雪華堂 江原町店(新江古田)


「真夏のピークが去った。天気予報士がテレビで言ってた。」

フジファブリックの「若者すべて」の歌詞のように、今日が猛暑のピークらしいです。

ちょうど今日の放送で、夏のピークが過ぎないと「若者のすべて」は、かけにくいなと放送後の反省会で話していたのですが、そしたら次の番組がZONEの「secret base ~君がくれたもの」をかけたので、「いやいや、まだ早いだろ」と皆でつっこんでいました。あと井上陽水の少年時代とか、いつかけるか、チキンレースのようになっているのが、ラジオ業界の夏の風物詩です。

さて、真夏のピークで、一度、36〜37度を経験してしまうと、30度前後が涼しく感じてしまいます。という事は今のうちにかき氷を堪能しておいた方が良いのは?と新江古田の雪華堂へ。


お店の外にかき氷の旗がはためいているように、こちらではイートインでかき氷を頂く事が出来ます。


頂いたのは「ダブルあまおう」935円。かき氷は、11:00〜16:00と営業時間が違うので、ちょっと注意が必要です。

昨今は、栗とかかぼちゃとか秋の味覚のエスプーマがのったかき氷が人気ですが、こちらは正当派のいちご。しかも一見普通のいちごのかき氷に見えますが、氷の中に「あまおう」を使ったジャムが仕込んであり、イチゴの果肉も楽しめる本格派。

氷は若干トレンドより粗めですが、それでも口溶けは良く、上品なかき氷という感じです。

今は冬でもかき氷を食べるのがマニアですが、でも真夏のピークに食べる旨さはやはり別格だと思うのです。

■雪華堂 江原町店
■東京都中野区江原町3-35-8
■営業:9:30~19:00(かき氷は11:00〜16:00)
■定休日:元日
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MUTO coffee roastery (中野)


中野に髪を切りに行った後に恒例となっている、丸井裏のムトウ コーヒー ロースタリーでの一休み。


店頭には「ゲイシャ種入荷」の文字。

高級なコーヒーと聞いて「ブルーマウンテン」を思い浮かべるのは、僕と同じぐらいのオジサン、オバサンだと思いますが、今やブルーマウンテンはほぼ消滅してしまいました。シャンパンがシャンパーニュ地方で造られた物しかその名を名乗れず、他はスパークリングワインと呼ばれるように、ブルーマウンテンもジャマイカのブルーマウンテン山脈の内側で収穫された物しか名乗る事は出来ません。しかし、この地がハリケーンで被害を受けた際に、この地区以外の同じ品種の物をブルーマウンテンとして出荷する偽物が横行し、ブランドの価値が落ちてしまいました。

残念ながら閉店してしまったのですが、同じく中野にあったアザミに行くと、メニューの裏に「偽物のブルーマウンテンにご注意を」というような事を啓蒙する文章が綴られていましたね。

その後、高級な豆として台頭して来たのが「ゲイシャ種」です。こちらはエチオピア南西部の「ゲシャ」が名前の由来なんですが、品種の名前なので、色んな地域で栽培され、パナマ産が有名に。周辺のコスタリカやコロンビアでも栽培されています。


ゲイシャは900円。高いと思った方もいらっしゃると思います。500円のコーヒーと比べると高いですが、かつてスタバで2000円で出されて話題になった事もあるぐらいの希少種で、その半額以下で提供しているのだから、それを考えるとお手頃だし、コスパが良いです。まあ、どう捉えるかによりますが。

前回こちらでゲイシャを飲んだ時は、ナチュラルだったので、赤ワインのような濃厚な味わいだったのですが、今回はウォッシュトなので、柑橘系のような爽やかでフルーティーな味わい。コーヒーって豆っていうけど、コーヒーチェリーという果物の種だという事を思い出させてくれるような味です。

練馬界隈で、ゲイシャ種を期間限定で出してくれるのは、豊島園の隠房(かくれんぼう)、こちらは店内が空いている時に色々と質問するとコーヒーの事を教えてくれます。ゲイシャ種の事を教えてくれたのもこちらでした。

江古田でも、現在、休業中ですがアポロンズゴールドで、お安くゲイシャ種を出してくれていました。現在、海外向けの通販をメイン事業にしているようで、店舗はお休みしていますが、豆の品質にこだわるコーヒーマニアの間では評価の高いお店なので、再開して欲しいなあと密かに思っています。

■MUTO coffee roastery(ムトウ コーヒー ロースタリー)
■東京都中野区中野3-34-18
■営業:11:00~19:00(18:00L.O)
■定休日:水木
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