京熹 本店(江古田)

春まで唐苑だったお店が京熹と名前を変え、メニューも若干変わりました。それと同時に江古田駅前の地下に2号店となる京熹 江古田駅前店をオープン。千川通りのこちらが本店となるのですが、元々こちらにいた女性の店員さんが駅前店います。元々いたシェフはどちらにいるんでしょう?

平日は近所のお仕事関係の方、週末は家族連れで賑わっているお店で、2号店が出来るあたり、山東餃子とオーバーラップします。コロナ禍で2店目というのは勢いを感じます。

メニューにも一番人気と書かれているのが、麻辣麺(マーラーメン)。790円。他に担々麺もあり、こちらは花椒の効いた痺れるタイプです。麺は普通の麺と刀削麺から選ぶ事が出来ます。いつもは刀削麺を選ぶのですが、今回はとある食べ比べをする為に訪れたので、普通の中華麺をチョイス。

江古田で担々麺というと、金時の汁無し担々麺が有名ですが、かつては金時にも、汁ありの担々麺があった時代があって、実は僕は汁ありの方が好きでした。現在の汁無しの味の方向で、濃厚なスープを想像してみてください。

いつの間にか、金時から「汁あり」が消えてしまい、近所で代替メニューを探している時に見つけたのが、こちらの麻辣麺。オプションでプラス50円で辛さ増し、100円で激辛にする事も出来ます。最初はノーマルをから挑戦し、好みによって辛さを増すのが良いでしょう。

胡麻と味噌ベースの濃厚なスープに花椒が効いて、ほどよく痺れます。ちょっと涼しくなった季節の変わり目に体に刺激を入れて、汗をかきながら食べるのもいいですね。

■京熹
■東京都練馬区旭丘1-57-14 ルミエール榎本 1F
■営業:
11:00~14:30
17:00~22:30
■定休日:火曜日
場所はこのへん

さて、今回食べ比べと言いましたが、比べるのが、こちらです!日清のご褒美ラ王「シビ辛濃厚味噌」。番組の企画の「スーパーの旨い袋麺」という特集で、色々食べ比べをする中で、NO.1に旨かった物です。

旨い袋麺というと「サッポロ一番塩味VS味噌味」的な話になりがちなんですが、もういろんな所で何百回とやられている企画なので、そちらには手をつけずに新商品に特化しました。こちらは今年の3月に発売された物です。

希望小売価格が408円で、税込み450円ぐらいになってしまうのですが、スーパーでは税込み360円前後。2食入りなので、一食180円換算。セブンイレブンの本格カップ麺「すみれ」が300円前後なので、まあ許容範囲でしょう。

作り方には、450ccのお湯で4分間と指定があるのですが、割と水分を良く吸う麺で、指定だとかなりスープがドロドロになるので、500ccで3分がオススメです。

スーパーのチャーシューと、桃屋のメンマを投入。ネギもたっぷりで彩りを。

市販のインスタント麺の中では、かなり辛い商品です。食べると汗がダラダラ出て来ます。でもスープはかなり濃厚で、もう少しスリ胡麻でも加えたら、京熹のスープに近づくレベル。この企画で、インスタント麺をかなり食べ比べしましたが、スープの出来は他のインスタントとレベルが違います。

カップヌードルからも新製品の辛麺が出たりして、日清は辛い商品に力を入れていますが、僕の中ではこの褒美ラ王「シビ辛濃厚味噌」が断トツです。辛い物好きの方、ぜひお試しを。

Pocket
LINEで送る

カフェ クーポラ(目白)

夏も終わりだな…という感じですが、毎年僕は、夏の終わりに目白のクーポラに桃のパフェを食べに来ています。

このブログを振り返ると、少なくとも5年連続、2017年からた食べ続けているのです。
■2017年
■2018年
■2019年
■2020年
■2021年

今年はすでに、桃のパフェの第一弾「バラ香る桃のパフェ」を頂いているのですが、第二弾が出ているので、それを頂きに来ました。

こちらの桃のパフェって9月の頭で終わるのですが、ちょうどその頃、この界隈ではお祭りが行われていて、お囃子の音が流れていたりするし、自転車での帰り道、椎名町の長崎神社でもお祭りをしていたりするので、「9月の頭+桃のパフェ+お祭り=夏の終わり」という方程式が、視覚、味覚、聴覚という5感中3感を使って刷り込まれて来ました。

なので桃というと初夏というより夏の終わりというイメージが強いです。

今年の桃のパフェ第2弾「バーベナ香るもものパフェ」。

「バーベナ」またわからない言葉に出くわしました。

バーベナはクマツヅラ科クマツヅラ属の総称。約250種の一年草および多年草を含む。ビジョザクラとも言われる。

んー、ピンと来ない。

レモンバーベナはレモンの香りに似たさわやかな香りがするハーブ。フランスでは「ベルベーヌ」の名前で親しまれ、食後に飲むハーブティーとして有名。

有名なのか…勉強不足で知らなかった。

パフェの上にちょこんと載った葉っぱ「バーベナ」をつまみ、まずは香りを楽しみます。爽やかなフルーツのような香り。ちなみ葉っぱは食べられません。

甘味のある桃にグラストップの周囲を囲まれているのですが、センターに陣取るレモンバーベナのジェラートの酸味が程よく、甘味と酸味を交互に味わいながら、飽きさせない構成。さらにレモンバーベナのジェラートの下にレモンシャンティというホイップクリームを配置し、レモンの味をバトンタッチしながら、温度差をつけるというニクい技。そしてフィアンティーヌで食感にアクセント。

こちらのクーポラで教わった様々な技を、グラスのトップ部分で堪能します。

この文章を書いている今の気分は、オリンピックのスケートボードの実況をした倉田大誠アナ。倉田アナは当初スケートボードの技がわからずに、フィンガーボードというミニチュアサイズのスケートボードをつまんで回転させながら、半回転で「ワンエイティ(180)」1回転で「スリーシクスティ(360)」、1回転半で「ファイブフォーティ(540)」のように、叫びながら覚えたそうです。

「甘味と酸味の交差!」「レモンつながりの温度差!」「フィアンティーヌで食感を変えてきたーー!」と実況しながら、瀬尻さんのように「パッリパリですね」と一人で脳内実況解説。

スケボーっぽいなと思ったんだけど、よくよく考えると「料理の鉄人」とかで、この料理実況スタイルは出来上がっていたのか…。なるほど。

その後も、ソフトな甘味の、もものパンナコッタや違うタイプの酸味のルビーグレープフルーツソルベと、色んなタイプの技が次々と繰り広げられていき、最後は白ワインを使ったもものコンポートでフィニッシュ!というゴン攻めの一品でした。

○○才、真夏の味覚の大冒険!

終わり!

■CAFE CUPOLA mejiro
■東京都新宿区下落合3-21-7 目白通りCHビル1F
■営業:
8:30~20:30(火水木土)
14:00~20:30(金)
8:00~18:00(日)
■定休日:毎週月曜
場所はこのへん
オフィシャルサイト

Pocket
LINEで送る