板橋区立美術館で行われている「探幽3兄弟展」を観る為に、下赤塚へ。この道は、荒川サイクリングロードに出る時にも、よく使う道です。
その前に、下赤塚で腹ごしらえ。駅の北口から、ちょっと東武練馬方面に戻った所、ライフ赤塚店の向かい付近にあるのが、カフェ・ジョイナス。
店構え的には、どうだろう?昔、パン屋さんとか、そういうお店だった所を改装した系ですね。
カフェに入ると、そこの本棚を覗くクセがあるのですが、ここの本棚は自分好み。上段の「美味しんぼ」じゃなく、下段です。
下段、右から4〜6冊。泉昌之の「食の軍師」がある!
最近だと、久住昌之+谷口ジローの「孤独のグルメ」が、ドラマ化されたりして人気だけど、久住昌之+和泉晴紀=泉昌之の方が好きだったります。
泉昌之の「カッコいいスキヤキ」は名作。「孤独のグルメ」につながる粋な食べ方について書いた作品。グルメというより、見栄とか、みんなで鍋をつつくルールとか。
そこから発展して、いろんなスマートな段取りを解説する「ダンドリくん」へと発展するのだけど、もうこれは中古しかないんだね。声優の山寺宏一さんと、よく好きな漫画の話しをするんだけど、2人で盛り上がるのは、この「ダンドリくん」。飲み会のダンドリとか、ちっちゃい段取りをマジメに解説してる漫画です。
そしたら本棚に似たようなテイストの漫画見つけましたよ!
おおひなたごうの「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」
amazonみたら、やっぱ「ダンドリ君を思い出した」というレビューが。
一話目の「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」は、文字通り目玉焼きの黄身をどうやって食べるか?という問題について書いた作品。
彼女は、黄身だけとっておいて、最後に黄身だけパクっと食べるのだけど、彼氏の方は、黄身をつぶして、白味に絡めないと目玉焼きの旨さが出ないと、そういう食べ方問題で、つねにモメるという漫画。
こういうのって、月見そばの、黄身はどこで崩すとかあるよね。
その他、ショートケーキのイチゴは、どの時点で食べるか?最後までとっておけばケーキがバランス崩して倒れるし、最初に食べちゃうと後は、延々生クリーム問題。
串盛りで、焼き鳥の串をバラしていいか聞かずに外すのは許せない問題。揚げ物に勝手にレモンをかけるな問題。など、飲み会でのモメごとも。
ちなみに、うちの仕事関係では、柑橘系アレルギーがいるので、飲み会では、レモンをかけてもいいか聞くのは必須事項です。
つけ麺は、なんで食べるのか?は共感。最初の一口、二口目は旨いのだけど、どんどんスープがぬるくなって劣化していく、つけ麺は、
料理として未完成だと思っている派なので。異論は認めます。
前置きが長くなりましたが、頂いたのは、温玉焼きチーズカレー、780円。
こちらのタマゴは、最初から崩しました。(笑)
カレードリアみたいになっているのだけど、チーズが結構糸を引くので、チーズの糸とどう戦いながらスマートに頂くか問題に挑戦しました。ダンドリくんっぽくて、楽しかった。
いいね、いろいろ自分の好みと合うわ。
■カフェジョイナス (Cafe Join us)
■東京都板橋区赤塚1-3-10
■営業:11:30~19:00
■定休日:不定休
■場所はこのへん
■お店のブログ
そして、この日は、ゆったりポタリングなので、いつもはスルーしていた松月院にも行ってみました。
敷地内には、大砲のオブジェがあるのですが、幕末には砲術家の高島秋帆が、ここに本陣を置き、高島平あたりで演習をしていたそうです。高島平というのは、高島秋帆から来た地名だそうです。
写真を撮っていると外国人のカメラ好き女性と、目があい会釈。
で、次にすぐ近くにある、東京大仏のある乗蓮寺へ。
こちらに行ったら、先ほどの外国人女性がいて、またまた、会釈。「♪こういうのって、恋に発展するパターンじゃないの」って、どぶろっくみたいな事を言ってみる。
さて、絵馬ハンターの自分がみつけた、今回のMVP。
スケールがデカイ!
続いて、すぐ近くにある板橋区立赤塚植物園へ。
この植物園は、武蔵野の丘陵地を活用した植物園なのだけど、この時期だから、ほとんど花が咲いていません。高齢者の方が多かったのですが、みんな熱心に観て回っています。
この時期だから、野草系の小さな花しかないのですが、それでも皆さん、「つぼみが膨らんで来ているね」などと、つぼみを愛でる余裕がある訳ですよ。なんだろ?年を重ねてきているハズなのに、そういう余裕がない。人間が出来てない証拠ですね。
さて、目的の板橋区立美術館へ。隣接されている公園では、梅祭りが開催されていました。
梅って、桜に似た花なのに、桜の花見ほど盛り上がってないのは何故?梅だって十分綺麗なのに。
花より団子って言葉があるけど、みんな食べ物に夢中。しかも団子じゃなくって、こういうイベントだとケバブとか人気なのね。花よりケバブ。