カフェ・のら(椎名町)

自歩道

豊島園のカフェを偵察に行ったのですが、
小さなお店なので満席で入れませんでした。
そこで、暖かくなったし、冬には寒くて食べられなかったパフェを食べに、
椎名町の「のら」まで行ってみる事に。

千川通りの歩道は、このように歩道が自転車と歩行者用に色分けされています。
一見、親切のように見えますが、これがまた大きな落とし穴。

警察庁より、自転車は車両で、自動車の仲間であるから、
自転車は車道を走りなさいという通達が出ているのですが、
それに逆らっているのが、東京都。
自転車レーンの整備ではなく、
「自転車歩行者道(自歩道)」整備の方針を頑なに崩していません。

歩道

このように色分けされると、自転車レーンが整備されたような感覚になりますが、
これは自転車レーンではなく、歩道です。

おいおい!歩行者は赤いところを歩けよと思いたくなりますが、
こんなに色分けされても、歩行者優先。

これは「自歩道トラップ」なのです。

看板

なぜなら、これは自転車レーンではなく、自歩道だからです。
自歩道で自転車は、歩行者の邪魔にならないように、通行しなければなりません。
これは、道交法で決まっています。

まあ、譲り合いの精神で…なんて綺麗にまとめそうになりますが、
何が罠かというと、

自歩道での自転車と歩行者の事故は、
自転車が100%悪いと判断されるという事

これを忘れている人が多いし、
自転車レーンのように勘違いさせて、
グレーの所を走っていれば大丈夫と思い込ませるトラップがあるのです。

何度も言いますが、これは「自歩道トラップ」なので気をつけて!

過去にも書きましたが、歩道での事故は100%自転車の責任にされます。
歩行者がよそ見をしていようが、フラつこうが、グレーの所を歩こうが、
事故ったら自転車の方の責任です。
歩行者が怪我をしたら、自転車側が100%賠償責任を負います。
それが、何故か知らない人は、リンク先を参照してください。

三ツ矢雄二さんの流行語ではありませんが、
自歩道を、自転車レーンと勘違いさせる、まさにグレーゾーン。
ママチャリなどでグレーゾーンを我が物で走っていると、
痛い目にあうのでお気をつけて。

ママチャリ

それに、東京都は自転車と歩行者の通行帯を分けるって言うけど、
スーパーやお店の前では、ただの自転車置き場状態ですよ。
結局、赤い歩行者の所を、自転車と歩行者が分け合う事になるのです。

つまり、色分けしたところで、何も解決してないって事です。

のら

前置きが長くなりましたが、この日、向かったのは、
椎名町の果物屋さんが業態変更して開いたカフェ「のら」。
古民家風の店舗がいい味をだしているお店です。

のらパフェ

前回行った時は、冬だったので、
お店の名物であるパフェは寒くて断念したのですが、
暖かくなったので、あらためて食べに来てみました。

「のらパフェ」は650円。
元々が果物屋さんだけに、新鮮なフルーツが、
自家製のフルーツシャーベットの上に、てんこ盛りになっています。
旨い!

男一人で挑戦するメルヘン羞恥プレイシリーズ、
冬は可愛いラテアートでしたが、
夏に向かっては、パフェシリーズですかね。
よーし、旨いパフェ探そ!

以前の記事はこちら。

■cafeのら
■東京都豊島区長崎1-3-12
■営業:9:00~20:00
■定休日:月曜
場所はこのへん

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カフェのら(椎名町)

椎名町

2012年のカフェはじめは、西武池袋線で池袋の1つ目の、椎名町から。
今、西武線は駅舎工事を行っているのだけど、
見事にどの駅も同じデザインで、正直、つまらない。

南天

椎名町は、足をのばせば、漫画家の「ときわ荘」跡地なんかもありますが、
駅の近くでの名物と言えるのは、肉がどっさり乗った肉そばが名物の、
立ち食いそばの南天ぐらいでした。
その駅前に新たなカフェが出来たという情報を頂いて、行ってきました。

カフェのら

お店の名前は「cafe のら」
以前ここは駅前に50年続いた果物屋さん「フルーツマスダ」だったのですが、
昨年末に果物屋さんを閉店したのち、フルーツを使ったカフェとしてオープンしました。

一階

果物屋さんだった店舗をリノベーションして作った、古民家風カフェ。

階段

一階は新しい感じなのですが、階段を上がると、柱や梁などが現れ、
古民家カフェの風情が感じられます。

ふくろう

途中の梁には、こんなふくろうがとまっていたりして。

天井

天井も取り払われ、梁がむき出しになっていますが、
そこが古民家カフェならではの風情で、いい感じです。

本棚

本棚には、谷中や千駄木の本もあったので、ああいう谷根千がイメージなんでしょうね。
「のら」という名前も、
「のら猫がのんびり出来る街は、きっと人間ものんびり出来るはず」
という事で、ゆったりしてもらうお店にしたくて、のらと命名したのだとか。

僕が行ったときは、1階はご近所の年配のお客さん。
2階は、オシャレな若奥様系のお客さんが多かったです。

フルーツサンド

やはり元々が果物屋さんという事で、フルーツを使ったメニューが沢山あります。
フルーツパフェが美味しそうだったのですが、寒かったのでフルーツサンドをチョイス。
フルーツサンドは550円。
プラス250円でドリンクをセット出来るので、コーヒーをつけてもらいました。

単体のコーヒーにはロータスのクッキーが添えられていました。
ロータスが出るお店で外れは少ないよね。

さすがに元果物屋さんだけにフルーツはフレッシュ。
トーストも自家製のジャムがつくという事なので、そちらも食べてみたいです。

メニューに書かれていた挨拶文。

フルーツもコーヒーも毎日の必需品ではありません。
けれど、気軽にゆっくりと、コーヒーが飲めてフルーツが食べられる。
そんな時間をすごせる事は、とても幸せなこと。

確かに…。
2011年に感じたのは、余裕がなくヒステリックになっている人が多いという事でした。
震災の影響もあったと思うのですが、
自分の正義を信じてつきすすみ、オーバーヒート気味になっている人が多いと感じました。
正義も冷静さを失えば、エゴになりかねません。

1日のどこかで、クールダウンする時間は必要です。
それには、いろんな方法があるのだけど、
ゆったりと時間が流れる中に、実を投じるのも一つの方法でしょう。

こんなカフェでゆっくりとすごすのも、その1つだと思います。

■cafeのら
■東京都豊島区長崎1-3-12
■営業:9:00~20:00
■定休日:月曜
場所はこのへん

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