ブッチャーズテーブル(大泉学園)

歩道

なんだか無性にハンバーガーが食べたくなりました。
近くで思い浮かぶのは、
池袋のイーストヴィレッジ
護国寺のベイス
上板橋のハングリーヘブン
上から、豊島区、文京区、板橋区。
あれ?我が練馬区でグルメバーガー、まだ行ってないじゃん。
という訳で探してみると、大泉学園にある事が判明!
さっそく自転車で向かいました。

その途中で見かけた風景。
これだけ「自転車は車道へ」というニュースが話題になっている中で、
お巡りさんが歩道走ってるよ。
無灯火だとか、防犯登録とか、チェックするのもご苦労さんですが、
こういう所でも自らお手本見せてくださいよ。
警察官の白チャリの意識の低さは、同じ自転車乗りとして歯がゆい思いです。

石神井公園

千川通りから旧早稲田通りに入り、石神井公園の脇を通り抜けて、大泉学園へ。
石神井公園の隣の駅だから、意外と近いね。
もっと遠いイメージだったけど。

そういえば、この前、灯油を売りに来る車のオルゴールサウンドは、
地方によって色々違うという話しで盛り上がったのですが、
うちの近所に来るヤツの音が思い出せずにいました。
この石神井公園のそばですれ違った車は、イッツアスモールワールドでした。
うちの近所もコレだったかなあ?

ブッチャーズテーブル

そんな事考えながら自転車を漕ぐうちに到着したのは、
グルメバーガー練馬区代表の、ブッチャーズテーブル。
ユニクロの隣りです。

店内

店内はアメリカンダイナーをイメージさせる、金属の縁取りのテーブル。
やっぱりアメリカにはこうしたメタリックな内装が似合いますね。

店内

棚には、所さんの世田谷ベイスを思わせるような小物達が。
いいねー!気分はアメリカンだよ。

グリルドチーズバーガー

頂いたのはグリルドチーズバーガー1050円。
ランチタイムだったので、
お値段変わらずでフレンチフライとドリンクがセットになります。

写真じゃ伝わりにくいのですが、ボリュームがスゴイのですよ。
コーラはジャンボコーラという映画館サイズ。
ハンバーガーの高さは、ちょうどiphoneと同じぐらい。

チーズバーガー

チェダーチーズとゴーダチーズの2種類をトロトロに溶かしたチーズバーガー。
「つぶして召し上がってください」と言われ、
半分袋に入れたままつぶしてかぶりつく。
濃厚なチーズの中から、ペッパーで味付けされたビーフパテの味がジワリと来る。
さらにオニオンの甘さも広がる。
旨い。

こうなると欲張りになるもので、
肉だけのプレーンなハンバーガーも食べてみたくなります。
シンプルな味もインパクトありそうだもんなあ。
それにしてもボリュームあります。

ちょっとイケてる若奥様的お客さんが多かったのですが、
中に混じって年配の方もいらっしゃいました。
ハンバーガー食べてるのかなと思ったら、サンドイッチでした。
若者向けっぽいお店ですが、年配の奥様も「美味しかったわー」とお帰りになったので
満足の味だったのでしょうねー。
そうなるとサンドイッチにも興味が出てくるなあ。

店員さんも、シャキシャキしていて気持ちのいい感じでした。
可愛かったしね。
や〜江古田から足をのばして良かったわー。
また来たいわ−。

■ブッチャーズテーブル (BUTCHER’S TABLE)
■東京都練馬区東大泉2-9-18
■営業:
9:00〜15:00
18:00〜23:00
■定休日:無休
場所はこのへん
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プアハウス(江古田)

プアハウス

そうか、今日から学園祭なんだ。

我が江古田の街も、学園祭シーズン。
3つある大学のうち、武蔵野音大は先週終わってしまったけど、
日芸が今日から、武蔵は明日から。
普段は地元民だけで静かなこの街も、外来種の皆さんで賑やかになります。
という訳で、今回は我が町の数少ない観光地的スポットを紹介しましょう。

看板

こちらが、江古田にまつわる芸能人御用達のカフェというかJAZZ喫茶
北口にあるプアハウスです。

店内

ちょうど、映画「素敵な金縛り」の宣伝で三谷幸喜さんが「とくダネ!」に出る時、
中野美奈子アナと江古田を訪れ、
思い出の地という事でこちらでインタビューの収録があったばかりです。

過去ではキリンジの「グッデイ・グッバイ」というPVの撮影にも使用された事も。

代表的な学生街の喫茶店なのですが、
今は、学内に引きこもりの学生が多く、街をぶらぶらしないので、
どちらかというと、お客に多いのは大人達の方。
三谷さんの後輩で演劇科だと、本仮屋ユイカさんなどもいたのですが、
学食での目撃談はあれども、街での目撃談は流れて来ませんでした。

この江古田は、ライター、編集者、漫画家、イラストレーターなど
フリーランスのクリエーターが多く、時間も不規則なので、
こういう人達の方が、平日の昼間の喫茶店に出没したりしています。

まあ、僕もその1人なんですが。

粗食

これが三谷幸喜さん、思い出の味、粗食。840円。

一言で言えば、洋風のお茶漬け。
スパイシーにアレンジされたコンソメ風のスープの中に、
ご飯と野沢菜、梅干し、鶏肉、そしてチーズが入ったもの。

永谷園に「大人のお茶漬け」という商品がありますが、
こちらは「もっと大人のお茶漬け」という感じ。
大人の余裕がないと、こういうメニューって選択出来ないと思うのですよ。

三谷さんのエッセイなどを拝読すると、けっこういい家のコだったような感じです。
子供時代に8mmのカメラで遊んで映画を作ってたりね。

プアハウスという名前の粗食という名前の食べ物だけど、
お金がない学生にとっては、ちょっと選択しにくい食べ物。
「コスパがさ〜」とか言って、大盛りの店に行く学生が普通なのに、
学生時代からコレを食べていたところに、普通の学生とは違う余裕が感じられます。
そこが三谷さんらしい。

同じく日芸出身の爆笑問題が通っていた、喫茶店タンバリンも、
ガレッジセールが通っていた、洋包丁も、もう江古田から姿を消しました。

まだ学生が街で遊んでいた頃の、江古田の思い出の地、
プアハウスには、長く続いて欲しいと願うのです。

三谷幸喜ファンの方、学園祭で江古田を訪れる機会があったら、
プアハウスに立ち寄ってみてはいかがですか?

ちなみに、こちらの名物である激辛カレーを食べに行った回は、こちら

■poor house(プアハウス)
■東京都練馬区栄町39-1
■営業:11:30~23:00
■定休日:火曜、第1・3水曜(祝日は営業)
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