スターバックスコーヒー・上野恩賜公園店(上野)

後楽園

上野の国立博物館に行く事に。
以前は、護国寺から不忍通へ入り、春日通りで行ってきたのですが、
それだと文京区の台地を上り下りする事になります。
なので、椿山荘で台地を降りたら、裾野を走り、
小石川後楽園の裏側を走り、東京ドーム方面へ。
これだとアップダウンが一つ減ります。

地形図

地形図を見るとこんな感じ。
文京区はリアス式海岸のように入り江が入り組んでいます。
東京ドームのあたりで丸の内線が一旦地上に出るのは、
こういう谷底を横断しているからです。
東京ドーム近く、都営三田線の春日の駅あたりから、菊坂に入ると
頂上が東京大学付近。
そこから下ると根津で、ゆるやかに登ると谷中。
そして曲がると上野公園。

自動車の人と違って、自転車乗りの脳内地図は、
こんな風に立体的な地形図になっています。

春日

春日の交差点から菊坂に入っていきます。
さきほどの地形図で見ると、どうも川の跡じゃないかという雰囲気なのですが、
はやりその昔は、菊坂の谷を小川が流れていたらしい。
春日通りとかが台地に対して直角に登るのに対し、
谷底を斜めに登っていくので、坂もゆるやか。

本郷館

ところで、菊坂の途中から覗く、高台の様子を見て、おやっ?と思いました。

本郷館

かつて、ここにはこのように木造の要塞、本郷館が鎮座していたのです。

本郷館

木造三階建てのジブリでも出てきそうなアパートで、
建築マニアにも人気の物件でした。

本郷館

それが取り壊されて、建て替えに。
正直、普通ーーー。
もっと面影を残すような建築にすれば良かったのに。
超平凡なマンションになってしまっていました。

以前、この辺をめぐった時の様子はこちら

言問通り

菊坂を登り切れば東京大学、本郷弥生の交差点。
ここから言問通りが始まります。

根津

まっすぐ進み、坂を下れば根津。
根津が谷底になっているので、少し登れば谷中につきます。

カヤバ珈琲

当初はカヤバ珈琲で玉子サンドでも食べようかと思っていたのですが、
この日は土曜日だったから、お店の前に行列が出来ていて、断念。

スタバ

なので上野公園に行ってみる事に。
普段はスタバとか入らないのですが、ここは特別だったので入ってみる事に。

バイクラック

平屋の山小屋、ロッジ風というのも珍しいのですが、
ここのスタバにはバイクラックがあります。
やっぱり谷根千って、ロードやクロスでポタリングする人多いんでしょうね。

サンドイッチ

頂いたのは、季節のメニュー、クラッシュマロンパイラテ。440円。
フィローネ ホリデーチキン450円。

スタバも大混雑で席の争奪戦。
外の席が良かったけど、空かなかったのでカウンターで。

まあ、でもバイクラックがあるのを知れたのは収穫かな。

■スターバックスコーヒー・上野恩賜公園店
■東京都 台東区 上野公園8-22
■営業:8:00~21:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
オフィシャルサイト

京都展

この日も目的地は、東京国立博物館。
平成館で行われている「京都 ― 洛中洛外図と障壁画の美」を観に来たのです。

国立博物館

平成館は、この本館の左手。

平成館

人気のある展覧会のようで、沢山の人で溢れかえっていました。

洛中洛外図

この展覧会は、京都の賑わいを描いた、洛中洛外図屏風や、
御所や二条城の障壁画の実物を展示したり、
龍安寺の石庭を4Kのスーパーハイビジョンで映し出したりしていきます。

屏風絵は、そこに描かれた人々のギラギラしたパワーに驚かされます。
遠くから観ると、ただの京都の町並みに見えるかも知れませんが、
実は、そこに描かれている人達が主役。

修行する僧達の脇で、女性に抱きつく生臭坊主。
商人、遊女、当時の京都の風俗が生々しく描かれています。

オプションで500円ですが、ぜひ音声ガイドを借りることをお薦めします。

佐々木蔵之介さんと野際陽子さんが、すばらしい語りで、
絵の見方やそこに描かれた秘密などを説明してくれます。

そのガイドで知ったのですが、この屏風に描かれた京都は、
応仁の乱で焼け野原から復興した姿を描いたもの。
東日本大震災に重ねて、必ず復興するという希望を重ねた展覧会なのかな?
と思ったり。

二条城

京都、二条城、二の丸御殿 黒書院「一の間 障壁画」も
そのままだと痛みが激しくなるので、
精密な模写によるレプリカとの入れ替えが行われるようになっています。

今回は、その原画が展示されているのです。
この壁が取り外されて、絵画として展示されています。
一の間と二の間の障壁がが展示されていて、
一の間の将軍が鎮座する部屋は一段高くなっているのですが、
それを表すように、展示物も若干尺上げで展示れていたりするのがにくい。

こういう絵って、将軍の威光を見せつけるための部屋の演出なんだけど
近くで見ると、ほんとうに絵に圧倒されます。

ぜひぜひ。多くの屏風や障壁画に圧倒されてみてはいかがでしょう?

