猪苗代ライド1日目

猪苗代

いつもお世話になっているバイシクルセオ西千葉店の方々、
そしてお客さん達と福島に行ってきました。
夏の猪苗代湖、磐梯山を望むサイクリングです。

ホテル

早朝に千葉を出て、9時過ぎには猪苗代へ。
ホテルのチェックイン前に、ひとっ走り。

猪苗代湖

上級者はヒルクライムコースに出かけていましたが、
僕は初心者がメインの猪苗代湖一周、約60キロコースへ。

磐梯山

猪苗代湖は、磐梯山を望む、野口英世記念館の一角でご飯を食べないと、
後はどこにも飲食店が無いとの情報を得て、
走って早々、5㎞もたっていないのですが、昼食タイム。

蕎麦屋

お蕎麦屋さんにIN。

つけとろ

ちょっと軽めにしておきたかったので、つけとろ蕎麦をチョイス。
この日は、福島猪苗代も30度を超える真夏日。
なので、あっさり目の蕎麦で、スルっと行っときます。

猪苗代湖

猪苗代湖も裏側に入っていくと、なかなか風光明媚な場所が。

猪苗代湖

銭湯のペンキ絵にでもなりそうな場所で、一休み。
ちょうど、ここに自販機もあったので、給水。

山道

湖一周コースなんですが、山道もあります。
初心者コースというか、初心者グループと聞いていたのに、
みんなスルスルと登って行きます。

昨年、バイシクルセオ西千葉店で、
ロードバイク経験ゼロの初心者を集めて、5〜6回の練習を経て、
60㎞から100㎞を走れるようにする、スマイルカレッジという企画がありました。

その1期生だった女子がグループにいたのですが、
勾配12〜3%の坂で、自分がヘタレているのに、
彼女は、何事もないかのように、インナーロー(一番軽い)ギアで、
ペダルをケイデンス(回転数)で、クルクル回し、
スルーっと登って行くのです。

ぐんぐん離される自分。
そして、いつの間にか、グループで最後尾に。

そのロードバイク歴1年の女子に、早くなったねーと言ったら、
まわりの人達が教えてくれたのですが、
先日、奥多摩で開催された、東京ヒルクライム、
女子20代の部で、なんと1位だったのだそうです。

始めて1年でヒルクライム1位?スゲーなおい。

セオ店長に聞いたら「いや〜練習は裏切りませんね」と一言。
どうやら、強者の男性陣に引っ張り回されて、鍛えられてたらしい。
…にしても、1年ですよ。

もう、ヘタレなポタラーの太刀打ち出来る所ではありません。
脱帽。

猪苗代湖

猪苗代湖を挟んで、ちょうど磐梯山の対岸。
山の雲を見たら、これは一雨来そうな予感という事で、
慌てて帰路につきました。
僕らは降られなかったのですが、ヒルクライムチームは案の定、降られたとか。

自転車乗りは雲に敏感になりますねえ。

宴会

さてさて、この日の参加者は総勢50名ぐらいだったのですが、
宴会場で、親睦会。

その後、2次会もあったのですが、翌日の事を考えてパス。
…というのも、2日目は、ヒルクライムコースだったのですが、
初心者組は、2日目はパスする人が多く、
残ったメンツを見ると、初心者とはいえども、今日の走りを見ると早い人ばっか。

となると、坂に弱い自分が最下位組になる可能性は高く、
二日酔いなんかで走ってる場合じゃありません。
つー訳で、大好きなお酒をガマンして、早めに就寝。

…まあ、これが翌日多少功を奏すのですが
それでも、坂苦手の貧脚ぶりで、大苦戦するのでした。
それは、また次の記事で。

今回の猪苗代湖一周コース。
野口英世記念の対岸付近は、コンビニはおろか自販機を探すのも大変。
なので、自販機をみつけたら念の為給水をしておいた方がいいです。
飲食も見つからないので、念の為の補給食を持っていくか、
今回のように、早めに飯タイムをしておくのもいいでしょう。

