フレンチ パウンド ハウス 大和郷本店(巣鴨)

アイドル・バニラビーンズのレナちゃんのインスタを見ていて、行きたくなったお店、巣鴨ののフレンチ パウンド ハウス。お店の入っているマンション自体が、外壁工事中だったので、工事感満載ですが、通常はレンガ造りの洋館のようなお店。暖かくなると、外のテラス席はペットも可のようです。

#20170227 #日本一のショートケーキ 生クリームが好きな人の手のひらみたいに柔らかかった(えっ?) #🍰

バニラビーンズ レナ🐈さん(@vb_rena913)がシェアした投稿 –

ゲストに来てくれてから、二人組のバニラビーンズの事は好きで見ているのですが、リサちゃんがガチセレブ、レナちゃんが庶民派グルメを載せる事が多く、二人とも、ジャンルは違えど、グルメなのがよくわかるインスタです。バニビのグルメ番組観たいなあ。

こちらのハッシュタグに #日本一のショートケーキ とありますが、こういうキャッチーなタイトルの物は、キュレーションメディアに狙い撃ちされ、コピペ、コピペで、同じような記事が増産されています。ところで、素朴な疑問なんですけど、質の悪いキュレーションメディアって、記事の最後に、「いかがでしたか?」って書いてる率が高いの、何でだろう?最後が「いかがでしたか?」の記事は信用出来ないので、お気をつけて。

ショートケーキは、2種類あって、たくさんの苺、良質の生クリーム、スポンジに軽く苺の果汁を含ませたブランと、苺の果汁を加えたメレンゲを生クリームと合わせ、香りづけ程度の苺のお酒とキルシュを使った、ルージュ。こちらは、ルージュです。

僕の前の方が「車で来ているんですけど、ルージュ食べて大丈夫ですか?」と聞いたら、香り付けだけなので大丈夫ですとの事。僕も自転車だったので、ブランにしようかと思っていましたが、大丈夫なら、ルージュで香りを楽しもうじゃありませんか。

さて、日本一のショートケーキ!旨い物ってやっぱりバランスなんですね。何かが飛び抜けた方がインパクトはありますが、それって、どこかで飽きられて長続きしません。絶妙なバランスのショートケーキだなあ。

■フレンチ パウンド ハウス 大和郷本店 (FRENCH POUND HOUSE)
■東京都豊島区巣鴨1-4-4 マンション サンビップ巣鴨 1F
■営業:10:00~20:00
■定休日:無休
場所はこのへん
お店のサイト

さて、ここからはフィルム写真のナチュラクラシカの画像で。

巣鴨っていうと、おばあちゃんの原宿っていうイメージがあると思いますが、
実は、都内でも有数の超高級住宅地だって、知っていますか?
山手線の外側は、確かに下町風情がありますが、
この「フレンチ パウンド ハウス 大和郷本店」のあるあたりから、
六義園に挟まれた山手線内側の一体は、どこも家がデカい!

もともと三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎が、
明治前半に、この一帯の土地を買い占め、
その後、大正時代に、3代目の岩崎久弥が
理想の都市を作ろうと、中産階級向けに分譲した地域。

中産階級と言っても、岩崎家から見たらの話で、
三菱グループの重役や、政治家、官僚、実業家、学者など
庶民から見たら、アッパークラス。
なので、高級住宅地となったのです。

店名に付いてる「大和郷」というのが、この高級住宅地のエリアの名前。
これを表記するのは、ブランドとプライドですね。

ちなみに、六義園は、水戸黄門や赤穂浪士に悪役で出てくる、
徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の下屋敷。
加賀藩下屋敷跡地を綱吉から拝領し、
千川上水を引いて池を掘り、7年の歳月をかけて庭園を作り上げました。

