小江戸蔵里・クラカフェ(川越)

自転車

長年共に過ごしてきた友人達の中から、2人がこの四月に転勤する事になり、
自分たちらしい送別会と、最後の思い出作りという事で、
サイクリングに行ってきました。

飲んだその場のノリで、板橋シティーマラソンに出場する事になり、
完走した仲間達。
あれも、キツかったけど、そういう方が忘れられない思い出になります。

という事で、自分以外は未知の距離、川越へ自転車で行くこと。
みんながクロスバイクなので、ロードだと差がつきすぎるので、
ハンデをつけてミニベロで行く事にしました。

GIOS

中には、僕のスポーツ自転車第1号だった、GIOSのanpioも。
ミニベロを譲り受けるときに、こちらを友達に譲ったのでした。
久々のご対面!

笹目橋

さて、江古田から下赤塚を通って、笹目橋に出て、彩湖を通る予定でした。
右岸より景色がいいので。
しかし、笹目橋から彩湖間の土手が、通行禁止。
迂回せよという事で、ウロウロ迂回していったら、
ヤクルトの戸田グラウンドの方に行っちゃって、
結局、彩湖は、終わり際の200メートルぐらいだけ。
意味なかった。

荒川右岸

彩湖から水門の脇を通って、秋ヶ瀬公園へ。
羽倉橋を越えて、荒川サイクリングロードを進んで行きます。

田んぼ

かの有名な田んぼ区間。
みんなに合わせて走っていたのですが、本能に火がつき、
この直線区間だけ、ちょっとミニベロでみんなをぶっちぎってみました。

みんなからは、サイクリングじゃなく体育会系かよと、ブーイング。

上江橋から国道16号に入り、そのまま直線で川越へ。

観覧車

川越ついて、お目当ての古民家カフェに行ったのだけど、
人気過ぎて、満席。
そこで、ウロウロしてたら、「まるひろ」の屋上に観覧者がチラ見え。

そういえば、都内で唯一屋上にあった東急プラザ蒲田の観覧車が、
3月で屋上遊園地が閉園で、消えたんだよな…って話しになり、
じゃあ、乗りに行くか!じゃんけんで負けた人が!
というプチイベントが発生。

まるひろ

はい、じゃんけんで負けました。
小さいお子さん達に混じって、僕とKちゃんで、乗り込みました。
係のお姉さんに
「ラッキーですね。一番人気のピンクのゴンドラですよ〜」
なんて言われて。

男2人で、ピンクの観覧車って…。

蔵里

で、どこに行っても小さな個人店は混んでいたので、
小江戸 蔵里へ。
旧鏡山酒造の建築物を、面影を残しつつ改修した施設で、
お土産屋さんの他、レストランやカフェなども入っています。
そちらのKura Cafeへ。
お土産屋さんの奥にあります。

肉味噌パスタ

頂いたのは、肉味噌パスタのセット、950円。
友人が食べていた、三元豚の角煮うどんの方が旨そうだった。
この日は天気も良く暖かったので、じんわり汗をかいて塩分が不足してたのか
一口飲ませてもらったスープが、すーっと体に染み渡る。
塩分補給にもなったし、そっちだったなあ。

■小江戸蔵里kura cafe
■埼玉県川越市新富町1-10-1
■営業:10:00〜18:00
■定休日:無休
場所はこのへん
オフィシャルサイト

熊野神社

まるひろの駐輪場に自転車を停めて、ここからは徒歩散策。
すると、熊野神社からお囃子が聞こえてきたので、ちょっと寄り道。

足つぼ

鳥居からの参道の所に、足ツボの道があったので、またジャンケン!
今度は、罰ゲーム回避出来ました!
小さい石のゾーンは、かなり痛かったらしいです。

古典芸能

境内では古典芸能。
銭洗い弁天もあったので、銭洗っておきました。
増えるといいなあ。

蔵の街

さて、いよいよ蔵の街へ。
日曜だったので、かなりの人出。
映画のセットみたいで、テンションもアガります。

紅芋ソフト

歩きなので、さっそく食べ歩き。
川越はサツマイモの街って事で、紅芋ソフトを。

シェアサイクル

川越には、至る所にシェアサイクルのスタンドがあります。
通常は、ネットからの申し込みでのカード決済なのですが、
当日、現金払いでも受付可能です。

通常基本料金200円で、
40分以内に1度スタンドに入れると追加料金無しなので、
それを繰り返すと、1日200円で乗れるのですが、
現金の場合は、デポジットで800円のトータル1000円スタート。
最後にICカードを返せば800円は、戻ってきますけどね。

