもトイという感じの、
安っぽくて、発色もオーバー気味の、ウソ臭い写真の撮れるカメラが欲しいなあ。

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なんてんカフェ(要町)

なんてんカフェ

池袋の西口からまっすぐと続く要町通り。
その要町の交差点から、一本裏手に入った所にあるのが古民家カフェの「なんてんカフェ」。
一軒家を改装したお店です。

玄関

古い風合いは残しつつも、よく見ると新しさも。

ギャラリー

もともとは古民家の改装が得意な建築事務所だったのですが、
現在、事務所は2階に移動。
自分たちが作った空間をモデルハウス風に体験してもらおうと、1階をカフェに改装しました。

実は、以前、訪れた事のある東長崎の古民家カフェ「樹の房」も、こちらの作品だとか。
お店においてある雑誌などに付箋が貼られていて、そこがこの会社の作品だそうです。

メニュー

こちらは、入り口にある受付のようなカウンターで、注文してから店内に入るスタイル。
セルフではないので、注文するだけでOKです。
会計は、帰りの時です。

四角い透明のケースには、こちらで頂けるお菓子がディスプレイーされているのですが、
これは付近のお菓子屋さんの物。
街の活性化というのも考えたもので、付近で人気のお菓子の紹介もかねています。
ケースには、お菓子屋さんで売られている定価が書かれているのですが、
こちらでお菓子を頂く際は、チャージ300円がかかります。
とはいえ元が100円台なので、普通にカフェで頂くお値段と同じと考えていいと思います。

座敷

外は普通の民家のようでしたが、お座敷は、どこかの高級料亭のような雰囲気。
古民家がこんな雰囲気になるのを見ると、がぜん古民家に住みたくなりますね。

バナナブレッド

頂いたのは、極上ほうじ茶400円と、バナナブレッド180円。
それにフードチャージ300円がかかるので、全部で880円。

バナナブレッドは、要町と椎名町の中間にあるケーキ屋さんラベスのもの。

小麦粉に対して2倍以上のバナナを使っいて、砂糖不使用で焼き上げてあるそうです。
甘みはバナナの甘みだけなので控えめ。
クルミが入っていて、それを噛んだ時に独特の濃厚な風味が広がります。
シナモンの香りもアクセントに。

京都だとか川越や佐原などの小江戸といわれる所は、街全体の景観を考えていますが、
そこまで大げさでないにしろ、各商店街でも、この古民家カフェの取り組みはヒントになるのでは?
…と思いました。

古くからの商店街って、どこか同じ雰囲気を持ったお店が並び、景観を作っているのですが、
立て替える時に、一軒だけ建て売り住宅風になって浮いてしまっているケースも見られます。
古いのが全てって訳じゃないんですけど、こういうリノベーションという手法もあって、
さらに、新築には出来ない高級感を出すことも出来る。
しかも、逆に今風で若い人に人気出そう。
選択は自由ですが…こういう方法もあるって事は、知っておいても損はなんじゃないでしょうか?

■なんてんcafe
■東京都豊島区要町1-10-7
■営業:14:00~19:00
■定休日:水曜
場所はこのへん
お店のサイト

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