カフェ・ロイヤル(池袋)

明治通り

池袋の本屋さん、ジュンク堂で資料を購入する予定があったのですが、
南池袋のカッカカフェが閉店したというので、それを確かめに遠回り。
確かに閉店していました。

路地

そのカッカカフェのあった路地の、隣り路地に何気なく目をやると、
遠くの方にKEY COFFEEの看板が見えるではないですか!
え?こんな所にお店あったんだ!

ロイヤル

…と、路地に入ってみると確かにお店がありました。
「カフェ・ロイヤル」

店内

カフェというよりはご近所喫茶という感じなのですが、
路地裏という事もあり、ほぼ常連さんしか来ないらしく、
僕が入っていった時、少し驚いたような感じでした。

注文の後、
「さっき表で写真撮ってましたよね」
「はい、散歩しながら写真を撮るのが趣味なもので」
「そうなんですか…」
路地裏ポタリングも、一歩間違えば不審者っぽくなってしまいますね。

ナポリタン

喫茶店とえいば、定番のナポリタンを。
サラダとコーヒーがセットになって950円。

■カフェ・ロイヤル
■東京都豊島区南池袋1-8-22
■営業:10:00〜17:00
■定休日:日曜
場所はこのへん

ジュンク堂

amazonのkindleも発売になり電子書籍も買えるようになりましたが、
まだまだ品数は少なく、本屋でなければ手に入らない物の方が、まだ大多数です。
…といっても街の小さな本屋さんには、売れ筋しか置けないので、
少し専門的な本は、池袋のジュンク堂に行かないと手に入りません。
この日も何冊か欲しかった本を確保。

そして、その後、話題の映画を観ておくために、映画館へ。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
前日にネットでチケットを取って置いて良かった。
行った時には、全部の回が売り切れ。

ネタバレするといけないので内容は書きませんが、
より複雑になってる気がしました。
ヱヴァの再構築というのもあるんでしょうけど、
じゃあ今まで観たヱヴァは何だったんだ…という声も。

序と破の繋がり感とは違うので、
破の終わりにあるQの予告をもう一度観てから、観た方がいいかも。
一応、コレです

カレー屋

観終わって、どっと疲れたので、
池袋の要町通りに出来た話題のカレー屋さん
「カレーは飲み物。」で、夕食。

ゲテモノ感のある名前ですが、まともで美味しいカレー。
スープ系かと思っていたのですが、普通でした。
このお店の隣りに「ラーメン大」があるけれど、
二郎系のラーメンとか好きそうな人と、客層はかぶるね。

無料トッピングが選べるのだけど、
「マシマシに出来ますか?」
と言って、断られているお客さんがいました。

Pocket
LINEで送る

カモカフェ(西巣鴨)

中山道

暗渠となった千川上水の跡地をめぐる第3弾。
今回は中山道から。
板橋区役所を抜けた所からスタートします。
このあたりのルートは、ネットで調べて、
だいたいを頭に入れてから、検証しに行きました。

路地

中山道を渡った所に平行するように細い路地があり、
そこを千川上水は流れていたようです。

郵便局

その路地の出口から中山道の対岸にある、郵便局の裏手へと続きます。

板橋駅

その道をまっすぐ行くとJRの板橋駅。

マンホール

駅前の植え込みの中に、千川上水のマンホールがありました。

路地

線路を渡って反対側へ。
ちょうど車の止まっている場所の向こうに見えるのが、
さきほどのマンホールのあった植え込み。

マンホール

そして道には、千川上水のマークの入った金属製の蓋があります。
やはりルートは、こちらで合っているようです。

路地

そのまままっすぐ行くと、山の尾根のようになっている部分に出ます。
千川上水は自然の川ではないので、低地ばかりを走るのではなく、
こうした尾根のような部分も通される設計になっていました。

千川上水めぐりは、このまま真っ直ぐですが、
右手の坂を下りた所に近藤勇の墓があるので、寄り道してみる事に。

近藤勇の墓

板橋駅の、ほぼ真ん前にあります。

お墓

大きな四角の柱には、近藤勇と共に土方歳三の名前が刻まれてます。
この墓を建てたのは、新撰組の同士だった永倉新八。
2人の死を悼みこの地に墓を建立ています。

近藤勇像

お墓の脇には近藤勇像。

絵馬

絵馬には現役JK、女子高生の物も。
平成20年の物だから4年前か。
『新選組!』のドラマは平成16年だから、その影響ではないよね。
ちょうど歴女と呼ばれる、歴史萌えの女のコ達が流行しはじめた頃かな?