女性となら電車で川越まで行って、シェアサイクルでサイクリング
ってプランもいいかもですよ。

時の鐘

川越のランドマーク、時の鐘。
しかし、まわりの街並みとか、よく残しておけましたね。
今ではこれが観光資源になっているけど。
近代的マンションとか建てたがるやからがいると思うけど。

駄菓子屋横丁

そして、川越名物の駄菓子屋横丁は、激混み!
激混みすぎて、逆に買う気がおきないという…。

肉屋

そんな川越を散策しながら、
ちょっと帰りに寄りたい、気になってたお店があると言うと、
みんなが「肉屋ですか?」と。
路地を通り抜けるときに見かけたお店です。
その時は、そんな会話しなかったけど。

メンチ

作り置きをせずに、注文があってから揚げますという張り紙があり、
それが気になるポイントでした。

頂いたのはメンチカツ。
国産牛のこだわりの肉を置いているお肉屋のメンチだから、
そりゃあ、旨いさ!

帰りは川越街道をひた走り、江古田へ。
焼き肉屋に集合して、ここでアルコールを入れて、打ち上げ!

友人達と東京ですごせるのも、あとわずか。
あと、なにか思い出が作れるといいけど。

P.S.
Kちゃんは、℃-uteの中野サンプラザの時に必ず帰ってくると。
という事は、初遠征になる訳ですな。

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さいたまクリテリウムbyツール・ド・フランス

地図

10月26日、土曜日に開催された「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」行ってきました。結論から言うと、最高でした!まあ、初開催なので、いろいろ問題はあります。でも、それを含めても最高の経験でした。

フルーム

だってさ、フルームがこんな近くにいるんだよ!あのマイヨジョーヌのフルームが!これを最高と言わずして、なんと言う?

クリテ

ロードレース、世界チャンピオン、マイヨ・アルカンシエルのルイ・コスタ。ツールドフランス、マイヨ・ベールの、ペーター・サガン。そして、ツールドフランス、マイヨジョーヌのクリス・フルーム!リッチー・ポートに、キッテル、新城幸也、別府史之あこがれの選手達が、目の前に居るわけですよ。もう1度言おう、最高だ!

実際に、沿道から観るとどう見えるのか、どういう雰囲気なのか、ムービーを撮ってみたので、ご覧下さい。本戦の前のポイントレース2です。丁度陣取った場所が、ゴール手前100mぐらいの所だったので、向かって来る映像ではなく、ゴール方面に追う映像となっています。途中、抜けている周回もありますが、ご了承ください。

まあ、当日、どんな雰囲気だったのかというのが、わかれば…というぐらいで。個人的には、コメンテーターの片山右京さんが、「あ!路面が乾いてきましたよ!グリップが増しますね」など、F1の川井ちゃんみたいな事ばっかり言っていたのがツボでした。

ポイントレースを撮影しながら、せっかく現場に来たのに、カメラのモニターばっか観ててどうする?って事で、本戦は自分の目で見ることに集中しました。

本戦は、こっちの動画が一番雰囲気わかりやすいかと思います。

テレビやDVDでしか観れない選手達の走りをその目で見られた事、本当に嬉しかった。

クリテリウム自体は、あくまでも顔見せ興業であって、本物のレースとは違う事は百も承知だけど、それでも嬉しかった。スカイやアルゴス、キャノンデールがトレイン組んでくれたり、リッチー・ポートがフルーム引いたり、それだけで興奮しました。

この「さいたまクリテ」今回1回こっきりでなく、今後も続く事になったようなので、問題点もあげておきましょう。初回なので、不手際、混乱が起きるのは百も承知のうえで。

■運営側の問題点

このさいたまクリテの利権に食い込んでイベントを運営した会社が、自転車を知らない人達で構成されていた…らしい。これは数多くのジャーナリストのツイッターなどで、証言されています。

当日の場内アナウンスを担当した飯島美和さんに、「新城幸也って選手が来るので…スタートと同時にこの原稿を読んでくれれば」…って、どんだけ素人やねん。彼女は新城選手の婚約者で、ユーロップカーのスタッフとして、ツールドフランスに帯同してる人ですよ。誰よりも、ツールを間近で、ジャーナリストも入れないエリアでも観てる人。なぜそんな事も知らない人が、イベントの中心でディレクションしているか疑問。

その他、これだけ観客が押し寄せるイベントなのに簡易トイレの設置がないとか、サーバー代けちったから、当日、開催のチェックをするアクセスが集中して、肝心のオフィシャルサイトが落ちたとか、ちょっと甘くみてた所がありますよね。

■観客の問題点

まあ、初めての人が押し寄せたので混乱したのは、間違いないのだけど、レース観戦の予備知識は、ググって来て欲しい。

当日、運良くレース前に雨が止んだからトラブルは回避出来たものの、多くの人が傘で観戦する所でした。あれ、雨降り続けていたら、モメたろうな。レース観戦は、カッパが基本です。市街地で人が密集する場所は特に!

