凡記 西安肉夾饃(池袋)

池袋の北口から風俗街みたいなエリアを越えて、さらに奥へ奥へと行くと、香港とか上海的な外観のお店が増えてきます。横浜の中華街とは違った、ガチ中華街です。

前回、池袋のガチ中華フードコート「食府書苑 凡記」でビャンビャン麺を頂いたのですが、その本店もあります。

日本語では書かれていないので写真で決めます。外国人観光客も、日本のちょっと高級な居酒屋は写真入りじゃなく、筆文字でその日のメニューが書かれているので、怖いのだそうです。しかもGoogle翻訳しても、どんな物かわからないと。

お目当ては左上の臊子干拌麺(サォズガンバンミェン)。

以前「西安麺荘 秦唐記」で頂いたヨーポー麺に似た感じなのですが、こちらでの名前は臊子干拌麺(サォズガンバンミェン)。

ここからは家に帰ってから調べたのですが、臊子とは、肉のみじん切りの事をいい、干拌麺は、ゆがいた麺をスープに入れずに、タレと混ぜ合わせていただく麺のこと。いわゆる「混ぜそば」「油そば」的な感じ。

唐辛子で炒めた挽肉の他、サイコロ状に刻まれた角煮、そして野菜。その上から油がかけられているようなので、やはりヨーポー麺とほぼ同じと言ってもいいのでは?

面は幅2センチ弱のビャンビャン麺。日本の麺とは違い手延べした後に切らないので、1本が非常に長い麺となっています。

幅広ですが麺のコシもあり、麺を頂いている感はつけ麺より強いかも。

あえて日本人には合わせない本場の味付けなので、唐辛子や花椒の香りが強く、激辛ではないのですが、食べると汗がたらーり。日本語が通じないドキドキとあいまって、心拍数は高めです。

■凡記 西安肉夾饃 ファンキーシーアンロオジャーモー
■東京都豊島区池袋1-2-7 メゾン田中ビル 1F
■営業:11:00〜22:30
■定休日:なし
場所はこのへん

Pocket
LINEで送る

李’s食卓(練馬)

例によっての寒暖差。週末は20度に迫る気温なのに翌月曜日は12度予想、10度近い寒暖差ですよ。猛暑続き、極寒続きは耐えられるのに、寒暖差に弱いというのは、体のセンサーが敏感なんでしょうか?サウナで整うように気持ちよければ良いのですが、体が痒くなるような違和感が生まれるのです。

という訳で、恒例の参鶏湯を投入です。

スマホアプリのDuolingoで、無料の韓国語学習をしているので、K-POPアイドルの良く話すフレーズなどは聴き取れるようになってきました。

看板のハングルは、「ようこそ!家庭料理。韓国料理のお店です」という意味です。

ジョン万次郎が英語の「What time is it now ?」を日本人に教える時に「掘ったイモいじるな」と言ったという伝説がありますが、韓国語も日本語に空耳してしまうフレーズが多くて、K-POPアイドルが受賞式で、「まじ!マグロ!」に近いフレーズをよく口にするのですが、それは韓国語で「最後に」という意味です。最後に感謝を伝えて終わる時などに多く使われます。

韓国語は、中国語の音読みから来ている漢字語も多いので、日本語と似ている言葉も多いです。例えば日本語の「努力」は、韓国語の「ノリョク」みたいに音感が似ているので、そういう言葉を覚えるとスピーチが聞き取れるようになってきます。受賞スピーチは、会話よりも喋るスピードがゆっくりですし。

お勧めは、女性グループLE SSERAFIMのチェウォンで、破裂音多めのハキハキとした韓国語で、「どこ?」は「オディ?」、「何?」は「モ?」など、日本のギャルのように単語で話す事が多いので、聞き取りやすいです。

さて、頂いたのは参鶏湯。米は鉄鍋の中にも入っていますが、ガッツり行きたかったらライスも注文出来ます。鶏の半身が入っているので、肉だけでもボリュームありますが。

4席と2席という小さなお店なのですが、韓国のお母さんの味という事で人気のようで、二つのテーブルが埋まっているので、また来ますと戻っていく人が何名か。

この日のもう一つのテーブルは、韓国から早稲田に留学している大学生2人と、その大家さんらしき女性。女性は韓国ドラマのファンらしく、韓国の食べ物の事を色々聞いていました。韓国からの女子大生は、お店のお母さんに「マシッソヨ」と美味しい事を伝えていました。

やはり、家庭料理のお店なので、故郷の味に近いんでしょうね。

初めて行っても色々と教えてくれるので、韓国料理に興味がある人にお勧めです。

■李’s食卓
■東京都練馬区練馬1-1-4 竹内ビル 2F
■営業:
11:00〜15:00 
17:00〜22:00
■定休日
場所はこのへん

Pocket
LINEで送る