ミメ(代々木八幡)

代々木八幡

最近、女子力高いカフェが多いですが、どうしたんですか?と、知り合いに聞かれる事が多いです。実は、Instagramの研究をしていて、その中の1つの課題で、インスタで、自転車でカフェ巡りをしている女性を探しているのです。

男が自転車でカフェ巡りというと、北参道のraphaのような、ロードバイク乗りが集まるお店特集みたいになってしまいがちですが、このブログの自転車啓蒙運動の本来の目的は、「もっと気軽に、ミニベロやクロスバイクでも都内走れるよ!気軽にチャリカフェしない?」というもの。でも最近やっと、オシャレして自転車でカフェ巡りをする女性の方も増えて来ました。

このブログを始めたのが、2010年ですから、今から7年前。当時は、自転車女子なんて、本当に少なくて、自転車でグルメというブログを見ると、見事にオッサンサイクリストが、遠出して、蕎麦とかうどんを食べるのばっか。いやいや、女性もターゲットにするとしたら、カフェめぐりでしょ!と、23区のカフェを自転車で制覇しようというのが、そもそもの始まりです。

7年たって、やっと時代が、このブログに追いついてきたな!自画自賛! 笑

・ ・ 今日は 今年最後の 両親のお墓参りへ ・ 寒かったけど やっぱり🚲💨で😬 ・ 帰りに 幡ヶ谷にあるカフェ☕️で 一休み 🚲も一緒に入れる✨✨✨✨ 素敵なcafe💕 ・ 自家製の #りんごバターのアップルシナモントースト 🍎も絶品👍 ・ 次回 ランチ リピ決定✔️ ・ 📍LUG Hatagaya 外観も素敵✨✨ ・ ・ #LUG#LUGHatagaya#coffeeandbeer #幡ヶ谷#幡ヶ谷カフェ#ラグ#ラグ幡ヶ谷 #coffee#cafe#cafe巡り#東京cafe巡り #instacoffee#ペコcafe#ポタリング #クロスバイク#自転車#ビアンキ#bianchi #ママコーデ#カジュアル#大人カジュアル #down#デニム#ホワイト#gap#uniqlo #自転車のある風景#東京cafe

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僕もフォローさせて頂いている方なのですが、大学生と高校生の二人の娘さんのママとの事で、こうして、ビアンキのクロスバイクで、オシャレにカフェを巡っているのです。行動範囲をみると、池袋のCOFFEE VALLEY、新大塚のSOROR中板橋の1 ROOM Coffeeなど、城北地区もあれば、写真の幡ヶ谷RUGほか、下北沢や代々木周辺のCafeにも出没されています。

僕と行動範囲がかぶっていたりしたので、行かれていたカフェを、参考にさせて頂いて、行ってみたりしています。

この時間ならロッタちゃんも楽々。 #cafe #カフェ #カフェ部 #cafelotta #夜カフェ

tuka nanaさん(@tukanana)がシェアした投稿 –

もう1枚、こちらもフォローさせて頂いている、カフェ巡りの方のアカウントなんですが、松陰神社前の人気カフェ、Cafe Lottaの写真を見させて頂き、気づきました。お店の前に止められている白いクロスバイクは、Livというシリーズの物です。Livとは、台湾の自転車メーカーGIANTが、女性達の「街の裏道で新しい発見をしたい」「スポーツバイクをカジュアルに乗りたい」そんな願望を叶える為に、女性専用に作ったブランドなのです。

女性の自転車によるカフェめぐり、環境が整って来ているではないですか。

…にしても、自転車乗り的にいうと、トップチューブの傾斜すごいですね。シートステーと一直線になりそうで、ミキストになりそうなフォルム。

オズマガジンの2月号は、「ひとり東京さんぽ」の特集。1駅分歩いて、カフェ巡りや雑貨屋さん巡りをしてみませんか?…という提案でした。特集を見たら、

北は、池袋〜雑司ヶ谷エリア
東は、両国〜浅草エリア
西は、阿佐ヶ谷エリア、
南は、祐天寺〜学芸大

そして、これに囲まれた、神楽坂とか、本郷とか、麻布十番に、白金台などのエリアを特集。

コレ、全部自転車で楽勝で行けるって!

