ムガルカフェ(早稲田)


梅雨入りしましたが、コロナも落ち着いて来ましたし、晴れた日はポタリング再開。今回は美味しいビリヤニ探しの旅です。

目白通りを走っていると、ビアンキのショップを発見!こんな所にビアンキありましたっけ?自由が丘と青山、表参道ヒルズのビアンキが閉店していたのは知っていたのですが、いつの間に目白に?調べたら2017年からここにあるんですね。何度もこの前を通っているのに気がつきませんでした。


目白から裏道に入りつつ、明治通りから新目白通りへ。ちょうど都電がカーブするあたりに出ました。


今回の目的地は、都電の終着駅「早稲田」です。


その早稲田の駅前の交差点、クリーニング屋さんの2階にあるのがお目当てのムガルカフェです。


二階のベランダに「本気の東インドグルメ」という旗が見えますが、インド人であるオーナーは、元々サラリーマンだったのですが、日本にはバターチキンとナンで、インドを名乗るお店ばかりなのに不満を持ち、本気のインド料理を出したいと、サラリーマンの傍ら日曜日だけ屋台でインド料理のテイクアウトから始めたのだそうです。


その後、駒込の商店街に念願の実店舗を持ったのですが、店舗を貸している家主宅から火事が出てお店は焼失。しかし、多くの仲間に支えられ、駒込のレトロフィッシュカフェの定休日を間借りして、再開。そして、こちらの早稲田に空き店舗を見つけて移転してきたのだそうです。

こちらのお店を知るきっかけとなったのは、椎名町のビリヤニを調べていた時、椎名町の妙法湯の前に、こちらがテイクアウトの屋台を出していた記事が出て来たからでした。

お店や小さな企業は、なかなか手が回らず、そういう活動報告をネットに残す事が出来ていませんが、こういう風に検索で知られるチャンスもあります。今、ラジオの仕事の他、企業の外部広報的にプレスリリースや、活動報告を更新する仕事も始めましたので、自社のPRに手が回らないという方は、ぜひ、コンタクトページからお問い合わせください

ちなみに自分の番組とコラボしてネギイチバンという製品を作った風土食房の外部広報も受け持っています。


店内は、ティファニーブルーのような青で統一されているのですが、ティファニーブルーは、コマドリの卵の色から取ったものですが、コマドリは幸せを運ぶ鳥と呼ばれているので、その幸せをアクセサリーに込めて、あの色になっています。


こちらのお店にも、火災にもめげない幸せなパワーが宿っているような気がします。


カウンターにはシェフの名前が「ヤシン」さんと書かれています。ヤシンさんはお店が火事になってから、他の店舗で働いていたようですが、こちらが軌道に乗り出したので、1年ぶりに帰って来たのだそうです。Instagramなどのコメントを見てみると多くのファンがいるようです。


マトンのビリヤニ1100円+サラダ、ライタ、ドリンクのセットで+200円。ライタというヨーグルトをつけるかつけないかで、味が大違いなので、ケチらないでつけましょう。ドリンクはアイスチャイにしました。


ライスに隠れてしまっていますが、骨付きのマトンがゴロゴロと入っていて食べ応えあります。マトンもスプーンで刺すように押すと、肉が簡単にばがれていくので食べやすいです。そしてこのパラッパラのバスマティライスがいい感じです。やっぱインド料理はバスマティライス!日本のお米で作っちゃダメです。

誤解無き様、和食には日本の米が最高です!インドのスパイス感を味わうには、邪魔しないバスマティライスの方が、よりスパイス感を引き出すという意味です。

バターチキンにナンという最近のインドネパール系にはガッカリの連続でしたが、本気出したコレ系のビリヤニは、なかなか出て来ないですもんね。正解がわからなかったビリヤニ探しの旅、なんとなく正解が見えて来ましたよ〜!

その他、アフガニスタン料理のカブリプラオもあるし、ランチのナンで食べるカレーも、ここならひと味違いそうな予感。リピート決定です!