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ヌイ(蔵前)

自転車レーン

体力的な事だけを言えば、マラソンよりロードバイクの方が負荷は低いハズ。
なのに自転車は何故かハードルを高く見積もられ、敬遠される事が多いです。

例えば、皇居一周5㎞はやってみたいという女子が多いのにもかかわらず、
東京駅から新宿までを自転車で走るというと、ムリムリと言われる。
東京〜新宿は7㎞、ジョギングコースに毛が生えたような距離でも、
未知の物だと人は拒否反応をしめすから、感覚というのはアテにならない。

感覚といえば、「自転車は左」というのが染みついているから、
亀戸の悪評高い自転車レーンで、
道路の右側を相互通行というのも、どうも違和感があります。

こういうのを助長すると、道路の端は相互通行OKと思い込む人が増え、
逆走族を増やしてしまうという、ミスリードな気もするのだけど。

スカイツリー

思い込みといえば、もうすっかりスカイツリーから
TVの電波が出ていると思い込んでいる人も多いようだけど、
まだ本放送は始まっていません。
今はまだ東京タワーからの電波を拾っている状態です。
当初は今年1月の予定だったけど、電波障害が確認され、
5月の予定にずれ込んでいるんですよね。

荒川サイクリングロードでマラソンコース試走の、
折り返しまでの20㎞が長く感じたのだけど、
街中を走ると、距離はあっという間。
街中だと風景がめまぐるしく変わるから、距離感が違うのでしょうかね?

ヌイ

そんな街中ポタリングをしながらやって来たのは、蔵前。
Nuiというバックパッカーの為のホテルです。
玩具問屋の倉庫として使用されていた建物をリノベーションし
ゲストハウスに改装。
その1階にカフェがあるというので、やってきました。

バイクラック

都内において、いくつか自転車文化が浸透しているエリアがあります。

自転車メーカーやショップ、自転車アパレルが立ち並ぶ、青山キラー通り

カフェや美容師、ファッションブランドのショップ店員など、
自転車をファッションの一部として取り入れているので、
エリア内にオシャレ系の自転車ショップが増えている中目黒

サコッシュプロトンプラスジョーヌと、
自転車好きの為のカフェが集まる下北沢・三宿エリア。

それと、東京の中心から少し東側にある、
神田・馬喰町・浅草・日本橋を結ぶ
セントラル・イースト・トーキョーと呼ばれる地域。
東日本橋に自転車系アパレルを扱うTokyo Wheelsがあったり、
浅草橋にサイクルカフェのクーンズがあったり、水天宮にはカーネネロ
浅草に、トーキョーバイクの経営するカフェがあったり、
このエリアも自転車感度の高いエリアです。

その中にあるこちらにも、バイクラックが完備されています。

店内

Nuiというバックパッパーの為のゲストハウス。
その1階は、ゲストの為のロビー&共有エリアであり、
さらに一般の人にも開放されているカフェスペースでもあります。

カウンター

こちらのコーヒーショップ部門は、
奥沢と自由が丘の中間にあるオニバスというカフェが、手がけているいるらしいです。

カフェラテ

カフェラテは、450円。
カウンターで買って好きな席で飲む、キャッシュオンデリバリースタイル。

かつては日雇い労働者の為の宿場街だった山谷の簡易宿泊施設が、
リノベーションして、外国人バックパッカーに人気になりましたが、
こちらは、倉庫を改装した宿として、外国人に人気。

その他、この隅田川沿いの倉庫エリアは、
オシャレ系リノベーションで、ショップやオフィス、住居が増え、
感度の高いエリアとなっています。
森ビル系とは正反対の小規模中心の街作りが、いい感じになっています。

そうえいば、自転車雑誌の「B NAVI」やバイクの「MOTO NAVI」を出版する
ボイス・パブリケーションも、浅草橋のリノベーションオフィスだったハズ。

今度、ゆっくりこの辺を探索してみますか。

■Nui.HOSTEL & BAR LOUNGE
■東京都台東区蔵前2-14-13
■営業
9:00~23:00(コーヒータイム)
18:00~24:00(バータイム)
■定休日:年中無休
場所はこのへん
オフィシャルサイト 

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