365日と日本橋(日本橋)

開発の目まぐるしい日本橋。ビジネスマンに数に対して、飲食店の数が足りて無くて、ランチ時は難民がでるというような話を、よくガイアの夜明けなどでやっています。テイクアウトのお店も足りていないらしい。

そこで、新たな商業施設を作る時に、人気店を誘致。日本橋高島屋の新館に誘致されたのが、代々木八幡の人気のパン屋さん「365日」。行列の出来るお店なんですが、ちょうどイートインのランチの終わる直前ぐらいだったので、お客さんが切れた瞬間。ラッキー!

イートインのカフェタイム。多くのメニューが売り切れていたので、アボカドとサーモンのサンド1100円と、アイスラテ500円。イートインなので消費税10%の160円がついて、1760円。まあまあいいお値段。

パンはディンケル小麦だそうですが、ドイツパンで一般的な小麦らしいですね。

食べ終わってからパンのショーケースを覗いていたら、食パンを1cm四方ぐらいにカットした物を、いろいろ試食させてくれました。今、流行りの高級食パンみたいな感じじゃなく、素朴でありながら、しっかりとした味わいのパンが多いですね。

■365日と日本橋
■東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋 S.C.新館 1F
■営業:
7:30~20:00(月〜金)
10:30~20:00(土日祝)
■定休日:高島屋に準ずる
場所はこのへん

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花時計(日本橋)

日本橋の再開発を観ていると、ネットのキュレーションメディアが抱える問題に似ているなあと思う事があります。つまり、箱は作ったけど入れるコンテンツが無いという問題。

よくキュレーションメディアから、うちのサイトに記事を載せませんか?というお誘いメールを頂くのですが、全部スルーしています。出典を明かしリンクをつけてアクセスをあげるから、コンテンツを無料で提供しろという話です。これはインスタにもよく来ます。

かつてDeNAが無断引用商売して大炎上してから、各キュレーションメディアは許可を取るようになったのですが、自分達で作ろうと方向にはいかず、相変わらずのコンテンツ不足。そこで、ネットをパトロールしては写真映えしそうなコンテンツを見つけて勧誘メールを盛んにしているようです。

一方、日本橋も、ビルを建ててテナントを誘致して「大人のための日本橋」を演出しようとしているのですが、どのビルも飲食店フロアがあって、少し高級食材の店があって、センスを感じさせるブランドがあってという、同じような構成の為、入居させるテナントの取り合いになっているのです。

例えば、入っているパン屋さんを比べてみると、個人店だけど行列の出来る人気のパン屋さんを誘致して、ブランドに育てようという所もあれば、え?もはや巨大チェーン化して、どのショッピングビルにも入っているコレいれちゃったの?というビルもあり、ビルは新しいのに、テナントに目新しさが全く無い。置きに行った感を感じてしまいます。

これい池袋でも買えるじゃん…ってな感じに。

ここまで書いて思ったのですが、たぶんコレ、フジテレビの「週刊フジテレビ批評」の「各局ドラマ辛口放談」を観た直後だから、その出演者口調になって、辛口になってしまっているのだと思いました。

新聞記者や評論家、女子アナなどが、各局のドラマを忖度無しで対談しながら評価するという物で、3ヶ月に1度ぐらいやる特集。いわるゆTV的な「なあなあの辛口」ではなく、「つまんない」とかズバリ言ったり、「科学者=変わり者」という設定だけで古いとか、無くてもいいのに恋愛要素入れて置きに行っているとか、今のテレビ界にないぐらい言い放つので、めっちゃ面白いのです。

土曜の早朝5時30分という時間帯だから出来るのでしょうが、録画して必ず観る番組で、朝イチでこの録画をチェックしていたので、頭がそのモードで批判めいた感じになってしまっているのですね。

これは作家、ライターあるあるだと思いますが、事前に観たり読んだりした物の文体に頭がなる事があって、例えば、好きな文体を読んで、頭をそっちに切り替えてから書いてみる事もあるし、今回のように、引きずられてなってしまう事もあります。

そういえば、小さい子のいる家にお邪魔すると、かなりの確率で親の口調に影響された事を話しているので、子育て中の方はお気をつけて。

すっごい話のまくらが長くなってしまったのですが、そんな日本橋です。再開発ビルにはチェーン店が多いので、別にあえて日本橋じゃなくても良くない?感があり、ここならではの個人店を探すのに、結構、苦労します。

今回見つけたのは、個人店のホットケーキ屋さん「花時計」。女性に人気のお店で、お客さんは僕以外全員女性。と言っても日本橋というのもあるのか、客層はアラフォーからアラフィフぐらいのマダム系なので、若いコだらけのパンケーキ屋さんよりは、アウェイ感はありません。

お昼は、ホットケーキランチのセットがあり、こちらはベーコン1080円。提供が後だったので写っていませんが、ドリンクもつきます。

銅板で一枚一枚焼かれたクラシカルなホットケーキで、ふわふわパンケーキと違って甘さ控えめ。卓上にはシロップもあるのですがこちらをかけても、そんなに甘くならず、大人のホットケーキという感じ。

僕はこれで十分だったのですが、女性達は100円プラスして、3枚重ねにしている人も多数。

滞在している間、つねに満席。やはり違う土地に行ったら、こういう隠れた人気の個人店を探すのが、やはり楽しいですね。と、再開発ビルを巡った後に、そう思いました。

■花時計
■東京都中央区日本橋1-7-12 北ビル B1F
■営業:11:00~16:00
■定休日:日祝
場所はこのへん

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