アイス工房ヴェルデ(武蔵砂川)

パンク

武蔵村山でチャリカフェ!
風香で食事した後、自転車にまたがろうとしたら空気が抜けていました。
一度、携帯したポンプで空気を入れてみたけれど、またすぐ抜ける。
やはりダートを走った時のイヤな予感は的中し、案の定パンクしていたのです。

遠出する時は近くに自転車屋さんがない可能性が高いので、
予備のチューブを持って出かけています。
ママチャリのパンク修理と違って、中のチューブごと交換してしまうのです。

事前にチューブ交換のHOW TOをyoutubeなどでチェックしておいたものの、
実際にやるのは、初。

最後に、タイヤをリムにはめるのに少し苦戦しましたが、
なんとか無事交換する事が出来ました。

さて、気を取り直して出発!
でも、アクシデントはこれだけではなかったのです。

看板

カフェテラス風香を出て20mぐらい行った所にこんな看板が。

アイス工房ヴェルデ

行ってみると、結構有名なお店らしく、車での来店者はもちろんの事、
サイクリストたちも結構いました。

黒板

すべてのメニューの素材にこだわっているお店で、
自家牧場での搾りたての新鮮な生乳を使用する他、
使う素材は、生産者や地域をにこだわりオープンにしています。

アイス

種類はかなりあります。
この中から、ミルクとワサビを乗せたダブル、320円をチョイス。

カップアイス

両方とも白かったので、わかりにくくなってしまいましたが、
ミルクとワサビが半々で入っています。
マニュアルでのピントを合わせでモタモタしていたら、溶け出してきました。
天気良かったもんなあ。

ミルクが濃厚で美味しいのは想像通りだったのですが、
ワサビが予想以上の旨さ。
普通、変わりアイスって「まあこんなもんか」ってぐらいなのですが、
ワサビのツーンとする具合が、爽やかさという表現ぐらいのちょうど良さ。

この日暑かったから、旨さが倍増して伝わったのかな?

■アイス工房ヴェルデ
■東京都武蔵村山市三ツ藤1-80-3
■営業:11:00 〜18:00
■定休日:火曜
場所はこのへん
お店のサイト

野山北公園

さて、アイスで一休みした後は、野山北公園の自転車道へ。
武蔵村山市は、東京で唯一鉄道の走っていない市と言いましたが、
その昔は走っていました。
とは言っても、人が乗るようの鉄道ではないですけれど…。
羽村山口軽便鉄道は、村山貯水池や山口貯水池のダム建設用砂利を
運搬する目的で設けられた、東京都水道局の工事用軌道です。

現在はそれが廃線となり、その跡地がサイクリングロードとなっているのです。

トンネル

サイクリングロードを走っていくと、道路の反対側にトンネルが見えました。
これを辿っていくと多摩湖に出ることが出来るというので、行ってみる事に。

横田トンネル

まず最初に現れたのが横田トンネル。

トンネル内部

内部はこんな感じ。
ひんやりはしているものの、不気味な感じではありません。

赤堀トンネル

続いては赤堀トンネル。

御岳トンネル

そして御岳トンネル。

山道

御岳トンネルを抜けると、ちょっとうっそうとした感じになってきて、
少しずつ不気味なムードが漂ってきます。

赤坂トンネル

さらに赤坂トンネル。
このトンネルが通れるのは、7時から18時までで、
時間が来ると、自動でシャッターが閉まってしまうそうです。
右手の茶色いBOXがそのシャッターの電源装置らしいです。

二叉

赤坂トンネルを抜けると、いきなりのダート道になっていました。
ここに来る前にダート道を端ってパンクしているだけに、なんだかいやな気分。
しかも、二叉に分かれています。

どっちだ?

迷ったあげくトンネルに対して直線に近い左手をチョイスする事に。
線路があった場所であれば、まっすぐの確率が高いと思ったのです。

トンネル

左手を選んだらトンネルはあったけど、うそー。
封鎖されている。
封鎖っていうより何かが封印さているような不気味な佇まい。
怖えええ!

山道

引き返して、先ほどの二叉を右に行ってみると、
今度は木が倒れて、道を半分ふさいでいます。
行けるのか?コレ?
…と、iphoneでマップをみようとしたら、まさかの圏外。

引き返そうとすると、来るときにはわからなかった二叉があり、
来た道と信じて行くと、行き止まり。
ドラゴンクエストのダンジョン状態。

そういえば、トンネルは時間で自動閉鎖されるんだったなあ。
山で迷っているうちに閉鎖されたら一巻の終わりだ。

かつて、デパートの屋上で、いくつかある出入り口を探しているうちに
順番に鍵をかけられて、閉じ込められそうになった事があります。
一瞬、それが頭をよぎったのですが、
下っている道を選べば、最終的には降りられるだろうと、
先ほどの倒木を越えて、思い切って進んでみる事に。
しばらくすると住宅地が見えて来ました。
まずは、ホッと一安心。

電波が通じたのでiphoneで地図を見てみると、多摩湖から逆に離れていました。

しかし、こうなると意地です。
遠回りしてでも多摩湖に行くことにしました。

多摩湖

やっとの思いでたどり着いた多摩湖。
結局、自転車道から多摩湖へ渡る道は見つからなかったけど、
別に、これはこれでいいのか。
遠回りだって人生だ。
…と自分に言い聞かせる。

自販機

帰り道、多摩湖サイクリングロードを下り、
八坂駅前の自販機で、飲み物を買おうとしたら、
まさかの「illy issimo」。
都内の高級スーパーにしか置いてないハズの品で、
しかも震災後に品薄になって、入手困難になっていた幻の品が、
こんな所の自販機に。

イリー

サイクリングロード脇のベンチで休憩。
念願のilly issimoを味わう。

あれ?甘い…。思ったより甘いぞ…。ええ?こんなに甘いの?

