10月に行われるツールド千葉に出場する事になりました。
僕が出るのは成田から鴨川という第2ステージで、全長136㎞のコース。
最近、遠出していないので、練習がてら青梅方面に向かってみる事に。
練馬方面からは青梅街道や新青梅街道を使えば近いのですが、
どうもあの道は好きになれません。
特に新青梅は、片側2車線なのだけど車道と歩道の間に余裕がなく、
トラックや大型1BOXが歩道ギリギリで走ってくるので、ヒヤヒヤもの。
そこで遠回りになるのですが、精神的に楽なコースを取る事にしました。
まずは千川通りから五日市街道へ。
五日市街道も奥の方へ行くと道幅が狭くなってくるのですが、
手前の方は3車線もあり、おまけに通行量が少ないので楽々!
境橋の交差点で、五日市街道から玉川上水を挟んだ反対側、上水桜通りに入ります。
ここは自転車乗りには人気の道で、多くのサイクリストが走っています。
再び、五日市街道に合流。
小平付近に来ると、こんな感じで道幅も狭く渋滞が起きてきます。
走っていて気がついたんですが、五日市街道にぶつかる道が、
十字路じゃなく丁字路になっている所が多いんですよ。
丁字路が左右から互い違いにぶつかってくるので、信号も交差点も多くなり渋滞に。
よく城下町では、真っ直ぐ勢いよく敵兵の大群が進まないように、
道をクランクに作ってある所が多いのですが、この一帯もそうなんでしょうか?
…で、ちょっと調べてみたら、やはり戦略上の物もあるし、
さらに、牛や馬が暴走した時に、丁字路で止める役目があったらしいです。
今はその馬の暴走を止める仕掛けで車が止まり、渋滞になってるんですけどね。
五日市街道の途中から武蔵村山方面に向かい、残堀川沿いの道へ。
この川は瑞穂町の狭山池公園を起点としているので、
瑞穂町までは、青梅、新青梅街道を使わずに行く事が出来るのです。
かなり遠回りですけどね。
でも車が少ないというのは、精神的疲労がホントに少ないし、走っていて楽しい。
自分的なサイクリングロードの第一条件です。
青梅の前に瑞穂町で一軒寄って行く事にしました。
江戸時代の豪農の家を改築して造った町の施設、耕心館。
武家屋敷のような面持ちで、広い敷地をほこります。
この奥が駐車場と駐輪場。
駐車場には醤油を醸造していた頃の名残の煙突が。
門を入ると、立派な母屋がドーンと待ち構えています。
右手の蔵は、その昔、醤油を売っていた場所だそうです。
現在は事務所になっています。
庭から見た母屋。
ガラス越しの場所がカフェになっているのですが、豪華な雰囲気ですねえ。
華麗なる一族とか、そういう旧家物のロケに使われてもおかしくなさそう。
この耕心館の中にあるのが、喫茶ストーリア。
元々この場所は、町が運営する前は豪華なフレンチレストランだったそうですが、
経営が上手くいかなかったのか、閉店。
その後、町が買い上げて町の施設として運営しているのだそうです。
なのでトイレとか、バブル時代を思わせるゴージャスな造り。
随所に、フレンチレストランだった頃の名残があります。
遠出する為に朝ご飯はきっちり食べたので、朝から10時のおやつでケーキ。
今は町の施設ですから、お値段はリーズナブルに。
ケーキセットはマロンケーキ470円、ドリンクはプラス200円
景色もいいし、思わずまったり。
この後、青梅に向かうのだけど、しばらく動きたくない感じですなあ。
実はこの背中側にエアコンがあって、汗を引かせている最中。
よし、HPが回復したら出かけよう。
目指せ!青梅!
■耕心館・喫茶ストーリア
■東京都西多摩郡瑞穂町大字駒形富士山317-1
■営業:10:00~17:00
■定休日:月曜
■場所はこのへん
■オフィシャルサイト
自転車で都内のカフェ制覇の旅。
瑞穂町、制覇の巻!