アル ハビービ キッチン(早稲田)

早稲田の界隈がカレー好きの間で注目されています。都電脇のムガルカフェは、リニューアルして東インド料理の「ムガル」に。その他、スリランカ料理もあるし、いわゆるインドネパールから外れた料理のお店が多いのです。

今回は最近出来た南インドの「アル ハビービ キッチン」へ。南インド売りなのですが、よくある北インドもメニューには加えていました。

自分の後ろには早稲田の学生らしき青年とお母さんが。インド料理を食べた事が無いと色々聞いていたのですが、地方の方でしょうか?東京はどこの街のインドネパール料理だらけですかね。

失敗したくないという感じで、メニューをはしから「これは何?」と聞いていくお母さん。2人で色々食べた事が無いのを頼んで、食べ比べすればいいのに…失敗が楽しいのに…と、心の中で。でも自分のまわりにもいるか…失敗したくないといって、オーソドックスなメニューに落ち着いてしまう人。結局2人も、イチバンオーソドックスな北インドのバターチキンをナンで食べるAセットを頼んでました。

自分が頼んだのは南インドのマトンのミールス。パリパリのパパドの下にはバスマティライス。別皿にチヂミみたいな食感のドーサもついてきます。さらにマトンカレーの他にサンバル、ラッサム、タルカリも。

南インドは尖った辛さというよりは、マイルドなスパイス加減。中辛にしたのですが、そんなには辛くありませんでした。

食べた事がないのを食べたい派として、今回、初めておめにかかったのが、デザートのバーミセリ。パスタの中で一番細い物なのですが、インドや東南アジアでは、デザートに使う事が多いようです。

今回もミルクヨーグルト的な物の中に入っていて感覚としては細長いタピオカ。モチモチの食感がつるんと口に吸い込まれて行って、何か食べてて楽しい。

あの親子も南インドを選んでおけば、これを食べられたのに…。

■Al Habeebi KITCHEN(アル ハビービ キッチン)
■東京都新宿区西早稲田3-13-3 1F
■営業
11:00~15:00
17:00~22:00
■定休日:金曜
場所はこのへん
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伊良コーラ総本店下落合(下落合)


早稲田のムガルカフェに行った帰り、新目白通りを下りながら、西武新宿線、下落合近くの伊良コーラに寄り道してみる事に。


お店は神田川沿いにあります。なんだか久々に正しいチャリカフェの方向性な気がします。


伊良コーラは、青いフードトラックが目印です。ところで、ここまで「伊良」を何と呼んで来ましたか?「伊良」と書いて「いよし」と読みます。


最近、流行りのクラフトコーラの日本におけるパイオニア。先ほどの青いフードトラックから始まって、2020年に下落合に店舗1号店となる「伊良コーラ総本店下落合」を出店。伊良の名前の由来は、祖父がこの地で営んでいた「伊良葯工」という漢方薬のお店から取ったもの。

コーラマニアだったご主人は、祖父の残した工房を見ながら、コーラ作りに使えるのでは?と、調合を始めたのだそうです。


注文をすると、タンクから液を抽出し、そこに炭酸水とシロップ、レモンを加えてその場で完成。コーラの実、カルダモン、ナツメグなど12種類以上のスパイスを調合して作られています。


まずは定番の味「THE DREAMY FLAVOR(ザ ドリーミーフレーバー)」500円から挑戦。

写真ではわかりにくいのですが、細かく砕かれた黒胡椒のような物が浮いていて、スパイス感があります。「かき混ぜてお召し上がりください」との事だったので、ストローでぐるぐると。インドカレーでのチャイもスパイス感がありますが、それのコーラ版という感じで、これはスパイスカレーに合うよな。カレー屋さんで出している所ってあるのかな?

考える事は皆同じなようで、カレーマニアとの対談とかも色々やってますね。

正しい表現ではないですけど、わかりやすく言うと、コーラというより、ドクターペッパーをイメージして頂いた方が、近いかもしれません。あと、ジンジャエールの辛口にスパイスを投入した感じとか。なんだかクセになります。


ゴミ箱はわかりやすくイラストで分別が。


お店の脇には自販機もあって、瓶のタイプの物を買って帰れます。ご近所に成城石井があれば、そこでも買えます。江古田界隈だと、成城石井は、池袋、常盤台、東中野。だったらチャリで下落合まで買いに来た方が早いか。家でスパイスカレーを食べる時のお供に、ぜひ、試してみたいです。

■伊良コーラ総本店下落合
■東京都新宿区高田馬場3-44-2
■営業:11:00〜17:00
■定休日:月〜金
■場所はこのへん
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