あと、今回、自分のサイクリング用カメラを忘れてしまい、iphomeで撮りました。

でも、それで比較が出来たのですが、サイクリストには自分も使っている、
ソニー Cyber-shot DSC-TX30 をオススメします。

このカメラのいい所。
薄型軽量というばかりでなく、水深10mまでの防水、1.5mからの落下耐衝撃、
なので、サイクルジャージの背中ポケットに入れて置いても、
汗や雨、水を被った際でも問題なし。
1.5mの耐衝撃なので、自転車ぐらいの高さからの落下なら、問題なし。

さらにいいのは、前面のフタをスライドさせると起動します。
なので、片手で背中のサイクルジャージから取り出す際に、
シャカっと親指と人差し指でずらし、ノールックでスタンバイOK。
後は撮りたい方向にカメラを向けて、シャッターを押すだけ。

走りながら、一瞬見えた風景とか、撮りたい風景を撮り逃しません。
一人なら好きなときに立ち止まれるけど、
集団で走っていると、止まれないケースが多いですからね。
ホント便利です。

個人的には、サイクリスト、最強カメラなんじゃないかと思っています。
ぜひ、量販店などで見かけたら、
背中から取り出してカメラを構える手順、やってみてください。
良さがわかって頂けると思います。

Pocket
LINEで送る

ツールドフランスで活躍した自転車2014

表彰台

2014年、今年のツールドフランスは、アスタナのニバリが安定の強さでした。

■総合成績1位
ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)アスタナ プロチーム
■2位
ジャンクリストフ・ペロー(フランス)アージェードゥゼール・ラ・モンディアル
■3位
ティボー・ピノ(フランス)エフデジ ポワン エフエール

フランス人二人が表彰台に立ち、ステージ優勝もフランス人選手が勝ち、
地元フランス国民は、大盛り上がりだったんじゃないでしょうか?

そういえば、

自転車乗ったら足太くなるんでしょ?みたいな事いう人、
これが今回のトップ3です

みたいなツイートをしたら100以上リツイートされてましたが、
皆さん競輪選手と勘違いしてるんですよね。
競輪選手は陸上の100m選手的な感じ。
だから、ジョギングしたらウサイン・ボルトみたいになるんでしょぐらいの
勘違い発言。
まあ、運動したくない言い訳だと思いますが。

毎日200㎞近いレースを21位ステージした選手は、
女性もビックリな細くて引き締まった足をしているのですよ。

各賞

では、話しはそれましたが、そんなツールドフランスで活躍し、
各賞に輝いた選手達が使用したロードバイクを見ていきましょう。

スペシャライズド

■個人総合時間賞「マイヨジョーヌ」(黄色)
21ステージを戦っての個人総合時間が最も少ない選手を称える、
もっとも権威のある総合優勝。

ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)アスタナ プロチーム

S-WORKSと書かれていますが、ニバリのバイクはSpecialized Tarmac。
コンポはカンパニョーロだけどクランクは、スペシャライズドのオリジナル。
ホイールのCORIMAは、フランスブランドですね。

キャノンデール

■ポイント賞「マイヨヴェール」(緑)
各ステージのゴールと中間スプリントポイントで与えられる合計で競う。
瞬間的に早い、スプリンター達が戦う賞。

ペーター・サガン(スロバキア)キャノンデール

今年のサガンはコツコツと稼ぐ、スプリントポイント職人で、
圧倒的なステージ勝利は無かったので、ちょいと地味でした。
ただし、2位のクリストフに圧倒的な差をつけてのマイヨベール。
取りこぼしが無いという感じでした。

