2016年は?

自転車

大晦日は、初台のライブハウスで行われた、
カウントダウンライブに行ってきました。
自転車で。

自転車で来た事を言うと、皆に驚かれるのですが、
家からミニベロタイプの自転車で無理せず走って、20分前後。
大晦日は電車の終夜運転とか、本数も少ないので、
自転車で、パッと行った方が完全に早いのです。
道も空いているし。

家から20分だという事を言っても、
「でも寒かったでしょ」と言われますが、
自転車漕ぐから、体は温まります。

「ヒートッテックですか?」とも聞かれましたが、
ヒートテックは乾きにくいので、汗をかいてしまうと汗冷えしてしまいます。
だから、自転車乗りは、速乾性のインナーを着ています。
そうする事で、走行後の汗冷えも防ぐ事が出来ます。

こんな風に自転車のコツを知っていれば、
23区内レベルの移動だったら、多くの事が自転車で事足りてしまいます。
ただ、それが理解されてないのが、少々残念。

例えば、報知新聞に
寮から球場までの約2.5キロの道のりを自転車で走ることでトレーニングに
なんて、いかにもな風に書いていますが、
自転車で2.5㎞なんて、10分もかからず中高生のチャリ通レベルでしょ。
ジョギングしても、2.5㎞なんて、運動不足のリハビリ程度。
多くの人が、車移動意外の距離感をつかめていません。

もっと自転車でいろんな事が楽勝だという事を知って欲しいですね。

シェア自転車

それでも、最近、港区あたりでは、
こちらのシェアサイクルを利用している人を見かけるようになりました。
港区自転車シェアリング
料金は30分ごとに100円で、設置されたポートなら乗り捨て可能。

2016年2月1日より、東京都内4区、千代田区、中央区、港区、江東区で、
区境を越えて利用できる広域実験がスタートします。

ロンドンオリンピックの時に、車社会のロンドンの中心部は、
交通渋滞が予想された為、車の進入の規制が行われ、
その代替移動手段として、シェアサイクルの整備が進められました。
車慣れしているロンドンの人達も、仕方無く使ったら便利さに気づき、
オリンピック終了後も、交通手段として定着しています。

東京は地下鉄が整備されていますが、
それでも自転車の方が楽勝だったりするケースも多いので、
実際に使ってみて、レポートもしてみたいなと思っていたりします。

今年はもっと多くの人に自転車の便利さに気づいて欲しいなと思っています。

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光原社 可否館(盛岡)

盛岡駅

久しぶりに故郷の岩手に。
まだこの時期の新幹線は比較的空いていて快適。
しかも、はやぶさに乗れば約2時間で着いてしまいます。

岩手山

残念ながら岩手山は雲にかくれていました。

光原社

盛岡駅から徒歩8分。
駅から比較的近い場所に歴史を感じさせる場所があります。
宮澤賢治ゆかりの場所、光原社。

石碑

中庭には宮澤賢治の石碑があります。
実はこの光原社というのは「注文の多い料理店」を出版した会社。
誰もが知る日本の童話文学の最高傑作ですが、
当時は話題にものぼらず、ほとんど売れなかったそうです。

じゃあ、印税ってほとんど貰えなかったの?と調べたら、
印税どころか、原稿料も貰っていなかったそうです。

宮沢賢治は作家ではなく、学校の教師ででした。
生前に刊行した本は
詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』のみで、
どちらも自費出版。
その一つが、こちらの場所で出版されたのです。

宮澤賢治

生前は無名の存在。
作品のほとんどは、草稿の状態で遺されており、
有名になったのは、死後に全集が刊行されてからです。

ゴッホもビックリの不遇ぶり。
ちなみに賢治とゴッホは、享年が同じ。
ともに37歳で世を去っています。

 可否館

その光原社の中庭に、こぢんまりとした喫茶店があります。
光原社 可否館。

店内

アンティークな雰囲気を感じさせる店内。
ちょうどお客さんの切れ目だったので、写真を一枚。
でも、この後すぐに満席に。

珈琲

珈琲は、480円。
名物のくるみクッキーは155円。

盛岡という土地は、東北らしくゆったりとした時間が流れていますが、
その中でも、こちらのお店は、さらにゆったり。
日常から離れて、違う場所に来ているので、
余計な事を考えずに、ボーっと出来ます。

元々、デジタルから抜け出して、アナログの世界に身を置こうと、
サイクリングを始めたのだけど、今年の後半は、あまり乗れてなかったな。
反省。

■光原社 可否館
■岩手県盛岡市材木町2-18
■営業:10:00~18:00
■定休日:毎月15日(日曜、祝日の場合は翌日)
場所はこのへん
お店のサイト

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