自費で民間PCR検査を受けた話

日本の新型コロナ感染者もしばらく停滞していたかと思ったら、じわじわと右肩あがりで増えてきています。北海道では11月7日にこれまでで最多の最多の187人の陽性者を検出し、第三波の入り口とみられています。

そんな中、日曜の夜に連絡があり、仕事仲間が濃厚接触者となり、検査の結果陽性になったという通達が来ました。そこで自費で民間PCR検査を受けて欲しいとの依頼も。

僕ら自体は、濃厚接触者とはならない為、保健所での検査を受けられないのですが、同じフロアにいた事がある為に、念のために自費で検査を受けて欲しいというのです。補助はするのでと。

そこで池袋のクリニックに予約してミニベロで出かけました。公共の交通機関を使わないように。(写真はイメージで、そのときは撮る余裕がありませんでした)

調べたら、近所の練馬総合病院でも自費PCR検査をやっているのですが、電話で問い合わせたら、結果が出るのが約一週間後ぐらいとの事。外部委託なので。

会社からはなるべく早く結果の出る検査を受けて欲しいとの事だったので、少なくとも翌朝にはメールで結果を知らせるという、池袋のクリニックを選択。指定の時間にむかいました。

手順を説明すると、まずはネット予約で、検査を受けたい時間を指定し、検査を受けたい理由も書き送信。あくまでも濃厚接触者でない人が念の為に受ける検査で、保健所の指導が入っていると受けられません。

当日、まず池袋のクリニックに入って予約時間と名前を告げると、非接触型の体温検査。

続いて、なるべく接触をしないように、QRコードで簡単な問診票を読み込み、スマホで答えるシステム。もうガラケー自慢とかしている人は受けられない時代となりました。

その問診票で、他の受けに来た人がうっかり「保健所」という単語を説明不足で出した為、院内が殺気立ち、「一旦、外に出てください」と出されました。その後、看護師さんが聞き取り調査をし、僕と同様に知り合いが保健所に濃厚接触者に指定され、自分は濃厚接触者とは違うのだけど、念の為受けたいという趣旨が伝わり、やっと受けられる事になりました。

とは言え僕も、濃厚接触者の意味が正確にわかっておらず、練馬区に電話でPCR検査の相談をしたのですが、お相手の陽性が判明した日、逆算する接触日、体温を含む現在の健康状態など、いくつか聞き取り調査をされた結果、濃厚接触者にならないし、相手側の保健所から指定されないかぎり、濃厚接触者にならないと言われて断られ、途方に暮れました。あー、簡単にPCR検査が受けられないって、この事か…。

クリニックの待合室で待っていると、予約した検査の時間が来て、名前が呼ばれました。

女性の医師でしたが、問診票を見ながら、なぜ検査を受けるのかを再確認。

続いて、試験管のような物を渡されて、パテーションで区切られた場所に行き、5ccの唾液を採取するように言われます。しかしやってみると、5ccって少ないようで、全然溜まらないのです。パテーション越しに「泡ばっかでるのですが」というと「泡はカウントされません」とのお返事。なので、簡単なようで結構時間がかかります。ベタだけど梅干しとか想像してみたり、いろいろやってみます。

終わった事を告げ、試験管を見せると「いいでしょう」との事で、脇の発泡スチロールの箱に入れるように指示されます。

その後、待合室に戻り、名前を呼ばれてお会計。自費のPCR検査は3万5千円でした。診断書が必要な場合、+3000円となります。

待合室にいる時に他のお客さんをみたら、男性は極端なツーブロックな人達が知り合い同士で受けに来ていたり、女性もマスクをしているのですが、美人な人が何名も。目だけ見たらセクシー女優の明日花キララさんみたいな感じな人が多く、あーこれは土地柄、接待のある飲食店なんだろうなあと思いました。

美人をみてウキウキしている場合じゃないのですが。

クリニックを出た後は、誰にも接触しないようにミニベロで帰宅。翌朝まで家にこもって結果を待ちました。

結果は「陰性」

会社に報告したら、念の為に調べた人は全員陰性でしたが、さらに念の為、接触日から2週間はリモートで、出社禁止に。なので、今週はずーっと家ですよ。出かけたのは、夕方にスーパーに行ったぐらい。

濃厚接触者となった方からもお詫びの連絡がありましたが、自分の体調どうという事以外に、これだけまわりの人を巻き込んでしまうという事実を、実感しました。会社が民間PCRの補助をしてくれなかったら、不安のまま過ごしていたのだろうか?どうしていたのでしょう?