サガンが乗るのは、キャノンデールのSUPERSIX EVO。
コンポーネントはスラムで、ホイールはビジョン。タイヤはケンダ。

マイカ

■山岳賞「マイヨブラン・アポワルージュ」(水玉)
各ステージに設けられた山岳ポイントで加算される得点が
もっとも多い選手に与えられる賞。

ラファル・マイカ(ポーランド)ティンコフ・サクソ

ティンコフ・サクソもコンタドールの落車リタイアで、
Bプランに変更せざるを得なかったチーム。
それでも、きっちりクライマーの代役を果たし、マイカが山岳賞に。

パっと見、lookのモンドリアンカラーにも見えますが、
スペシャライズドのs-worksのターマック、ティンコフカラー。
コンポはスラムだけど、クランクはスペシャライズド。
ホイールは、ジップ。

ピノー

■新人賞「マイヨブラン」(白)
25歳以下の若い選手中で、個人総合時間順位最上位の選手。

ティボー・ピノ(フランス)エフデジ ポワン エフエール

ピノって、2012年の大逃げが印象的だから新人って感じしないけど、
まだ25歳以下なんですね。
バイクはラピエール・ゼリウス EFi
コンポはシマノ、9070系Di2とホイールはWH-9000-C35-TUが装着。

キッテル

そして、ツールドフランス第21ステージ、
花のパリ、シャンゼリゼのスプリント勝負で勝った者が、
世界最速の称号を得るのですが、今年もジャイアント・シマノのキッテルでした。

ジャイアント

マルセル・キッテルのバイクは、
ジャイアント・プロペル・アドバンスド SL。
コンポとホールは当然、シマノ!

台湾のジャイアントに日本のシマノって安いんじゃないの?
ってイメージ持っている人も、もしかしたらいるかも。
クロスバイクのエスケープとか5万円台だしね。

いえいえ、ジャイアント・プロペル・アドバンスド SL。
完成車のお値段は100万円オーバーです。

ハンセン

最後に個人的なチャリカフェ賞(話題賞)
ロットベリソル・アダムハンセン。
乗っているのはリドレーのヘリウムSL。

とにかくツールドフランスに面白い話題を提供してくれる選手。
ツールを見ながらのツイッター、タイムラインを見ていても
ハンセンが映ると「ハンドル幅狭っ!」だとか「変な靴」とかツイートが並びます。

ハンドル幅380mmという、中目黒あたりのスカしたシングルピストかよ!
と言いたくなる狭いハンドル。
そして、自作で作っているカーボンのシューズ。
弱虫ペダルの御堂筋もビックリなシート高でステムを前に出したポジション。
もう変態バイクで、ツイッターでもネタの対象なんだけど、
ちゃんと立派な記録ももっています。

今回でグランツール9連続完走。
9戦連続じゃないですよ!
ジロデイタリア21ステージ、
ツールドフランス21ステージ、
ブエルタ・ア・エスパーニャ21ステージ、
1年で63ステージ完走を3年連続ですよ!
189ステージ連続完走中なんですよ!

ツール、終わったばっかなのに、またブエルタ出て来るよね。
もうハンセンの為だけにブエルタ見ようかという勢いです。

まあ、全体的に今年はスペシャライズドの年でしたね。
来年はスペシャに乗る人増えるのかな?
荒川サイクリングロードも、去年の秋にはSKYのジャージ多かったですけど
今年はフナッシーなアスタナ増えますかね?
まあ、8月20日発売の自転車雑誌は各誌とも
スペシャライズドが掲載されると思いますが。

2013年は、優勝のSKY、山岳賞のモビスターがピナレロを使用し、
ピナレロ万歳の年と言った感じでしたが、今年は、Specialized。

マイヨジョーヌのニバリ、山岳賞のマイカがスペシャライズド。
カヴェンディッシュの落車リタイアでBプランのアタックチームに変更した
オメガファルマ・クイックステップ。
タイムトライアルなどでトニ・マルティンが活躍しましたが、
オメガファルマが乗るのもスペシャライズドでした。

ツールドフランスで活躍した自転車2013

ツールドフランスで活躍した自転車2012

Pocket
LINEで送る