実際に悪人かどうかはわかりませんが、
贅沢三昧だった様子は、伺えますね。

帰りは春日通りで、池袋方面へ。
都電が二台並ぶ瞬間を狙ってみました。

池袋のサンシャイン通り。
普段よく見る何でもない通りですが、
フィルムで撮ると、意味ありげで、ドラマが潜んでそうな絵になりますね。
まあ、実際にこの中に僕の知らないドラマがあるんだろうけど。

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anzu to momo(赤羽)

anzu to momo

インスタで気になっていたお店、赤羽のanzu to momo。城北地区を中心にカフェ巡りをしている方のインスタには、必ずと言っていいほど、写真が載っていたお店です。実は、一度、土曜日に来てみたのですが、店内は3席のカウンターしかなく、その他、テイクアウトする人もいっぱいで、断念しました。もう少し暖かくなると、表のカウンターらしき所でもいいんですが。

そこで、平日休みの特権を生かして来てみたら、ラッキーな事に1席だけ空いていました。残りの二人も、男性で、このカワイイお店に、男3人が肩を並べる事に。30手前ぐらいの二人は友人らしいいのですが、一人は山形、一人は栃木に帰る途中で、その前に、インスタで見かけたお店に来てみたのだそうです。

店内

こちらは、戸田の人気のカフェ・シバケンで働いていた方が、独立されて、オープンした模様です。カウンターの男性二人が、「なんで独立しようと思ったんですか?」なんて、結構、ぐいぐい聞いちゃうタイプの人だったのですが、働いていたので、カフェが大変なのは知っているけど、好きだから、思い切って自分でやってみる事にしたのだそうです。

実は、こちらのお店、まだオープンして1ヶ月。なのに、カフェ好きの間で大人気となっています。その原動力の一つにInstagramがあった事は、間違いありません。店内で、撮影する前に許可を頂く為に、「インスタで見て来たのですが、撮影してもいいですか?」と聞くと、OKと共に、「皆さん綺麗に撮ってくださるので…」と嬉しそう。

インスタにはリツイートのような拡散機能がないのに、なぜ、情報が拡散するのか、勉強中な事は前にも書きました。

インスタで見た物を、自分も撮りたい欲求がある事がわかりました。

自分もですが、どうせなら絵になる物、カワイイ物を撮りたいと、インスタで検索して、情報をチェックします。僕もそれで、このお店にたどり着いた訳です。で、インスタのユーザーは、行動力のある人が多いです。もちろん、芸能人のインスタにコメントするだけの人もいますが、カフェ巡りが好きという人は、自分もそこに行って写真を撮りたがります。

ちょっと前に流行ったポケモンGOみたいな感じで、あそこにピカチュウが出るらしいと聞くと、そこに行ってGETしたくなった感じと、ちょっと似てるかも。見ただけではなく、自分も写真を撮らないと気が済まないのです。

僕もリベンジで、2回目で店内に席を取れたときは、「anzu to momo ゲットだぜ!」という気分でしたから。

でもって、もちろん注文した人気の商品、いちごのブランジェ、430円。アイスのカフェオレは、450円。100いいねを獲得するのが、インスタ研究中の課題だったのですが、あっという間に100を越えて、これまでの最高記録!

ブラマンジェ

こちらのインスタを撮られた方のコメントを読むと、「旗がカワイイ!」という女性が多数。こういう所なんですね、インスタウケというのは。この旗の為にコストも手間もかかるのだけど、「ある」か「無し」かでもは、写真を撮りたい欲求、いいね!を押したい欲求が、随分変わって来ます。

ぼんやりですけど、インスタの拡散のしくみがわかって来たような気がします。

P.S
インスタとビジュアルの話ばかりをしましたが、コーヒーもスイーツもマジで旨いです。この基本がありつつ…って話ですね。勉強になりました。

■あんずともも (anzu to momo)
■東京都北区赤羽西1-16-9
■営業:11:00~19:00
■水曜日
場所はこのへん
お店のfacebook

こういう話を、いつも行く地元の飲み屋さんで話していて、もう一つ、実験してみたい事が浮かび、マスターにお願いをしました。その話は、また後で。

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