濃厚接触者じゃないので、当事者とは言えないのですが、やはり近いところでこういう事がが起きると心配になります。最近は、飲食店も入り口に消毒液が置いてありますし、お客さんも食事が車ではマスクして会話しているケースが多いです。

ただ、こういう事になってから、ご近所界隈をみると、マスクをしていない人は増えているし、駅前では大学生がマスクはしているものの、顎マスクで口を出してお喋りしている。飲み屋では向き合って酔っぱらい同士が大声で話しているし、密な所でカラオケで熱唱しているのが見えるお店もあったりして、ちょっと怖い。

4月ぐらいの危機感って、もう無い人が多いですもんね。

冒頭でも言いましたが、北海道の第三波は、札幌ススキノの接待のある飲食店がクラスターを起こしているのが、一因だそうです。札幌市内では10月、クラスターが21か所で発生し、ススキノ地区が14か所と3分の2を占めています。ススキノ地区の接待を伴う飲食店での感染者は計114店舗、418人。冬になってお店の機密が高まっているのか、対策が緩んでいるのか原因はわかりませんが、ススキノが2/3の割合というのは事実です。

気が緩んでいる人。いっぱい見かけますが、遠い関係者になっただけで、このように色々大変な事が起きます!

結局、濃厚接触者から陽性となった方も、未だに無症状のままです。マスクなんてしたってという人がいますが、無症状で陽性になっている人達が気づかずに、マスクをしないで出歩いているという可能性も大いに考えられます。マスク、手洗い、ソーシャルディスタンス等には、コレまで通り注意したいと思います。

第三波の疑いがある今、皆様もぜひ、油断なさらぬように。

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ホブソンズ 両国店 (両国)

自分の番組のDJに、落語家の林家たま平さんがいるのですが、その独演会が大江戸博物館であるといので両国へ。

落語にうとい人に説明するなら「こぶ平」、あの林家正蔵師匠の息子さんです。初代・林家正蔵、昭和の爆笑王・林家三平、こぶ平改め林家正蔵、そして、林家たま平と、落語界で4代続くというのは初めてという落語界のプリンスです。叔父さんには笑点の林家三平もおりますし。

落語が全くわからないという人に説明するなら、ドラマ「ノーサイドゲーム」の佐々コーチ役。あのドラマの頃には方々で「あ!佐々コーチだ!」と声をかけられたそうです。

そんな訳で、独演会まで両国の駅周辺をウロウロしていると、懐かしい文字が!Hobson’s!

ホブソンズと聞いて「お!」と思うのは、ある一定の年齢層でしょう。

バブル時に大ブームを起こし、バブル景気を示す歴史映像に使われることも多い大行列を作った アイスリーム・ブランド ホブソンズ。

若いコならタピオカ、アラサーならクリスピー・クリーム・ドーナツ、そんな一大ブームを昭和に巻き起こしたのが、ホブソンズなのです。西麻布が本店で、あの辺で遊ぶのがオシャレと言われていた時代。

懐かしくて入ってみる事に。

昭和な人間にとって、ホブソンズ=アイスクリーム屋さんなので、映えそうなメニュー写真で選んだら、ただのクレープだったという失態を。

ホブソンズがクレープもやっているという情報が、昭和の時台からアップデートされていませんでした。

そこで改めてアイスクリームを食べようと、お店の方に聞いてみると、この時期はピスタチオが人気との事。

たしかに、ハロウィンが終わると、クリスマス向けのイチゴを使ったデザートの彩りとして、赤×緑とピスタチオのアイスやクリームが多様されますもんね。本当の旬はいつかわかりませんが、なんとなく色味的に旬な感じになります。

もう、あの頃から食べていないので、味的に懐かしいという実感はないのですが、ホブソンズという響きだけでなんだかノスタルジックな気分にひったのでした。

■ホブソンズ 両国店(Hobson’s)
■東京都墨田区両国4-38-8 遠藤ビル 1F
■営業:10:30~19:30
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のオフィシャルサイト

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