ツールドフランスがいよいよ開幕しました!
カフェめぐりファンの方には、あらかじめ謝っておきますが、
ここから1ヶ月間、カフェネタは少なくなります。
もうすでにツールに夢中です。
待ちに待ったこの1ヶ月が始まったのです。
ふだん、あまちゃんとタモリ倶楽部しかTVを観ないこの僕が、
初日からガッツリTV中継に見入りました。
たぶん高校野球ファンの熱い夏の盛り上がりに近いのかも。
とはいえ、一緒に盛り上がれる人が少ないので、
家で中継を観ながらツイッターで情報共有。
なので、ツイッターもツールネタ満載になりますので、
ウザい人は、フォローはずしちゃってください。
僕が応援するのはベルギーのチーム、ロットベリソル。
ゴール前でのトレインが綺麗で、好きになったチームです。
実は僕の愛車リドレー・フェニックスは、
このロットベリソルが春のクラシックレースで使用したもの。
カラーもチームレプリカ。
世間一般からするとマイナーな自転車競技に夢中になり、
その中でも、スカイとかレディオシャックのような有名チームじゃなく、
ちょっぴりマイナーなロット・ベリソルを選んでしまうと、
もう、仲間がほどんどいない。
でも、いいのだ。ロット・ベリソルを応援し続けるのだ。
そしてもう1人。
日本人選手のユーロップカー・新城幸也選手。
今回は、オリカグリーンエッジの別府史之選手も、
サクソバンクティンコフバンクの宮澤崇史選手も選出されなかったので、
日本人では唯一の出場となります。
1週間前の全日本選手権で優勝した新城選手は、
ナショナルチャンピオンジャージで登場。
自転車レースでは、その国のチャンピオンになった人は、
国旗デザインに近いチャンピオンジャージで走る事を許されます。
新城選手は、もろ日の丸で、カッコ悪いとか賛否両論あったけど、
僕は肯定派。
こうして観ると、日の丸がデカすぎるように見えるけど、
集団の中に入ってしまうと、目立たなくなります。
ちなみに、背中にも大きな日の丸が。
中継映像は、こうして背中が映し出し出される事がメイン。
空撮も背中なので、日の丸は見つけやすい。
デザインより、視認性重視は、大歓迎。
ちなみに、グライペルやカヴェンディッシュもチャンピオンジャージなのだけど、
白にラインを引いているシンプルなヤツなので、
空撮の時は、どっちがどっちか一瞬わかりにくかったです。
昨年のチームスカイのボアッソンハーゲンのノルウェージャージとか、
あのぐらいの方が空撮でも見つけやすくていいなあと思い、
日本も背中にデカい日の丸にしてくれないかなあと思っていたのでした。
今回は、ツールドフランスにとって記念すべき100回大会。
しかし、コルシカ島でスタートした記念すべき大会は、波乱の幕開けとなりました。
レースのドキドキ感とは別に、
映画「スピード」のような、思いもしなかったハラハラの展開が。
なんと、レースが残り10㎞に差し掛かり、ゴール前の準備も慌ただしくなった時、
オリカグリーンエッジのチームバスが、ゴールアーケードにひっかかり、
コースを塞いでしまったのです。
もう、あと10分もすれば、選手達はこのゴールに飛び込んで来ます。
時速70キロを越えるスピードで。
前へも後ろへも動かず、ただただ呆然とする運転手。
情報も錯綜します。
ゴールを3キロ手前にするという指令が無線で飛びます。
3キロ手前に選手のタイムを計測するポイントがあるからです。
ただそこはロータリーになっていて、カーブがあり、
ゴールスプリントをするには、とっても危険な場所。
でも、バスは動かない。
やっとバスが撤去されたと思ったら、ゴール位置を元に戻すという指令が。
残り10キロを切っている中で、
ゴールは、3キロ手前なのか?それとも元の場所なのか、情報が錯綜。
スピードをあげるもの、ゴールが伸びたことで落とす者と、
足並みが揃わなくなり、集中力も欠け、ついに集団落車事故に。
ここで今日の有力スプリンターがのきなみ巻き込まれ、本命が消えます。
そんな中、若干棚ぼたではあるけれども、
運良く残っていたスプリンターのキッテルがステージ優勝。
そんな波乱のツールドフランス2013、第一ステージのハイライトはこちら。
波乱を巻き起こしたオリカグリーンエッジのyoutubeでは、
監督達が乗ったチームカーの中で、無線で指示を出しながらも
混乱している様子がUPされています。