弱虫ペダルの影響でロードバイクを買う女性が増えています。
僕の知り合いの女子大生も、弱虫ペダルから自転車に興味を持ち、
自転車イベントでレンタルで乗ってみたらハマり、
マイバイクを購入する事に。
イベントで知り合った江戸川区の自転車屋さんで購入し、
納車して練馬区まで乗って帰る事になったのですが、
初めてのロードじゃ、何かと不安だろうという事で、
自転車で駆けつけて先導する事になりました。
ちょっと早めについてしまったので、船堀タワーに登ってみる事に。
タワーホール船堀という施設で、区の施設なんだけど、
映画館やイベントホールなどもあり、その中に展望台も。
区の施設にしては珍しく綺麗なエレベーターガールなどもいて、
ちょっとドキドキ。
展望台からの撮影は、近隣のプライバシーに配慮が掲げられています。
というのも、ある方向では、タワーマンションと同等の高さで、
室内が覗けてしまう可能性もあるからです。
ロードバイク初心者の女子を迎えに行ったのは、
江戸川区の松江にあるサイクルステーション・ハヤシというお店。
彼女が選んだのは、スペシャライズドのルーベ。
最初は、弱虫ペダルの影響で、好きな声優さんが声を担当している青八木一の乗る、
コラテックが欲しかったらしいのですが、
日本ではメジャーではないので、元々品数が少ないのと、
時期的に、8月からの新車発表時期へのモデル入れ替え時期なので、
2014年モデルは売り切れの物が多いので断念。
僕の知り合いの声優さんの森久保君も、巻島役で出てるけど、
TIMEは簡単に手に入るバイクじゃないので、
ライバルの乗るリドレー買って、ファンに「え?」って言われてたもんね。
コラテックが難しかったので、他に試乗させてもらい、
石畳レースのパリ〜ルーベで活躍するパヴェ系のルーベが、
乗り心地が良かったので、これに決定したとか。
後ろのシートステーに、ゴムのような衝撃吸収剤が挟まっていているので、
他のロードより、乗り心地はマイルド。
これからロードを買おうかという初心者の方に覚えておいて欲しいのですが
このように、ロードバイクというのは、カタログに載っている物を
どれでも簡単に手に入れられるという訳ではありません。
通常は、ツールドフランスが終わった8月あたりから、
来年度のモデルが続々と発表され、受付がはじまります。
なので、6月~7月ぐらいは旧モデルの売り切りでセールをする所が多いです。
ロードバイクは、モデルによっては日本全体で100台ぐらいしか
代理店が輸入しない物もあり、それを全国の自転車屋さんで奪い合います。
なので、早めに注文しないと、秋の段階で来年モデルが売り切れという事も。
そして身長による適切なフレームサイズもあるので、
そのモデルがあっても、サイズがあるかどうかというのも確認が必要。
もし、これからロードバイクの購入を考えている人がいたら…。
まず、好きなブランドを決める。
初心者が乗るレベルだったら、そんなに大差はないので、
自分のモチベーションがあがる、好きなブランドとか、色とかデザインで
選べばいいと思います。
今の段階で、好きなモデルとサイズがあるか確認。
今の時期は、モデル入れ替えの端境期なので、
玉数が少ないですが、あれば安くなっているケースが多いです。
お得に買える可能性も。
無かったら、ツールドフランスでも観ながら、欲しい候補を探す。
ツールドフランスが終わった翌月、8月の自転車雑誌などでは、
ツールで活躍した自転車&新車紹介の記事が掲載されます。
自転車雑誌は、どれも20日に一斉発売なので、8月20日には本屋さんをチェック!
欲しいモデルが決まったら、モデルがある自転車屋さんを探す!
自転車ブランドのオフィシャルに、取り扱い店が掲載されているので、
自転車屋さんに問い合わせ、探す。
自分の近所にあればラッキー!後々メンテなど何かと便利です。
自転車屋さんで、自分にピッタリのサイズを計り、試乗。
自転車は、自分にピッタリのサイズというのが重要です。
身長、股下、手足など、店内で試乗させてもらいながら、
適切なサイズを探しましょう。
そして、注文
自転車は欲しい時が、買い時です。
欲しいモデルが見つかったら、注文し買いましょう。
予算が厳しい時でも、自転車屋さんによっては金利の安いローンもやっています。
お店によっては、15回払いまでだったら、金利1%というローンなどもありました。
納車の時にサイズ合わせと、扱い方の説明
ロードバイクは対面販売が基本なので、
お店で納車の時に試乗しながら、サイズ調整してもらいます。
その時に、ギアチェンジや自転車の乗り降りの仕方など、
基本中の基本を教えてもらい、晴れて納車となります。
早く乗り出したい気持ちもわかりますが、
これが無い方が、逆に、不親切なお店なので、
のちのちメンテなど自転車に何かあった時の面倒見が悪い可能性もあります。
さて、晴れて納車となったスペシャライズドのルーベ。
江戸川から練馬だと、亀戸、秋葉原、後楽園と
都心を突っ切った方が、距離は短いのですが、
交通量が多く、慣れるまでは車道を走るのも怖いだろうから、
ちょっと遠回りになるけど、荒川サイクリングロード経由で帰る事に。
まずは、止まり方と、乗り降りの仕方を教え、
堤防の上り下りの時に、ギアチェンジのコツ。
無理の無い程度で、どのぐらいまでスピードを出せるのか体感。
…てな事をしながら走っているうちに、あっという間に赤羽岩淵水門。
くしくも、石畳レース、パリルーベのライバルモデル、
リドレーのフェニックスと、スペシャライズドのルーベ。
彼女とはツールドフランス観戦飲み会もやる事になっているのですが、
スペシャライズドという事は、オメガファルマ・クイックステップを応援か?
自分はリドレーだからもちろん、ロット・ベリソル。
という事は平坦ステージだと、マーク・カヴェンディッシュ対、
アンドレ・グライペルという事になるね。
それはそれで、対抗意識で盛り上がりそうですね。
楽しみ!
ツール始まる前に体感してもらおうと、2009年のDVDを貸しました。
この頃はHTCコロンビアで、カヴェンディッシュ無敵の頃だもんね。
自分は最強アシストのジョージ・ヒンカピーが好きだったんだけどね。