そして、トイレが無いと騒いでいる人いたけど、基本、トイレは済ませて来る。最寄りの駅のトイレも、人が集中して大混雑します。せめて、その前のターミナル駅などで済ませて来て下さい。そして、人が集中すればトイレットペーパーも無くなるので、ティッシュを持って来るのが基本です。

これ、レース観戦にかぎらず、マラソン大会、フェスなどでも同様の事がおきます。

■今後、どういうイベントにするのか?

フルームが勝って、出来レース「八百長」じゃないかと言ってる人多いけど、クリテリウムというのは、基本、顔見せ興業です。UCIのポイント外で行われる事の多い、サービスレースです。(国内日本人選手の大会とかアマチュアは本気多いけど)

多くの場合、翌日からのメインレースの顔見せで開催されるので、本戦を狙う実力者は、翌日にかけるために、落車回避の位置取り。こんな危険なコースでは無理をしません。ファンを喜ばせたい人達が、ポイント争いなんかにからみます。八百長とは違います。

んー。メジャーリーガーがシーズン終了後に来日して、日本のプロ野球と親善試合を行うのと似てるかも。WBCは本気だけど、親善試合はあくまでも興業試合。八百長じゃないけど、シーズン中の本気とは違う。サービス精神ある人が目立つプレイをして、時折、メジャーのフルスイングやレーザービーム返球で湧かせる。そんな感じ。あれを八百長って怒る人いないでしょ。クリテも親善レースって名前にすれば、わかりやすいのかな。

今回は、特に第1回顔見せだったので、より興業色が強かったです。最初に日本人が飛び出した以外はお見合い。そんな中で、引退する福島選手が普段ならやらない無茶な追い上げして、会場を湧かせたり、別府選手がポイント狙いにアタックかけて見せ場をつくったり、これは見応えあった。一応、SKYが集団に蓋をする…って体のもあった(笑)。

結果、フルーム、サガン、コスタの3人になったけど、「じゃあマイヨジョーヌのオレが行って盛り上げるしかないか」的な感じでフルームが行っちゃったみたいな。プチ、ツールドフランスショー。

まあ、ロードレース選手の中に、競輪選手と学生が入っている時点で、察するべき。エキシビションだって。そういう目線で見れば、とっても面白かったと思いますよ。とはいえ、出場した日本人選手のブログに「外国人選手達がペースをあげるとかなりキツかった」とあるので、それなりのレベルでは走ってたみたいですが。エキシビションでも、選手達の姿を見られただけで満足でしたが、本気でレースっぽくするなら、コースももう少し高速コースにして欲しい。

宇都宮クリテリウムもショートストレートにヘアピンカーブのストップ&ゴーで、全然、スピードが出ないレースです。しかもカーブにマンホールが配置されているし。なので、みんな安全策をとって無理をしませんしね。

アデレード

ところが、同じくUCIポイント外の顔見せレースなのに、なぜか、選手がみんな本気出しちゃうというクリテリウムも存在します。オーストラリアで行われるツアーダウンアンダーの前哨戦のクリテリウム。

ダウンアンダー自体がUCIプロツアー開幕戦という事もあり、その前のクリテは、今年1年を占う小手調べ的な感じなのですが、初戦で勝つと今年1年の験がいいという感じで、顔見せレースなのに鼻息あらい。

しかも、コースがほぼオーバルにちかい高速コースで、1.7㎞を30周する、51㎞のレースなんですが、平均時速48㎞という高速レース。今年優勝したアンドレ・グライペル(ロット・ベリソル)は、1時間04分00秒。ゴール前のスプリントは、平地なのに70㎞出ているそうです。道幅も広く、通常のクリテよりはカーブが緩やかなので、スプリンター達も、ついつい本能に火がついちゃうんでしょうね。

顔見せ興業でも十分楽しかったけど、こういう本気レースが出来る環境を整えるというのも、1つの課題かも。まずは誘致に成功した。大いなる第一歩。さあ、その先、どんな方向に進む?将来は、ツールの選手達も、つい本気出しちゃいましたレースになる事を願って、長い目で期待したいと思います。

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