お店でピザを注文する時「ピッツア」って口に出して言った事ありますか?サンドイッチマンのコントみたいですが、微妙にこういう問題に直面する事があります。
メニューに「ピザ」と書いてあれば「ピザ」で問題ないのだけど、「ピッツア」と書いてある場合にどうするのか?メニュー通り「ピッツア」と呼んだ方がいいのか問題。
お店の方は、一般的な「ピザ」ではなく、あえて通っぽい「ピッツア」を選んで書いたのだから、ここはそこにのって「ピッツア」と言った方が喜ぶのか?それとも逆に「ピッツア」と呼ぶと、「素人が通ぶってんじゃねーよ」と思われるのか。こういう余計な心配から、ネタを膨らませてしまう作家職業病です。
江古田北口の「アラサルーテ」、ランチの看板を見ながら、店に入る前にそういうひと妄想がムクムクと。ちなみ、こちらのランチ看板は「ピザ」です。
頂いたのは「マルゲリータ」のセット、1000円。サラダと1ドリンクセットなので、りんごジュースをチョイス。
ちなみに、英語でいう「マーガレット」のスペイン語が「マルガリータ」で、イタリア語は「マルゲリータ」です。
ピザの場合は、イタリアの王妃「マルゲリータ・ディ・サヴォイア」が好んで食べたというメニューが語源らしいので、「ピザ派」でも「ピッツア派」でも、「マルゲリータ」が正しいみたいです。
トマトソースにモッツァレラチーズ、バジルを乗せて焼いたもの。トマトソースの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑がイタリアの国旗の色合いに似ていて、王妃はとっても気に入ったのだとか。日本でいう梅干し一つの日の丸弁当的な存在なのですね。
そういう由来があるなら、「マルガリータ」ではなく「マルゲリータ」と呼ぶべきでしょう。
耳はふっくらですが、生地は薄めで小食な自分でもペロリと行けちゃうタイプ。
表に「氷」の旗がはためいていたので、デザートにかき氷を注文。色々種類があるというので、オススメの「はちみつレモン」の小をお願いしました。夏バテ気味の体には、「疲れを癒やす」という洗脳の酸味が心地よいですね。猛暑を越えた今、酸味だけだと少し寂しいのですが、はちみつの甘味が程よいグラデーションで、今の季節にぴったり感を演出しています。
■アラサルーテ (Alla Salute)
■東京都練馬区小竹町1-58-2
■営業:
11:30〜14:30(ランチ)
17:00〜23:00(ディナー)
■定休日:水曜日
■場所はこのへん