路地

さて、千川上水めぐりに戻って、先ほどの尾根の道を。

マンホール

マンホールを確認すると、千川上水の文字がありました!

石碑

そして明治通りにぶつかった所の角に、石碑がありました。
この写真の背中側が明治通りで、マンホールのある通りが千川上水跡。

公園

その明治通りの反対側にあるのが、千川上水公園です。
水をここで溜めて、ゴミなどを沈殿させていた場所。
浄水場的な役割の場所だったようです。
ここからは地中に埋めた木の水道管で、各地に水が配られていました。
浅草方面の飲料水や、農業水に使われたり。

鉄柵

その一つには、六義園もあったようです。

案内板

公園には、千川上水の概要がわかる案内板もありました。

とりあえあずこれで千川上水めぐりは終了。
自分の中で千川通りや、千川駅など
バラバラに存在していた千川の文字が、ひとつに繋がってなんだかすっきりしました。
上流はよくサイクリングで走っていたけど、下流は今回が始めてだしね。

今回の三部作のルートはこんな感じです。

お母さん

近所のカフェに行こうとしたら、
赤ちゃん背負ってマウンテンバイクに乗るママが。
カッコイイ!

中学跡

あの千川上水公園から5分ぐらいの所
白山通り沿いにあるのが、にしすがも創造舎。
2001年に閉校した豊島区立朝日中学校の校舎や体育館をそのまま利用した、
アートファクトリーです。

看板

その一角に、校舎を利用したカフェがあるのです。

校舎

校舎の教室の方では、ワークショップを行ったり、
稽古場として貸出したり。
体育館は劇場としても使われています。

かもカフェ

校舎の一番端っこにあるのが、カモカフェ。
西巣鴨にあるから、巣鴨のカモでしょうね。

校舎内

遠い昔の懐かしい校舎の匂いがします。
こういう校舎って、なんだか胸をキュンとさせる何かがあります。
こうして玄関の所を観ただけでも、中学生が駆け抜けてく姿が透けて見えるもの。
あの靴箱にはラブレターが入れられたんだろうか?とか、
いろいろ想像しちゃいますね。

店内

店内はこんな感じ。
稽古場やワークショップを使っている人は知っていると思うけど、
この付近の地元の方々に、ここにカフェがある事は、
あまり知られていないような気がします。

校門の所で写真を撮っていた時も、
僕が何を撮っている方向をみて、カフェの看板を見つけ
「へー、こんな所にカフェがあるんだ」
と言っていた人がいましたしね。

おにぎりセット

この日のランチは、おにぎり豚汁セット600円と、
ホットドックセット600円の2つでした。

思いの外豚汁が美味しくて、感激しました。
天気も良くサンルームのように日差しが暖かったので、心もほっこり。
なんだかいい感じです。

こうした廃校を利用したプロジェクトって色々あって、
吉本興業が旧区立四谷第五小を東京本部のオフィスにしたのが有名ですが、
三宿の世田谷区池尻中学も、世田谷ものづくり学校となり、
その一角に、ゴースロウ・ゆっくりとカフェがありました。

そういえば、千川上水の上流、
板橋高校の向かいにあった千川小学校も廃校になっているし、
やっぱ少子化ってかなり進んでいるんですね。

■カモカフェ (Camo-Cafe)
■東京都豊島区西巣鴨4-9-1 にしすがも創造舎1F
■営業:12:00~18:00
■定休日:火水
場所はこのへん
お店のサイト
にしすがも創造舎オフィシャルサイト

Pocket
LINEで送る