猫道舎(落合)

猫道舎

前回行った、新井薬師のロンパーチッチのレジ前で、
ショップカードを見つけて気になったお店、落合の猫道舎。
この辺はよく通るけど、気がつかなかったなあと思ったら、
5月にオープンしたばかりのお店だそうです。

山の手通りと早稲田通りの交差点近く。
近くに、隠れ家的な、カフェ傳もあるので、
まとめてカフェめぐりしてもいいかもですね。

店内

元、美容室を改装したお店だそうです。
道路に面した元美容室フロアも、
カウンター+2人席がメインで、あまり大きくありません。

店内

そして、元住居部分?という所にも、奥の一段高くなったフロアがあります。
カリモク系のソファーなどがあえて不揃いに置かれているのも、今風ですね。

なんとなくイメージだけですが、池袋のランプに似ているような。

アイスラテ

頂いたのは、アイスラテ600円。

僕はこのアイスラテのミルクとコーヒーのグラデーションが好き。
どこが境界線なのかわからない世界。
世の中2択で白黒つけたがる人が多いけど、
実際の縮図は、アイスラテのように、
白黒の間にどっちだからわからない、境界線にならない境界線があります。

何でもかんでも決めつけないでもいいと思う。

電気を消したら、バチリと夜になる訳じゃない。
本来は、昼と夜の間に、こんな感じの夕方があるのですよ。
今日の夕暮れの風景覚えていますか?

■猫道舎
■東京都新宿区上落合3-10-3
■営業:11:30~23:00
■定休日:不定休
場所はこのへん
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カフェ傳(落合)

アパートメント

隠れ家という言葉は、大人になってもワクワクします。
そして、そんなお店を知っていると何だか誇らしい気分になります。
知人から教えて貰ったこちらも、そんな隠れ家的なお店の一つです。

東西線の落合駅から徒歩5分ぐらいの所にある、
デザイナーズマンションの「apartment 傳」
この敷地の奥にカフェがあると、知らない人も多いのではないでしょうか?

江古田から新井薬師を抜けて、落合へ。
今回は、ママチャリでやってきました。

看板

マンションの所になにげなくおかれている看板。
あえて錆びた鉄で作られ、朽ちたように見えますが、
中からライトアップされ、細い文字が錆の中に浮き出すように作られています。

ケーキ屋

敷地を奥に進むと、小さなケーキ屋さんがあります。
こちらでテイクアウトも出来ますし、
ここで注文すればお店で食べる事も出来るそうです。

看板

さらに奥に向かうと「こちら」と再び方向を示す看板が。
なんだか迷路に迷い込んだようなドキドキ感が、いい!

住居

外からは生活感が見えないように設計された住居部分。
こういう所に住んだら、もっとスタイリッシュな人間になるんだろうなあ。
はたして、なれるんだろうか?

cafe傳

そんな中に、控えめな看板がかかっていました。
こちらが、cafe 傳。

その昔、入り口がどこかわからないカフェバーというのが流行した事がありましたが、
あれは、田舎者をお店に入れないという自衛策だったのだそうです。

それとは違うのでしょうが、こちらも、
「あえて探してまで来たい人、来てください」
というような感じもします。
たどり着いたとき、ちょっと嬉しい。

窓

お店の中からは、このデザイナーズマンションの中庭が見えるのですが、
今の時期は葡萄棚がグリーンのカーテンになっています。
中央の明るい光の左側に、葡萄の房がなっているのがわかりますか?

シフォンケーキ

ブレンド500円、シフォンケーキ400円。

こんなスタイリッシュなお店なのに、気取った所がなく、
アットホームな接客なのが、意表を突いて、また嬉しい。
写真撮っていいですか?と聞くと、
「いいですよ。だったらもっと綺麗に盛れば良かった」と笑うお母さん。

ますますこのお店を見つけて良かったと思いました。
教えてくれた知人に感謝。

静かな時が流れ、読書しているお客さんも。

中庭

中庭側から見た、cafe 傳。
中央の緑の部分が、店内から見えた葡萄棚です。

こうしてみるとマンションというより、美術館のよう。
こういう建物を見ると建築というのは、作品なんだなという気持ちになりますね。

センスのいい建物の内部に入ると、
自分までそういう人間になったかのような錯覚を起こすから不思議。

でも、六本木ヒルズとか表参道ヒルズとか、
そういう所じゃ、その感覚起きないんだよなあ。
なんでだろう?

P.S
このお店に合わせて、今回はシンプルに書いてみました。

■cafe 傳
■東京都中野区上高田1-1-1
■営業:13:00~20:00
■定休日:火曜、水曜
場所はこのへん

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