台風で水没し閉店した人気のカフェ、VIAのあった場所を見に行く

予約いらずで火気OKが人気の彩湖BBQエリアでメスティン飯を作った後、せっかくこっちに来たのだから、秋ヶ瀬公園経由で、かつてVIAのあった西遊馬公園付近を見に行く事に。VIA(ヴァイア)とは、サイクリストに人気だった古民家カフェです。

秋ヶ瀬公園では自転車の運動会ともいえる、秋ヶ瀬の森バイクロアが開催されていて、多くの自転車乗りが集まっていました。

泥だらけになって走るシクロクロスはアウトドア好きと相性がいいですね。

さて、羽根倉橋の所からは荒川サイクリングロードのコースが大きくかわっています。

現在は、土手の上を走るコースがメインになっていますが、かつては左に折れ、竹やぶの中を突っ切るコースがメインでした。しかし、2019年の台風でこの付近一帯が水没して、しばし通行止めに。その後にすぐにコロナがやってきて、県境をまたぐなだとか、いろんな事を言われて長距離サイクリングを自粛せざるを得なかったのです。

なので、ここに来るのは3年ぶりです。

旧メインコースの竹やぶ方面からロードバイクが来たので、通行止めも解除になっているのだろうと、行ってみる事に。

両サイドが竹やぶで、竹のトンネルとなっていた区間は、川に近いサイドが全部刈り取られて、何かを作る工事をしていました。

倒木の所に土砂が流れ込み、道が埋まってしまったエリア。ここが通行止めのポイントになっていたのですが、開通していました

3年ぶりに走る田んぼ区間。遮る物が無いので、風に強い日には走るのが大変なエリアです。

西遊馬公園付近の堤防から下っていた森が、かつてサイクリストに人気のカフェVIAのあった場所です。

看板はPEACH MOONというキャンプサイトと、BIG MOUSEというカフェに変わっています。

中に入ってみると、ミニ牧場だったエリアは、キャンプサイトになっていました。

小さいキャンプ場ですが、都心から近く、JR川越線の指扇の駅からも歩いて15分程度なので、電車でも来られるお手軽キャンプ場として人気のようです。

荒川サイクリングロードの脇ですが、自転車とバイクを入れられるのは、板塀で囲まれたDサイトのみ。自転車キャンプで、ロードバイク等の心配な方は、こちらを選んだ方が良いでしょうね。

VIAだった古民家は、コーヒーと発酵のお店「BIG MOUSE」になっていました。

新たなお店になってもサイクリストは多いらしく、ロードバイク用のサイクルラックも設置されています。

注文は前払い方式。VIAの時は正面が板張りの壁だったのですが、ガラス張りになっていました。ガラスの向こうは、コワーキングやイベントスペースだそうです。この日は着物のイベントが行われ、モデルさんの写真を撮ったりしていました。

頂いたのはコーヒーとプリンのセット。プリンは今逆に流行りの固めのプリン。素朴な感じですが、なかなか美味しいではないですか。

■コーヒーと発酵の店 Big Mouse
■埼玉県さいたま市西区西遊馬3131
■営業:
9:00-17:00(月〜金)
7:30-17:00(土日祝)
■定休日:(不定休、Instagramで確認)
場所はこのへん
お店のInstagram

帰りは現在のメインルートとなっている堤防の上で帰る事に。新しいので舗装が綺麗で走りやすいのですが、要所要所で、まだ工事中で迂回させられる事も。

日が暮れるのも早くて、新座の水門のあたりで日没。ちょうどシートの上の付近に夕焼けに浮かぶ富士山が見えました。

一番日が短いと言われる冬至は、今年は12月22日。

日の入りと日の出の時間から計算してそう言われるのですが、日の入りは冬至より前の今頃が一番早いのだそうです。日の出の遅いのは、1月の半ばにピークを迎えますが、日の入りは、ここから徐々に遅くなっていくそうです。

寒さのピークはこれからですが、日の入りは遅くなっていくと考えると、冬のサイクリングのモチベーションになりそうな気もしますね。

Pocket
LINEで送る

藤香想 (要町)

路地裏

あいかわらずテレビもスマホの中もヒステリック。誰かが何かにずーっと怒っている。だからこんな陽気の日に、テレビを消して、スマホをしまい、怒りを体に取り込むのはやめましょう。同じ怒りなら完全エンターテインメントの方が面白いので夜に飲みながらマーベルの映画シリーズを見るのが最近のお気に入り。しかも吹き替え版で。

本来ならデジタルデトックスで、一発サイクリングにも出かけたかったのですが、本日は、原稿書きが2本あるので遠出出来ず、残念。なので、近場なのに旅気分が味わえる場所を思い浮かべました。

最初に浮かんだのは、氷川台のお蕎麦屋さん、山禅。温泉地の旅館のような雰囲気で、庭を眺めながらいただけるので、その後、桜台の久松湯に行って、露天風呂に入れば、バーチャル温泉街のできあがり。「なごみ」に行って風呂上がりのマッサージもいいなあ。でも、土曜日にサイクリング出来そうなので、マッサージに行くならそっちの後がいいか。

で、第二候補で思い浮かんだのが、要町の古民家リノベーションカフェの、藤香想です。

小道

小道を入って緑の奥へ。

藤香想

ここは緑に囲まれた、古民家リノベーションカフェ。あ、ここにも春なのに赤いモミジがありました。

店内

窓から緑の間を縫って、光が降り注ぎ、高原気分。スマホもポケットにしまい、見るのはやめましょう。旅気分吸収モードに変身し、窓の先に森が広がっていると妄想。よし!見えてきたぞ森が!

海

ランチは、陸と、海の2種類があるのですが、僕が選んだのは、海の海鮮丼、1200円。ん?森を想像しながら海鮮丼?まあ温泉地の夕食にもお刺身が出てくる事があるし、まあいいでしょう。鮪の刺身の色を見て頂ければわかるように、いいネタ使ってます。赤貝も入っているし、高級海鮮丼ですよ。旨い。
セット料金、300円で棒茶を頂きながら、のんびり。棒茶とはほうじ茶のようで、少しスッキリな味わい。窓の外の緑に合って、初夏って感じの雰囲気を味わえました。

■藤香想
■東京都豊島区要町1-38-11
■営業:11:30~21:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

Pocket
LINEで送る