♪illy my love so sweet〜

Pocket
LINEで送る

カフェテラス風香(武蔵砂川)

五日市街道

久々に五日市街道を通って西へと向かいました。
以前走った時は、紅く彩られていたケヤキ並木も、爽やかな新緑へ。

上水桜通り

五日市街道の境橋交差点からは、玉川上水を挟んだ、反対側の道。
上水桜通りを行くと、車も少なく、サイクリングロード気分で走る事が出来ます。
実際、多くの自転車乗りの姿が。
ちなみに、この右手の森のような所が玉川上水で、
その川の向こう側に五日市街道が走っています。

玉川上水

その道をずーっと走り、小金井を過ぎて、小平の喜平橋まで来ると、
五日市街道が、玉川上水の左側にスイッチし、交通量が激増するので、
今度は反対側に渡り、上水を左手に見るように走ります。
こちらも道は空いていますが、車の一方通行が逆になって対面する形になるので、
少し注意が必要です。

遊歩道

立川通りと交差する小川橋の所まで来ると、玉川上水の両脇に舗装の道はなくなり
両サイドとも、土の遊歩道になります。
地元の人達はママチャリで、この道を行くのだけど、
クロスバイクの細いタイヤだと、ダートで小石などを踏んでパンクするのではないかと
ちょっと心配になり、少し行った所から脇道の住宅街に入りました。

玉川上水駅前

途中から、再び上水沿いの舗装路が現れ、それを辿っていくと玉川上水の駅前に。

玉川上水

その駅名の通り、駅前広場の地下を玉川上水が流れています。
ここから地下にもぐり、この後ろ側が駅前広場になっているのです。

さて、いつしか玉川上水をたどる旅みたいになっていますが、
ここからまたまた、川の両サイドがダート道へ。
少し走ったけど、やっぱり砂利とかが多くて、危険。
砕かれたような角の尖った小石があるし。

すっかり都会っコライダーみたいになってしまいましたが、
でも、やっぱりタイヤが心配なんだもん。

ざんぼり川

西武線の武蔵砂川の駅を過ぎてから、都道59号線の八王子武蔵村山線に入ります。
ここは「ざんぼり川」の脇を走っていて、
川の反対側に遊歩道があり、都道沿いは車道並みの歩道があり、
サイクリングロードみたいになっていました。

ざんぼり川

一級河川と書かれていたけど、覗いたら水はなく、お城の空堀みたいになっていました。
空堀って言っても城マニアにしかわかりませんかね。
水の入っていない堀の事で、中世のお城のほとんどが空堀で、
水を張るようになったのは、近世になってからです。

風香

さて、武蔵村山市でチャリカフェ。
そもそも武蔵村山市自体が、薬丸裕英さんの出身地という事ぐらいで、
あまりイメージがなかったのですが、
検索しても、あまりカフェが出てきませんでした。
あるにはあるのですが、日産の村山工場跡地に出来た
巨大ショッピングモールの中のチェーン店ばかりで、
その土地ならでは…という感じがありません。

やっと見つけたのが、そこから少し離れた所にある「カフェテラス・風香」です。

メニュー

そうえいば、ピラフとかって最近食べてないなあ…と思い惹かれたのですが
一番左上の「チー玉カレー」に、心を揺さぶられました。
コレにしよう!

店内

店内は、ほどよいアンティーク風。
目の前が公園になっているので、公園の緑も借景となって清々しい。

テラス席

外にはテラス席もあるので、
これからの時期は風を感じながらまったりするのもいいでしょう。
実際に、この後すぐ、ご近所の奥様達がこの席にやってきました。

チー玉カレー

さてさて、こちらがお待ちかねの「チー玉カレー」。
カレーの上にチーズの乗った焼きカレーで、見た目はドリア風。
チーズを割って中を覗くと、半熟状になった玉子が。
それを混ぜながらカレーを頂きます。

カフェというより、喫茶メニューという感じなんだけど、
なんだろう、愛情を感じる味なんだよな。

ご主人に「あの自転車で今日はどこから?」と話しかけられたのですが、
ご自身も自転車好きでロードバイクに乗っているそうです。
お店に来る前に、立川の昭和記念公園を一周してくるのが日課だとか。
「若かったら新宿ぐらいまで自転車で行ってみたいんだけどね」と。
山中湖あたりまで車に積んでいって、現地で走る事が多いそうです。

自転車乗りのお客さんも多いそうなので、
奥多摩方面への行き帰りの休憩などにいいかもですね。

■カフェテラス風香
■東京都武蔵村山市三ツ藤1-119-11
■営業:10:00〜18:00LO(節電の為)
■定休日:日祝
場所はこのへん

ちなみに最寄り駅を武蔵砂川としたけれど、
実は武蔵村山市には鉄道が通っていません。
市としては都内では唯一。
全体では、檜原村と日の出町の3つが鉄道のない市町村です。

地図

自転車で都内のカフェ制覇の旅。
久々の遠征で、武蔵村山市制覇の巻!

さて、意気揚々と出発したのだけれど、
この後、チャリカフェ初のアクシデントが待ち受けているのであった。
続きは次回…。

Pocket
LINEで送る