フォーティントーキョー(池袋)


久々にガチで旨いと感激のお店に出会いました。池袋のサンシャイン通り、駅の方から向かって最初の角を右に折れた所にあるのが、ベトナムのフォーの老舗、フォーティントーキョー。

つけ麺の「やすべえ」の左側、地下1階にあるお店です。


ベトナム・ハノイで40年以上続く名店が、東京に進出。創業以来ずっとベトナムから門外不出でやってきたのですが、世界で初めてとなる二号店を池袋にオープンしました。

メニューは、牛肉のフォー一点のみ。実は冷たいフォーとかあるのかなと検索していてたどり着いたのですが、雨降って少し過ごしやすくなったので、温かい麺でもいいかとこちらに。それが大正解でした!


一番オーソドックスな牛肉のフォー、920円。

と言ってもメニューは「牛肉のフォー」しかなくて、入り口の自販機で食券を買うときに、大盛とか、パクチーを抜くとか、牛肉やパクチー、ネギを増しにするとか、カスタマイズが出来ます。

緑なのはネギがメインなので、パクチーが好きな人はトッピングで増した方が良いかもです。

フォーのスープってシンプルで澄んでいるような感じで、混じりっけなしのスープの中に、どんな味が潜んでいるのか探りながら飲むのが好きです。


こちらの繊細なスープが自分には合うなあと悦に浸っていたら、隣りにベトナム人らしき若い男子2人組がやってきました。

フォーの前にスープに生玉子の入った小鉢が運ばれて来ると、目の前の調味料で味付けをし、黄身を崩すようにかき混ぜ始めました。それを飲んでいるとフォーが運ばれて来たのですが、唐辛子や、ニンニク調味料も、驚くほどどっさり入れていきます。

いやいや、スープ味見してから調味料を入れようよと思ったのですが、きっと通いなれているのでしょうね。二郎ラーメンを一気食いするような勢いで、フォーを食べ始めました。若さゆえの勢いは、世界共通なんですかね。


今回は、最後に調味料をちょっと入れて味変しましたが、デフォルトで美味しいフォーでした。若い女の子達も続々入店して来て、人気店なのが伺えます。

よーし、次は色々カスタマイズしてみよう。確実にパクチーは増しますね。あと、ベトナム人らしき若者が飲んでいた、生玉子スープも注文しよう!

■フォーティン トーキョー(PHO THIN TOKYO)
■東京都豊島区東池袋1-12-14 ハヤカワビル B1F
■営業:11:00〜21:00
■定休日:なし
■場所はこのへん
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エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター(高円寺)


ミニベロで高円寺に向かう途中の沼袋、西武新宿線を地下化する工事が行われていました。


完成すれば野方を出た後、地下にもぐり、沼袋、新井薬師は地下となり、中井の手前で地上に顔を出すという事になります。

一番大きいのは、中野通りの踏切を無くすという事でしょうね。中野通りは、山の手通りと環七の間の6.5環として少しずつ整備がされていて、哲学堂と南長崎六丁目の交差点までの工事が終わると、かなり交通量が多くなると予想されます。今のうちに明かずの踏切対策をしているのだと思います。


駅舎も地下化の工事をしているようですが、地下化が完成したら線路の部分はどうなるのでしょうか?同じく地下化された小田急の下北沢のように新しい街が作られるのでしょうか?


踏切を渡って坂を登った所、平和の森公園にある「キリンレモン スポーツセンター」は東京オリンピックの時の公式練習場。あれから1年が経とうとしていますが、今やオリンピックなど遠い昔のような感じがしてしまいます。


同じ通りにCAPICという刑務所作業製品を売るショップがあります。この地にかつて中野刑務所(旧豊多摩監獄)があったなごり。正門だけが文化財として残されています


刑務所の製品というと、革靴とか家具とかが一般的なのですが、最近ではアウトドア用品なども作られています。性能とか軽さとか色々違いはあると思いますが、この焚き火台はスノースピークの半額程度。良いかもしれない。


環七経由で高円寺の地名の由来となった「高円寺」へ。ここは石の鳥居に龍が彫られていたり、アート的な見所が多いのですが、境内は残念ながら撮影禁止。


という訳で、ミニベロで高円寺まで寄り道をしながらポタリングして来ました。


今回の目的はこちら!「エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター」。東京駅の八重洲地下街に本店のあるエリックサウスですが、そのカジュアル版を高円寺に出しています。目的はもちろんビリヤニ。


ドリンクは自家製スパイシージンジャエール、190円。最近、クラフトコーラとかスパイシー系にプチハマりしていますが、カレーとの相性は良いと思います。激辛系を中和するならラッシーが良いけど、ほどよいスパイス感を楽しむなら、こちらの方が、味に広がりを出してくれて飲んでいて楽しいです。


頂いたのは、チキンとマトンのハーフ&ハーフ「ツインビリヤニ」ライタとカレーソースがついてついて1210円。インド系のお店だと通常のビリヤニが食べきれるかな?的な量で出て来て、女性などは残りをテイクアウトする事もあるのですが、こちらはお上品なサイズで小食の僕でも問題なく食べきれる量。大盛のラージサイズもあるので、食べ盛りの方はそちらがお勧め。

ビリヤニは味も繊細で上品な感じなので、まずはライタやカレーソースをかけずに、そのままの味を堪能しましょう。行きすぎない味なので、まずはその絶妙なバランスを味わいます。カレーソースが美味しいので、次回はカレーのセットの方を味わおうと脳みその片隅にブックマーク。

江古田から高円寺までは寄り道しなければミニベロで15分ぐらいなので、もう少しエリックサウスを研究してみたいと思います。

エリックサウスのオーナーの稲田俊輔さんの「おいしいもので できている」
この本が好きなのですが、グルメのウンチクでは無く、B級でも何でもどうやって美味しく食べるかという、行きすぎたこだわりがつまった本で、孤独のグルメの方向性の、食のエッセイ。グルメ系の本の中では、断トツで好きです。

■エリックサウス 高円寺カレー&ビリヤニセンター
■東京都杉並区高円寺南4-49-1
■営業:
11:30~15:00(月・火・木・金)
17:00~21:00(月・火・木・金)
11:30~21:00(土日祝)
■定休日:水曜
■場所はこのへん
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