オッサンの私が、力説しても、女性の皆さんは、「私には無理」と言う人が多いです。皇居一周のジョギングは、5㎞です。それは、挑戦してみたいという方が多いのに、東京駅から新宿まで自転車でというと、無理無理という返事が返ってきます。いやいや、7㎞だから。

もしかして、家から自走が無理と思っている人が多いですか?

今年の1月から、東京のシェアバイク(レンタサイクル)の区域が広がり、千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区の6区すべてのポート、どこで借りて、どこで返してもOKというサービスが、スタートしていますので、今度、そちらをレポートします。

ロンドンオリンピックの時に、市内への車の通行を規制し、その代わりに、市内のどこでも自転車で乗り降り出来るシェアバイクを普及させ、チャリで、ロンドン市内はどこでも行けるというのが、定着しました。東京オリンピックまでに、そいういうのを啓蒙して行こうと思っています。

宇田川遊歩道

さてさて、この日は、全て都内で仕事だったので、ミニベロで都内をまわり、麹町のNO.4でモーニングを食べ、その後、お隣の日テレで打ち合わせ。その後、渋谷に向かう途中で、迎賓館の一般解放に参加。渋谷で打ち合わせした後、家に帰る前に、代々木八幡へ。これ、全部、ミニベロで回っています。

代々木八幡のmimetも、女性のインスタグラマーに人気のお店。でも、場所がわかりにくく迷ったという方も多いようです。

僕のミニベロのある場所に、車止めがありますが、ここは渋谷の宇田川町に続く、宇田川に蓋をした暗渠で、今は、宇田川歩道になっています。レンガのような、石畳になっているので、まずそこを見つけましょう。mimet(ミメ)は、赤いコーラの自販機の脇の細い道を、奥に向かった突き当たりです。

mimet

古い一軒家を改装したお店で、一階がカフェ。二階が服飾関係のお店になっているようです。

店内

外観は古いですが、内装は綺麗にリノベーションされています。椅子がバラバラなのに、雰囲気に統一感あるという、古民家リノベーションの王道です!

いちごのタルト

さあさあ!インスタ女子に人気の一品!菅谷さんちのいちごのタルト!750円穀物コーヒーのラテ650円。タルトは、もちろん季節限定。なんか、イチゴってずるいですよね。これをインスタに載せたら、あっという間に100いいね越え。

もちろん、味も美味しい。でも、ビジュアルって大切なんだなと思わせてくれる一品。

カフェをはじめ、飲食店を営んでる方。美味しいのはもちろんだけど、インスタ流行店には、写真を撮りたくなる一品というのが必ずあります。「人間は見た目が9割」という本がありましたが、インスタは、見た目が9割!

というのが、ここのところの女子力高いカフェシリーズで得た、収穫です。(もちろん、旨いです。さらに見た目のインパクトという事です)

■mimet (ミメ)
■東京都渋谷区富ヶ谷1-7-6
■営業:11:30~22:30
■定休日:月曜日
場所はこのへん
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フォグレン・トウキョウ(代々木八幡)

路地

代々木上原から代々木八幡を抜けて、渋谷方面へ。
その代々木八幡の商店街で気になる路地を見つけました。
右手が商店街のメインストリートなのに対して、
左斜めに滑り込んで行く道。
さらにその先で右にカーブしている。

これだけ都市が区画されている中で、
こういう不自然な設計の道が残っているのはおかしい…。
コレ、暗渠(あんきょ)じゃねーの?
なんだか河のニオイがするなあ。

…という訳で、その道をたどってみました。

井の頭通り

道をたどると井の頭通りにぶつかるのですが、その反対側に目をやると、
ビルとビルの間に、ちょうどこの道幅ぐらいのスペースが空いている。
もしかして、この道の続きなんじゃね?