■ムガルカフェ(Mughal cafe)
■東京都新宿区西早稲田1-16-8 フェニックス早稲田 2F
■営業:
11:00~16:00
17:00〜21:00
■定休日:火曜
■場所はこのへん
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味楽来(池袋)


たぶん池袋界隈で一番レトルトのカレーが充実しているのが、池袋東武、ルミネ側のビルの地下2階、食品売り場の中にある北野エースのテナント。「カレーなる本棚」というネーミングで、レトルトカレーを本に見立てて展示販売しています。この側面にも棚があります。


この棚を見つけたのはテレ東のWBS!値上がりしても売れている物という特集で紹介されていたのが、こちらのレトルトカレーで、特に一番右の牛テールカレーは2千円オーバーですが、一度気に入った人達がリピートするとの事。

庶民のお財布感覚のニュースでは、練馬区関町のスーパー、アキダイの本店がよく登場するのですが、リッチ系のお財布感覚では良く池袋東武が登場。実は池袋西武の食品売り場より、こちらの方が美魔女系のお客さんが多い気がします。日銀の黒田総裁の「家計が値上げを受けいれている」が炎上していますが、こちらでのインタビューでは「値段より品質!この品質でこの値段だったら安い方」的な、自称庶民が聞いたら発狂しそうなセレブのご意見がよく流れます。

話は逸れましたが、今、500円以上のちょっとお高いレトルトカレーが売れているのは事実。千川のライフとか、東長崎の東急ストアとか、江古田界隈でも、ちょっとリッチなレトルトカレーをピックアップしている所は多いです。


そんな流れを受けて池袋西武の地下、三省堂書店で期間限定で展示販売されていたのが、人気のレトルトカレーと、カレーにまつわる本!(もう終了して、現在は食品サンプルの世界になっていますが)


その中で目に付いたのが、右側の「カンボジアチキン」。パッケージ右下に強面のご主人の顔がプリントされているのですが、お店の名前が、池袋「味楽来」。え?池袋のカレー事情は詳しい方だけど、「味楽来」なんて聞いた事がありません。調べてみると、このレトルトは、成城石井で売れているというキャッチコピーで、よく登場するようです。お値段700円前後。


ついでに「味楽来」の場所を調べて行ってみる事にしました。ちなみに「味楽来」と書いて店名は「ミラクル」。夜露死苦で「ヨロシク」的な発想。

お店も池袋西口の旧丸井の道を挟んだ反対側。サウナー的には「かるまる」の手前を路地を入った所。風俗とラブホテルのある池袋でもアンダーグラウンドなエリアです。こんなダークサイド的な場所にあるカレーを、プチリッチな成城石井のお客さんが好んで選んでいるのか?なんだか不思議な感覚です。


お店の外観はこんな感じで、エスニックなカレーを頭にインプットして来ましたが、カレー以外はほぼ街中華メニュー。お店のご主人はスキンヘッドに厳つい系なのですが、反して超フレンドリー。カウンターに座ろうとしたら、「今、空いてるから奥をゆったりと使って〜」とか、頑固オヤジ的要素一切無し。


レトルトカレーの名前は「カンボジアチキン」でしたが、お店のメニューには「エスニックカレー」表記の850円。

このような定食スタイルで提供されます。例のごとく「ご飯少なめ」で注文したのですが、カンボジア出身のリーさんに「ホントに少なくてダイジョウブ?」と念を押されてしまいました。


松屋の「ごろごろチキンカレー」もビックリな、ごろごろチキン具合。味はナンプラーなどの魚醤を感じさせながら、唐辛子系のピリ辛。ココナッツも感じるので、タイカレーにもちょっと似てるかも。激辛ではありません。ほぼスープカレーなので、ライスをスプーンですくってスープに浸しながら頂きました。

江古田のベトナム料理のマイマイで、カレーを頂いた時にジャガイモではなくサツマイモが入っていて驚いた記憶がありますが、カンボジアもカレーはサツマイモなんですね。この甘さがアクセントになって良いのです!

クセになるかも〜。

■味楽来
■東京都豊島区池袋2-3-5 曙ビル 1F
■営業:
11:00~14:00
17:30~23:00
■定休日:日曜
場所はこのへん

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