カフェ・ラルゴ(下赤塚)

ラルゴ

下赤塚でもう一軒。
さかい珈琲のすぐ近くにあるのが、カフェ・ラルゴ。
こちらもスペシャリティーコーヒーが飲めるお店として、知られています。

店内

店内には自家焙煎機も設置されています。
一粒一粒豆を見て、悪い豆を取り除くハンドピックという作業をしてるとの事。
となると、すっきりとした飲み口のコーヒーを頼み、
雑味の無さを確認したい所です。

タルト

選んだのは、タンザニア・モンデュール農園のキリマンジャロ、500円。
自家製の洋梨タルト350円。

キリマンジャロは後味の残らない、すっきりとした酸味なので、
ハンドピックによって雑味を取り除かれた、透明感を味わうのにちょうどいい気がします。

タルトを一口食べ、口の中に少し残る甘み。
そこにコーヒーを含むと、口の中で程よい具合にブレンドされます。
ケーキを食べるというよりは、
コーヒーをさらに美味しくする為に、口の中の下地作りをしているみたいな感覚。

最近、ラテとかカプチーノとか頼む事が多かったけど、
こうしてじっくりコーヒーを飲んでみるのも新鮮だなあ。
なんだか、感覚が研ぎ澄まされていくような気がしました。
気だけかもしれないけど。

■Café Largo(カフェ・ラルゴ)
■東京都練馬区田柄2-32-22
■営業:10:00~20:00
■定休日:水曜
場所はこのへん
お店のサイト

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さかい珈琲(下赤塚)

さかい珈琲

これまで取り上げたお店の中で、コーヒー好きの方々から
「あそこは美味しいですよねー」と賛同の声が多かったのが、
板橋の志村三丁目にあるカフェ・ベルニーニです。

もちろん僕が住んでいるのが練馬区の江古田ですから、
訪れるお店も城北地区が自然と多くなってしまうのですが、
その城北地区のコーヒー好きであれば、異論のない所だと思います。

そんな皆さんから
「だったらあそこもぜい行ってみてください」と多く推薦を頂いたのが
東武東上線の下赤塚にある「さかい珈琲」。
住所的には練馬区の北町になるのですが、ここは練馬と板橋の区界で、
最寄りの駅が東武東上線の下赤塚か、有楽町線の赤塚になります。

店内

こちらはスペシャルティコーヒー珈琲豆の販売が中心で、
喫茶は、その店内の片隅に2つ。
コーヒー通の間ではよく知られたお店で、
カフェというより、珈琲にスポットを当てた本や特集では、よく取り上げられています。

焙煎

焙煎機の前に陣取る、ご主人。
ピノキオのゼペットじいさんとか、古き良き職人の佇まいです。

観察していると、一挙手一投足が、プロの動きというか職人っぽいのです。
よく天ぷら職人は油の音の変化を感じてあげるといいますが、
焙煎機の音や香り、体内時計で、出来がわかるという感じなのです。
豆を取り出すたびに、焙煎機をハケで掃除する様も粋。

マンデリン

こちらは、どの種類を飲んでも、一杯280円。嬉しいですねえ。

まず頂いたのは、「マンデリン・リントン(深煎り)」
苦みが強い種類だけに、上手に焙煎して淹れないといけないので、
僕の中では、これを飲んでみると、お店の違いがわかりやすい気がします。

たしかに一口目は苦みが広がるけど、二口目から苦みが落ち着き、
その奥にある深みとか香ばしさが、楽しめます。
旨いぞこれは!

ケニア

こうなると、もう一杯飲み比べしたくなりますよね。
今度は、浅煎りの「ケニア キスングルル農協」をチョイス。

まずは爽やかな飲み口。
果実のような爽やかさがあるのだけど、後味に、口の中に甘みが広がります。
これが意外とマイルドで、覚えのある味だな…と、考えていたのですが、
なかなか思いつかず、メニューに目を落とすと「キャラメルのような甘み」の文字が。
そうだ!キャラメルだ!

こういうの、答えを見ないで言えたらカッコいいのだけど、
正直、まだそのレベルまでは行ってません。
修行が必要ですなあ。

このお店では、珈琲の美味しさを教える為に、
月に1回、珈琲教室も行っているそうです。
チャンスがあれば、伺って色々お話聞いてみたいなあ。

皆様、美味しいお店教えて頂いて、ありがとうございました。

■さかい珈琲
■東京都練馬区北町8-33-8
■営業:10:00〜19:30
■定休日:月曜・第2第4火曜日
場所はこのへん
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