宇田川遊歩道

行ってみるとやはりそうでした。
そして、宇田川遊歩道の文字が。
川の名前がつくように、これは宇田川を埋め立てた暗渠です。

さて、そろそろピンと来た人もいると思うのですが、
この先、渋谷のセンター街の一本裏には、宇田川町があります。
スペイン坂を降りたあたりには、宇田川交番が。
そう、あそこに向かって流れている宇田川の上流なのです。

フォグレン

そして、その宇田川遊歩道を辿っていくと、見覚えのある建物が。
そう、北欧系カフェのコズカフェだった所です。

北欧系インテリアを扱うお店が、
アンテナショップとカフェを兼ねた店舗を構えていたのですが、
震災以降のあの自粛ムードなどから、実店舗は閉店してネットショップに移行。

そこに新しく入ったのが、FUGLEN TOKYO(フォグレン トウキョウ) 。
FUGLENとはノルウェー語で「鳥」という意味だそうです。
ノルウェーの首都オスロにあるカフェの、東京進出店。

店内は満席に近かったのでカメラで狙える方向が無かったのが残念。
北欧インテリアと紹介されている事が多いけど、
ミッドセンチュリーっぽい感じ。
北欧家具というと白木のようなシンプルな物を想像しがちですが、
木目を生かして温かみのある、カリモクに似た雰囲気です。

カウンターで注文し、席まで自分で運ぶスタイルなんだけど、
日本語メニューがないので、注文の時、一瞬、焦ったよ。

カプチーノ

という訳で無難にカプチーノ。420円。
愛車と共に。

こういうセンスにビビっと来るのか、
外国人の方のお客さんで3分の1ぐらいしめていました。
たまたまかもしれないけど…。
でもこの付近から、代々木公園裏のハンバーガーのアームズ付近のお店は、
外国人率高いもんね。

こちらのお店、夜はカクテルバーになるそうです。

■FUGLEN TOKYO(フォグレン トウキョウ)
■東京都渋谷区富ケ谷1-16-11 1F
■営業:
カフェ
07:30-19:00(月〜金)
10:00-19:00(土)
10:00-18:00(日)
カクテルバー
19:00~24:00(水)
19:00~01:00(木日)
19:00~03:00(金土)
■定休日:不定休
場所はこのへん
お店のサイト

宇田川町

さて、宇田川遊歩道をそのまま辿っていくと、
宇田川交番の脇をすり抜け、西武のA館とB館の通りへ。
宇田川は、そのまま公園通りとJRのガードを横切り、渋谷川へ合流。
西武のA館とB館が地下で繋がっていないのは、
この宇田川が地中を流れているからだそうです。

地図

さてさて、こうして自転車ポタリングしている人間の脳内地図は、
皆さんとはちょっと違って、こんな感じになっています。
車や電車じゃ気にならない高低差が、バッチリと記憶されています。

渋谷は246、道玄坂、宮益坂、公園通りなど、
四方の坂を下った谷底にあります。
なので、自転車で走ろうとすると、すぐに坂にぶち当たってしまうのですが、
西武のA館とB館の間から、ハンズ、NHKと抜けて行く通りは、
このように高低差なし。
それは、宇田川が削った低地の所を走っているから。

これを観てわかるように、代々木八幡の所で、
初台方面と、代々木上原方面に渓谷のような谷が続いています。
これが、宇田川の支流があった所でしょうね。

よくこのブログでも暗渠ハンターみたいなマニアックな事をしていますが、
実は自転車で走るときには、こうして坂道対策にも役立つのですよ。
そして暗渠の付近は、車も少ないので、自転車で走りやすい。
僕だけじゃなく、ポタやっている人、そう思っていると思いますよ。

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